南青山・ブルーノート東京。受け付けフロアに降りると、
いつもと違いムワっとアメリカ(的と感じる)香水の匂いが
。わ、なんで〜。

 新作からの曲はぜんぜんやらず、「さあ、1959年に戻って
みよう」みたいな感じで古い曲をかます。前回(2001月12月
6日)はメドレーで済ませたものもあったし、今回のほうが
きっちり旧曲をやったという印象も。初期の「シャウト」と
か「ツイスト&シャウト」は過去の来日公演でやってたっけ
か? 初めて聞くような気もするが。でも、聞けてとっても
うれしい。

 いいバンドとともに、実にこなれたソウル・ショウを美味
しく繰り広げる。なんど見ても、絶対にいいいいいいい、い
い。と頷いちゃう。ちょっとリメイクした感じの、後半にや
ったシールズ&クロフツ原曲「サマー・ブリーズ」なんかも
本当に心地よかった。この日はセカンド・ショウを見たが、
1時間半ぐらいはやったはず。もう、途中でダンサーも出て
きたりとか、その黒人芸能体質ムンムンのステージ運びはこ
れまでのホール公演同様のもの。しかし、それが至近距離で
、お酒をがんがん飲みながら接することができるのはマジに
至福。アーニー・アイズレーはギターの糸巻部分に薔薇の造
花を付けていたが、それはスペアのギターも同様。なだけで
なく、足元のエフェクター群にもそれをいくつも付けていて
いた。