チェカ

2007年12月7日
 代官山・晴れたら空に豆まいてで、カーボベルデのシンガー・ソングライ
ターを見る。基本、呑気な人物。島では釣り(もぐり)ばかりしているそう
。電気ベースと打楽器奏者がサポート、一人はポルトガルに住んでいるよう
だが、ともにカーボベルデ人のようだ。ラウル・ミドン(2007年11月26日
)のような技巧にたけた人に触れたばかりだと驚かないが、パーカッシヴな
ギター奏法は現地のパーカッション演奏の妙味をなんとかギター奏法に移そ
うとして会得したとか。

 彼のマネイジャーはマイラ・アンドラーデ(2007年10月25日)と同じパリ
在住の長痩身の人。先日セヴィーリャで会ったばかりなのに声を掛けられな
いとぜんぜん気づかないオレって……。でも、あのときアンドラーデの取材
を10分でやれと言ってきたりして(結局、25分ぐらいはやったけど。ラティ
ーナ誌の1月号にインタヴューが出ます)、ヤな奴だったんだよな。オマエ
なんかとはあんときゃちゃんと挨拶してねー。今回、やあやあという感じで
少し話をしたところ、ブラジル人の彼はレニーニ(2000年6月16日)のマネ
イジャーをかつてやっていて、日本に3度来たことがあるそうな。レニーニ
とけっこう似ているナと思ったら、血縁関係はないもののよく兄弟に間違え
られたりしたそう。その関係で、チェカの次作はレニーニがプロデュースし
ている。ショウ終了後、流れた飲み屋で某レコード会社邦楽宣伝ウーマンの
転勤お別れ会に遭遇。懐かしい人といろいろ会う。そういう引きがまたここ
のところ、強いんだよなー。