アシュフォード&シンプソン
2009年11月20日 音楽 レイ・チャールズ、マーヴィン・ゲイ&タミー・テレル、ダイアナ・ロス、チャカ・カーンらのものをはじめ様々な名曲を60年代中期から提供し、70 年代に入ると自らもパフォーマーとして活動するようになった夫婦デュオの実演……。ピアノ、キーボード(白人のおばさんだったが、コーラスを本当にうれしそうに取っていた)、ギター、ベース、ドラム、バッキング・シンガーという布陣。もう次から次へと、聞く者を幸せなキブンにさせるメロディアスで張りのあるソウル曲が送り出される。その様に触れながら、彼らは米国黒人音楽史のある種の部分をしっかりと担っている偉人チームなのだなと思わずにはいられず。2、3曲でヴァレリーは少しピアノを弾いたりも。いい感じぢゃん。たぶん、旦那のニコラス・アシュフォードは歌詞のほう、女房のヴァレリー・シンプソンのほうは旋律のほうの主導権を取ってきているのではないかな。
今回、生の場で円満な気持ちのもと開かれる楽曲群を聞いて感じずにはいられなかったのは、それらの骨幹をなすのは正統なゴスペル感覚であるということ。それを、二人は同時代的なテーマ(ストーリー)や洗練を与えて、その時々の輝かしいR&B楽曲にしていた! すばらしい、手練。アシュフォードは1942年生まれ(ジミ・ヘンドリックスと同じ)で、シンプソンは1946年生まれ。とくに、アシュフォードのほうは全然ふけないなあ。シンプソンは少しふとったが、可愛らしさを維持。そんなお二人、いまだ仲が良さそうなのはなにより。なんでも、シンプソンのほうがオフでは主導権を握っているそう。
南青山・ブルーノート東京(セカンド・ショウ)。今年早々にライヴのCDとDVDが出たのは知っていたが、買ってはいなかった。買いにいかなきゃ。
今回、生の場で円満な気持ちのもと開かれる楽曲群を聞いて感じずにはいられなかったのは、それらの骨幹をなすのは正統なゴスペル感覚であるということ。それを、二人は同時代的なテーマ(ストーリー)や洗練を与えて、その時々の輝かしいR&B楽曲にしていた! すばらしい、手練。アシュフォードは1942年生まれ(ジミ・ヘンドリックスと同じ)で、シンプソンは1946年生まれ。とくに、アシュフォードのほうは全然ふけないなあ。シンプソンは少しふとったが、可愛らしさを維持。そんなお二人、いまだ仲が良さそうなのはなにより。なんでも、シンプソンのほうがオフでは主導権を握っているそう。
南青山・ブルーノート東京(セカンド・ショウ)。今年早々にライヴのCDとDVDが出たのは知っていたが、買ってはいなかった。買いにいかなきゃ。