フランク・マッコム

2007年12月28日
 この秀でたシンガー/コンポーザー/キーボーディストについてのぼくの
所見は前回公演の項(2006年12月7日)で書いたとおりだ(他に、2004年4
月15日、2004年5月10日、2006年9月3日)が、過去の単独公演のときよ
りけっこう歌ったかも、いやインスト部が邪魔に感じる部分が少ないナとい
う感想をもった。やはり鍵盤ソロもけっこう取るのだがそれが不毛じゃなく
聞こえるときが多かったし、前回と違いリズム隊の音が大きくなかったのも
幸いした(前回と同じく、ベース、ドラム、打楽器がサポート。ベーシスト
だけ留任しているよう)。ただ、マッコムの歌はもう少しPAから大きく出し
てもいいと思ったかな。それ、過去より彼の歌声が伸びていなかったと
いう、ぼくの印象から来るものかもしれない。亡くなったオスカー・ピー
ターソンに捧げますと言って、スティーヴィー・ワンダーの「リボン・イン
・ザ・スカイ」を披露したりも。丸の内・コットンクラブ、セカンド・ショ
ウ。07年のライヴはこれにて打ち止め也。