トゥイン・デンジャー
2013年4月16日 音楽 トゥイン・デンジャーはシャーデーの初期からの重要メンバーである、スチュアート・マシューマン(ギター、サックス)が組んでいるバンド。シャーデーは思い出した頃にアルバムを出し、ツアーをやっている(彼女もプリンスと同じく、あまり日本を視野に入れないライヴを行っているな。アルバムだしたときに日本向けの電話インタヴューを受けてはいるはず〜ぼくも『ラヴァーズ・ロック』のときにやったことがあった〜で、日本が嫌いなわけではないだろうけど)わけで、スチュワートにとって空いた間はたっぷり。ゆえに、彼はスウィートバックというユニットでアルバムを出したり、サントラを担当したり、マックスウェルやエステロらのプロダクションに関わったりしてきている。そして、トゥイン・デンジャーも2010年ごろには今に繋がる実態はあったはずで、有名人/気鋭の人満載の2011年リリースの好コンピ『レッド・ホット+リオ2』にも、彼らは1曲提供している。
六本木・ビルボードライブ東京、セカンド・ショウ。ヴァネッサ・ブレイという白人女性歌手をフィーチャーし、他にテナー・サックス、トランペット、キーボード/コーラス、ギター、ウッド・ベース、ドラムという構成。なんと、マシューマンはテナー・サックス(1曲、クラリネットも吹いた)に専念。非ジャズの奏者としては、かなり吹ける。先の『レッド・ホット+リオ2』提出曲はマシューマンとブレイの共作曲だったが、彼らのレパートリーの多くは2人の共作曲なのかな? 中盤では、ジャズ・スタンダードも料理して披露。
ブレイの歌はけっこうブリストル系サウンドに合いそうな癖を有するとぼくは数少ないマテリアルで判断していたが、実演においてはもう少しサラリとした感じを持つ。ギターを持つときも少々ながらそれはお飾り、それと2曲ほどはキーボードを押さえながら歌う。基本は、UKらしいジャジー・ポップのグループ。一部の曲は、やはりシャーデーのそれをちょい想起させもするか。そして、トゥイン・デンジャーの場合はどこかレトロな情感を持つ曲が少なくないことも指摘できるだろう。
追記) ヴァネッサ・ブレイは、なんと、あのポール・ブレイ(1999年6月1日)の娘であるよう!
▶過去の、ポール・ブレイ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/livejune.htm
<今日の、出演者>
アンコールのとき、面々はとってもうれしそうに、改めてステージにあがった。ほんと皆さん、音楽をやり、客から拍手をもらう歓びを直裁に出していた。しかし、マシューマンは50歳ぐらいになっていても不思議はないのだが、若い感じあるナ。実は、そんなトゥイン・デンジャーは米国ブルーノートからアルバムを出すはずであった。ものの、彼らを担当しようとしていた社員A&Rのイーライ・ウルフが退社してしまったため(ドン・ワズ〜2013年2月15日〜入社と前後する?)、その話はなしになってしまったよう。話はとぶが、そのウルフさんはブルーノートのジャム・バンド路線やアダルト・ポップ路線を押し進めた現場の代表者。ノラ・ジョーンズ(2012年11月8日、他)も彼が担当していた。今はなきマサチューセッツ州のバーク・フェス(2000年8月13〜15日)に行ったときに紹介されたことがあったけど、痩身でとっても喧嘩が弱そうな人でありました。
六本木・ビルボードライブ東京、セカンド・ショウ。ヴァネッサ・ブレイという白人女性歌手をフィーチャーし、他にテナー・サックス、トランペット、キーボード/コーラス、ギター、ウッド・ベース、ドラムという構成。なんと、マシューマンはテナー・サックス(1曲、クラリネットも吹いた)に専念。非ジャズの奏者としては、かなり吹ける。先の『レッド・ホット+リオ2』提出曲はマシューマンとブレイの共作曲だったが、彼らのレパートリーの多くは2人の共作曲なのかな? 中盤では、ジャズ・スタンダードも料理して披露。
ブレイの歌はけっこうブリストル系サウンドに合いそうな癖を有するとぼくは数少ないマテリアルで判断していたが、実演においてはもう少しサラリとした感じを持つ。ギターを持つときも少々ながらそれはお飾り、それと2曲ほどはキーボードを押さえながら歌う。基本は、UKらしいジャジー・ポップのグループ。一部の曲は、やはりシャーデーのそれをちょい想起させもするか。そして、トゥイン・デンジャーの場合はどこかレトロな情感を持つ曲が少なくないことも指摘できるだろう。
追記) ヴァネッサ・ブレイは、なんと、あのポール・ブレイ(1999年6月1日)の娘であるよう!
▶過去の、ポール・ブレイ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/livejune.htm
<今日の、出演者>
アンコールのとき、面々はとってもうれしそうに、改めてステージにあがった。ほんと皆さん、音楽をやり、客から拍手をもらう歓びを直裁に出していた。しかし、マシューマンは50歳ぐらいになっていても不思議はないのだが、若い感じあるナ。実は、そんなトゥイン・デンジャーは米国ブルーノートからアルバムを出すはずであった。ものの、彼らを担当しようとしていた社員A&Rのイーライ・ウルフが退社してしまったため(ドン・ワズ〜2013年2月15日〜入社と前後する?)、その話はなしになってしまったよう。話はとぶが、そのウルフさんはブルーノートのジャム・バンド路線やアダルト・ポップ路線を押し進めた現場の代表者。ノラ・ジョーンズ(2012年11月8日、他)も彼が担当していた。今はなきマサチューセッツ州のバーク・フェス(2000年8月13〜15日)に行ったときに紹介されたことがあったけど、痩身でとっても喧嘩が弱そうな人でありました。