ザ・スリー・ディグリーズ
2009年12月1日 音楽 師走だァ。それについて、感想を挟むのはヤメよう。むなしくなる部分もあるので。今年はいつもより忘年会のたぐいの誘いが多いな......。年の瀬、遊びも仕事もスマートにこなさなきゃ。で、さっそくプチ忘年会気分で飲んだ後に、丸の内・コットンクラブ(セカンド・ショウ)。
フィラデルフィア・ソウルの大御所の女性3人組コーラス・グループの出演。70年代の全盛期は当然の事、近年もけっこうやってきているはずだが、ぼくは今回初めて見るし、オリジナルのシンガーはいるのかとか全然気にもとめずに行く。二人はオリジナルに近く、もう一人もここ20年近くかかわっているようだが、なんにせよ、ちゃんと日々営業をやっているなら、ぜったい変な訳はないしネ。バンドは2キーボード、ギター、ベース、ドラムという編成で、みんな黒一色の格好。ながら、ベーシスト(途中で、ちょい歌ったりも)だけは縞のシャツを着ていて、彼はミュージカル・ディレクターとか。
フィリー・ソウルって、バブリー・ソウルという言い方も少しできる? オーケストレイションもばっちり決めてゴーシャスかつメロウに行こうとしたその表現は、60年代中期以降に意気高揚していった都市型米国黒人文化の最後の粋のようなものだったのかもしれない。そのハウス大型バンドはM.F.S.B.(Mother,Father,Sister,Brotherの略)といった。で、そんなノリに、スリー・ディグリーズは明解なお色気や官能をまぶすことで人気を得て、あっと驚くぐらい日本でも(本国を超えるほどに?)人気を得たはずだ。当時、ぼくはイキがったロック小僧だったから、歌謡曲界ノリも感じさせた彼女たちのことはほぼスルーしていたけど。
そんな彼女たちは現在いろいろカヴァーもやるという話は聞いていたが、オープナーとクローザーはE.W.&F.(2006年1月17日)の曲やんけ。そういえば、2曲目にやったのはマイケル・ジャクソンの「ワナ・ビー・スターティン・サムシン」。今年、来日アーティストがジャクソン曲をやるのを何度きいたろう? 09年というのは、そういう年であったんだよなあ。なんで、「ソウル・トレイン」のテーマ曲はやらねえんだァとか、いろいろツっこみ所はあるのだが、なんか楽しかった。フぁーっていう感じの、ウィスパー気味のいい感じのコーラスは彼女たちの専売特許(だよな?)でウフフ。主役の3人はみんな胴は太めだが、足首は細くて綺麗。それを何度も確認する自分を認知して、オレは足首フェチなのかとふと思う。3人はマイクを手に持つときは、マイク・スタンドをさりげなく低く縮ませる。それ、スタンドで顔や姿が隠れないようにいう配慮か。それも、シュービズの一つの流儀なり。
繰り返しになるが、70年台中期ぐらいはかなり日本の一般家庭に入り、日本語曲もいろいろ吹き込んだよう。知り合いは、ユーチューブにキャンディーズの曲を彼女たちが日本語で歌っている映像がアップされていると言っていた。この晩も1曲は日本語で歌ったはずだが、<海外アーティストが日本語で歌うこと、その歴史>、そんなのを誰かまとめないか。日本の洋楽享受側面史としてそれはアリだと思うが。ともあれ、さすが日本慣れしていて、彼女たちの日本語のヴォキャブラリーはすごーく豊富。慣れた感じで、客をいじったりも。
なんか、思っていた以上に盛り上がる。で、そのあとショット・バーで軽く飲んで終電気味で素直に帰宅するはずが、どんどん楽しくなっちゃって銀座のほうに流れる。結局、朝まで。あー。後で、ほとんど記憶にない写メが送られてきて、ビビ√る。おいおい。
フィラデルフィア・ソウルの大御所の女性3人組コーラス・グループの出演。70年代の全盛期は当然の事、近年もけっこうやってきているはずだが、ぼくは今回初めて見るし、オリジナルのシンガーはいるのかとか全然気にもとめずに行く。二人はオリジナルに近く、もう一人もここ20年近くかかわっているようだが、なんにせよ、ちゃんと日々営業をやっているなら、ぜったい変な訳はないしネ。バンドは2キーボード、ギター、ベース、ドラムという編成で、みんな黒一色の格好。ながら、ベーシスト(途中で、ちょい歌ったりも)だけは縞のシャツを着ていて、彼はミュージカル・ディレクターとか。
フィリー・ソウルって、バブリー・ソウルという言い方も少しできる? オーケストレイションもばっちり決めてゴーシャスかつメロウに行こうとしたその表現は、60年代中期以降に意気高揚していった都市型米国黒人文化の最後の粋のようなものだったのかもしれない。そのハウス大型バンドはM.F.S.B.(Mother,Father,Sister,Brotherの略)といった。で、そんなノリに、スリー・ディグリーズは明解なお色気や官能をまぶすことで人気を得て、あっと驚くぐらい日本でも(本国を超えるほどに?)人気を得たはずだ。当時、ぼくはイキがったロック小僧だったから、歌謡曲界ノリも感じさせた彼女たちのことはほぼスルーしていたけど。
そんな彼女たちは現在いろいろカヴァーもやるという話は聞いていたが、オープナーとクローザーはE.W.&F.(2006年1月17日)の曲やんけ。そういえば、2曲目にやったのはマイケル・ジャクソンの「ワナ・ビー・スターティン・サムシン」。今年、来日アーティストがジャクソン曲をやるのを何度きいたろう? 09年というのは、そういう年であったんだよなあ。なんで、「ソウル・トレイン」のテーマ曲はやらねえんだァとか、いろいろツっこみ所はあるのだが、なんか楽しかった。フぁーっていう感じの、ウィスパー気味のいい感じのコーラスは彼女たちの専売特許(だよな?)でウフフ。主役の3人はみんな胴は太めだが、足首は細くて綺麗。それを何度も確認する自分を認知して、オレは足首フェチなのかとふと思う。3人はマイクを手に持つときは、マイク・スタンドをさりげなく低く縮ませる。それ、スタンドで顔や姿が隠れないようにいう配慮か。それも、シュービズの一つの流儀なり。
繰り返しになるが、70年台中期ぐらいはかなり日本の一般家庭に入り、日本語曲もいろいろ吹き込んだよう。知り合いは、ユーチューブにキャンディーズの曲を彼女たちが日本語で歌っている映像がアップされていると言っていた。この晩も1曲は日本語で歌ったはずだが、<海外アーティストが日本語で歌うこと、その歴史>、そんなのを誰かまとめないか。日本の洋楽享受側面史としてそれはアリだと思うが。ともあれ、さすが日本慣れしていて、彼女たちの日本語のヴォキャブラリーはすごーく豊富。慣れた感じで、客をいじったりも。
なんか、思っていた以上に盛り上がる。で、そのあとショット・バーで軽く飲んで終電気味で素直に帰宅するはずが、どんどん楽しくなっちゃって銀座のほうに流れる。結局、朝まで。あー。後で、ほとんど記憶にない写メが送られてきて、ビビ√る。おいおい。