メヒナ・サリニャーナ
2012年3月30日 音楽 女優で名をなした後に音楽界にも進出した、メキシコ人シンガー・ソングライター。まず一人で出てきて、暗めの曲を、電気キーボード弾き語り。おお、根性あるオープナー選び。天衣無縫な感覚も与える人だが、歌声は意外に太目なんだな。以下はバンドが加わって、和気あいあいとパフォーマンス。MCの感じはイメージ通り、いい人であるのもよく伝わってくる。メキシコは何気に秀逸なオルタナなロック/ポップを生んでいるという印象があるが(あー、もう少し追いかけなきゃ)、どこかコード使いもおいしい、少し定石を外す感覚を持つポップスを送り出す。楽曲はスペイン語のほうが多かったのかな。新作は米国制作で、TVオン・ザ・レディオのデイヴ・シーテック(彼、ジェインズ・アディクションに入ると昨年アナウンスされたっけ?)やグレッグ・カースティン(2007年4月25日)らがプロデュースしていて、そこにはザ・マーズ・ヴォルタ(2008年6月13日、他)のオマー・ロドリゲスも録音参加していた。MCによれば、ギター、鉄琴/タンバリン/コーラス(女性)、ギター、ベース(鍵盤ベースも兼用)、ドラムという編成のバンド員は皆アメリカ人で、ブルクリン界隈に住んでいるようだ。六本木・ビルボードライブ東京、ファースト・ショウ。
<今日の、風と灯り>
風が強い。春一番と言っていいんだろうか。また、近くの目黒川の両側に提灯がずらり吊るされ、夜は電気もつけられていた。まだ、咲いてはいないけど。
<今日の、風と灯り>
風が強い。春一番と言っていいんだろうか。また、近くの目黒川の両側に提灯がずらり吊るされ、夜は電気もつけられていた。まだ、咲いてはいないけど。