マイケル・ブレッカー・クインデクテッド
2004年2月13日 青山・ブルーノート東京。人気テナー・サックス奏者(20
00年3月2日)、なんと今回は、ホーン・セクションとスト
リングス・セクション付きの15人編成のバンドを率いてのも
の。おお、只のセクション奏者として、ピーター・ゴードン
、ボブ・シェパード、ロビン・ユーバンクスといった名手た
ちがいる。さすが、ステージ上にそれだけの人数がいると壮
観ではありますね。なんか、それだけで非常に手間がかかっ
た感じとか、リッチな感じが非常に増幅される。
大きな編成との共演……、凝ってて重厚な音の帯の上でゆ
うゆうと、ときにスリリングにソロを歌わせる。それは秀で
たソリストなら、やはり一度は取り組んでみたいものだろ
う。その絡みの部分の仕切り役はギル・ゴールドスタイン。
最後に彼のアコーディオンから始まった曲はアタマのほうが
アイリッシュ・トラッドっぽく、途中からジャズっぽくなる
という面白い構成のものだった。全体的な印象は保留。もう
少し、大胆な何かを示していても良かったかもしれない。そ
れから、今回マイケル・ブレッカーを見ていて思ったのは、
やっぱりテナー・サックス奏者は身長があったほうが吹き姿がいいナと
いうこと。その点、平均的な日本人は小さなアルトのほうが
持っていては様になる。逆に、アーサー・ブライスのような
大きめの人がアルトを吹くと、楽器がちょっと小さすぎると
感じ、音がきつく感じてしまう。まあ、全盛期の彼は、刺激
的なサウンドに乗ってリードをビリヒリ鳴らしている
というところが快感でもあったわけだけど。
00年3月2日)、なんと今回は、ホーン・セクションとスト
リングス・セクション付きの15人編成のバンドを率いてのも
の。おお、只のセクション奏者として、ピーター・ゴードン
、ボブ・シェパード、ロビン・ユーバンクスといった名手た
ちがいる。さすが、ステージ上にそれだけの人数がいると壮
観ではありますね。なんか、それだけで非常に手間がかかっ
た感じとか、リッチな感じが非常に増幅される。
大きな編成との共演……、凝ってて重厚な音の帯の上でゆ
うゆうと、ときにスリリングにソロを歌わせる。それは秀で
たソリストなら、やはり一度は取り組んでみたいものだろ
う。その絡みの部分の仕切り役はギル・ゴールドスタイン。
最後に彼のアコーディオンから始まった曲はアタマのほうが
アイリッシュ・トラッドっぽく、途中からジャズっぽくなる
という面白い構成のものだった。全体的な印象は保留。もう
少し、大胆な何かを示していても良かったかもしれない。そ
れから、今回マイケル・ブレッカーを見ていて思ったのは、
やっぱりテナー・サックス奏者は身長があったほうが吹き姿がいいナと
いうこと。その点、平均的な日本人は小さなアルトのほうが
持っていては様になる。逆に、アーサー・ブライスのような
大きめの人がアルトを吹くと、楽器がちょっと小さすぎると
感じ、音がきつく感じてしまう。まあ、全盛期の彼は、刺激
的なサウンドに乗ってリードをビリヒリ鳴らしている
というところが快感でもあったわけだけど。