青山・プラッサオンゼ。この２日から30＋１周年を祝い、帯で行われている特別出し物の最終日。なんでも、会期中一番人を集めたのは、Bophanaの再結成ライヴであったという。

　この日は、コモブチキイチロウ（2012 年11月11日、他）がリーダーシップを取るスペシャル・バンドに、前田優子（2012年４月10日）やTOYONO（2010年12月22日、他）ら同所と縁の深いシンガーたちが加わるというもの。ブラジル人のパーカッション奏者が思うまま歌ったり、イケ面のブラジル人ギタリスト（なかなか弾ける人）が飛び入りしたり。いろいろ。もう、混んでいました。最後の最後に、コモブチが作ったという、プラッサ・オンゼ讃歌が熱狂のもと繰り広げられる。

　会期中、飲み物はすべて500円でサーヴ。いったい、どれぐらいお酒は出たのか。また、パウロ・セザール・ピニェイロやアルセル・マイアらブラジル人アーティストがプラッサのためにかつて書いた曲や、ダヂやモレーノ・ヴェローゾらのここでのライヴ曲を収めた記念CDも作られ、1000円で販売。それは、アマゾンでも購入できるようだ。……その輝かしい歴史を柱に、今後もあったかく続きますように。

＜今年も、寒くなってきた＞
　というわけで、人との話もそういう話題が多くなる。なんか、冬場はヒートテックの下着を離せないという人がけっこういるみたい。実はぼく、ヒートテックの衣料を１枚も持っていない。だいぶ前には買おうとしたことがあった。でも、品切れで買えなかった。その後、まあいいかとなって現在に至るのだが、知人の着ているヒートテック素材のシャツをちょい見せてもらって、こんなの着るのはなんか勘弁と今はなっている。あの光沢とか、化繊の薄い素材の感じが、ぼくはかなり生理的にイヤ。あんなの着ているのを異性に見られたくない。とか、ある取材の後に20歳は年下だろう女性編集者に話したら、私も着ていますとさらりと返されちゃったんだけど。ま、もっと寒さに弱くなったら、そんなことも言っていられなくなり、着るようになるのかもしれないが。だって、ヒートテックを身につけている人はすぐに検温できない（身体が暖まり、実体温より数値が高く出てしまう。と、医療従事者から聞いたことがある）そうで、相当身体が温まるのは疑いがないようだから。