コブラ・スターシップ。ブランフォード・マルサリス
2010年3月8日 音楽 恵比寿・リキッドルーム。昨日の項で、客の熱烈な反応について触れているが、今日もそれについては破格なもんがあった。凄かった。そんなコブラ・スターシップはNYの態度の軽いダンス・ロック・バンド。で、サマーソニックやフジ・ロックにも出演歴アリというが、会場入りし入場者を見て、まずはうなる。多くは10代のようで女性が多く、フツーのロック系公演客の感じとは違う。もう、完全に歌謡アイドル系ですね。で、やる曲もその手のダンス・ポップをバンドでやっているという感じ。
ヴォーカル、ギター、ベース(鍵盤ベースも使う)、ショルダー・キーボード(女性)、ドラマーという布陣にて、同期音併用のもと、あっけらかんとコンパクトにまとまった曲を大歓声のなか開いて行く。とにかく感心しちゃったのは、メンバーの物腰/ステージマナー。これだけ受けてたら尊大さが顔を出してもおかしくないのに、彼らはイキがらず笑顔&真心にてショウを遂行。オ客様ハ神様デス……。うわあ、プロ意識たっぷり、人間できている! その様にはちょっとびっくり。すごいすごい。音楽性はちゃらいが実演能力は上々、歌は前に出ているし、ドラマーやギタリストはけっこう腕がたつと思わされた。
続いて、南青山・ブルーノート東京。現代ジャズ界を代表するサックス奏者(2001年10月24日。今はテナーとソプラノを吹く)のワーキング・グループを見る。もう、ハード・ロックならぬ、ハード・ジャズ。もう、笑っちゃうぐらいに。共通理解項をもとに、後は行くしかねえべ的に腕に覚えりまくりの奏者たちが絡まり、突っ走って行く。
彼は長年、顔ぶれが同じグループを率いて録音&ライヴをやってきているが、今回ドラマーはジェフ・ワッツ(2007年12月18日)からフィラデルフィア育ち若手のジャスティン・フォークナーという人物に変わっていたが、その叩き口がまたうれしい。どんなハード・コア・(ロック・)バンドにも入れるんじゃないか、なんてね。実は、この帯公演のアタマの3日間はピアニストのジョーイ・カルデラッツオが来日できなかったようで、片倉真由子と小曽根真という米国の活動歴/コネクションも持つピアニストが代役で入ったようだが、どうだったんだろ? この晩のようなお互いを分かり合っての濃密さや諧謔〜破綻の表出はなかったろうが、一期一会的なジャズをジャズたらしめる何かはあふれるものだったかも。
ヴォーカル、ギター、ベース(鍵盤ベースも使う)、ショルダー・キーボード(女性)、ドラマーという布陣にて、同期音併用のもと、あっけらかんとコンパクトにまとまった曲を大歓声のなか開いて行く。とにかく感心しちゃったのは、メンバーの物腰/ステージマナー。これだけ受けてたら尊大さが顔を出してもおかしくないのに、彼らはイキがらず笑顔&真心にてショウを遂行。オ客様ハ神様デス……。うわあ、プロ意識たっぷり、人間できている! その様にはちょっとびっくり。すごいすごい。音楽性はちゃらいが実演能力は上々、歌は前に出ているし、ドラマーやギタリストはけっこう腕がたつと思わされた。
続いて、南青山・ブルーノート東京。現代ジャズ界を代表するサックス奏者(2001年10月24日。今はテナーとソプラノを吹く)のワーキング・グループを見る。もう、ハード・ロックならぬ、ハード・ジャズ。もう、笑っちゃうぐらいに。共通理解項をもとに、後は行くしかねえべ的に腕に覚えりまくりの奏者たちが絡まり、突っ走って行く。
彼は長年、顔ぶれが同じグループを率いて録音&ライヴをやってきているが、今回ドラマーはジェフ・ワッツ(2007年12月18日)からフィラデルフィア育ち若手のジャスティン・フォークナーという人物に変わっていたが、その叩き口がまたうれしい。どんなハード・コア・(ロック・)バンドにも入れるんじゃないか、なんてね。実は、この帯公演のアタマの3日間はピアニストのジョーイ・カルデラッツオが来日できなかったようで、片倉真由子と小曽根真という米国の活動歴/コネクションも持つピアニストが代役で入ったようだが、どうだったんだろ? この晩のようなお互いを分かり合っての濃密さや諧謔〜破綻の表出はなかったろうが、一期一会的なジャズをジャズたらしめる何かはあふれるものだったかも。