グレゴリー・アンド・ザ・ホウク
2009年7月13日 音楽 在NYのシンガー・ソングライター、メレディス・ゴドリーのソロ・ユニットを渋谷・オネストで見る。基本は彼女のギターの弾き語り、一部は男性一人が加わって、ギターかドラムを控え目に弾く。ゴドリー嬢は痩せっぽちな女性。中学校のころだと快活なスポーツ系男子から排除されそうなタイプ、とふと思ったか。どこか所在なげな、気分屋少女的ヴォイスを中央に置く、淡いスチーリーテリング表現。レースのカーテン越しに入ってくる陽光がベッドの上に描くぼんやりした紋様をプライヴェイトなシンガー・ソングライター表現に移した感じ、とも説明したくなるか。アルバム(新作『モーニー・アンド・キャッチ』はマイス・パレードのアダム・ピアースのプロデュース)で聞けるようなイメージを広げるバッキング音がついていると印象は変わると思うが。