マーカス・ミラー(ジーン・ベイラー)
2007年12月13日 電気ベースの人気者(2006年9月3日、他)、六本木・ビルボードライブ
東京のファースト・ショウ。毎度の面子(そっか、前回もギターレスの編成
だったんだ)による、マーカス・ミラー流儀横溢のショウ。キーボードのボ
ビー・スパークスはホーナーのクラヴィネット他ヴィンテージのキーボード
をずらりと並べる。ハーモニカのクレゴア・マレ(2004年9月7日、他)は
普通のホーン・セクションのように使われたりするが、それだと音が埋もれ
ちゃっていた。ぼくの今回のミラー実演の最大の興味はジャネイ(ノーティ
・バイ・ネイチャー人脈でデビューした女性二人組。「ヘイ・ミスター・D
J」という94年大ヒット曲あり)にいたジーン・ベイラー(昔は、ジーン・
ノリスと名乗る)がゲスト・シンガーとして同行していたこと。彼女は2曲
しか歌わなかったけど、柳腰的な滑らかさのなかに少しキリっとした質感を
感じさせる歌声は健在。かなり、崩した歌い方も見せていて、その手法も問
題ない。
このハコはステージ裏がガラス張りになっていて、それを通して東京メト
ロポリス夜景が鮮やかに見えるようになっている。演奏中はデカいカーテン
がしかれ夜景は隠れるが、ライヴが終わりるとカーテンが開いて再び夜景が
さーと広がる。ぼくが見た回は本編が終わるとすぐに客電がつけられてしま
ったのだが、ミラーたちは再び出てきてアンコールを演奏(タワー・オブ・
パワーの「ホワット・イズ・ヒップ」)。そのとき、後ろのカーテンは開け
られたままだったのだが、注意が削がれる感じもなかったし、音もそれほど
変わる感じもしなかったし、ここのライヴはそれで行ったほうがいいんじゃ
ないか。その方がキブンです。
終了後、誘われたので、楽屋に行く。プージーやマレは、それぞれにリ
ーダー・アルバムを練っている。ベイラーさん(たぶん、イエロージャケッ
ツのドラマーのマーカス・ベイラーと結婚して、苗字が変わったんだと思う
)に「ルックス変わらないね」(けっこう、そうなの)と言うと、喜ぶ。で
、自己プロデュース中心の5曲入りのCDをもらったが相当いい。大人のし
なやかR&B、うちアンソニー・ベル(ジル・スコット、ラヒーム・デヴォ
ーン他)が制作した曲は8分半のピアノだけをバックにするもの。どこか、
曲増やして出さないかな。
深夜、そんなに苦労せずにタクシー(そいうやあ飲むと、いつタクシー代
があがったんだという話になるな)を拾う。ホっ。ところで、アイク・ター
ナーが死んだ。2003年に入国できなかった(2003年5月25日の項、参照
のこと)のはかえすがえす残念……。
東京のファースト・ショウ。毎度の面子(そっか、前回もギターレスの編成
だったんだ)による、マーカス・ミラー流儀横溢のショウ。キーボードのボ
ビー・スパークスはホーナーのクラヴィネット他ヴィンテージのキーボード
をずらりと並べる。ハーモニカのクレゴア・マレ(2004年9月7日、他)は
普通のホーン・セクションのように使われたりするが、それだと音が埋もれ
ちゃっていた。ぼくの今回のミラー実演の最大の興味はジャネイ(ノーティ
・バイ・ネイチャー人脈でデビューした女性二人組。「ヘイ・ミスター・D
J」という94年大ヒット曲あり)にいたジーン・ベイラー(昔は、ジーン・
ノリスと名乗る)がゲスト・シンガーとして同行していたこと。彼女は2曲
しか歌わなかったけど、柳腰的な滑らかさのなかに少しキリっとした質感を
感じさせる歌声は健在。かなり、崩した歌い方も見せていて、その手法も問
題ない。
このハコはステージ裏がガラス張りになっていて、それを通して東京メト
ロポリス夜景が鮮やかに見えるようになっている。演奏中はデカいカーテン
がしかれ夜景は隠れるが、ライヴが終わりるとカーテンが開いて再び夜景が
さーと広がる。ぼくが見た回は本編が終わるとすぐに客電がつけられてしま
ったのだが、ミラーたちは再び出てきてアンコールを演奏(タワー・オブ・
パワーの「ホワット・イズ・ヒップ」)。そのとき、後ろのカーテンは開け
られたままだったのだが、注意が削がれる感じもなかったし、音もそれほど
変わる感じもしなかったし、ここのライヴはそれで行ったほうがいいんじゃ
ないか。その方がキブンです。
終了後、誘われたので、楽屋に行く。プージーやマレは、それぞれにリ
ーダー・アルバムを練っている。ベイラーさん(たぶん、イエロージャケッ
ツのドラマーのマーカス・ベイラーと結婚して、苗字が変わったんだと思う
)に「ルックス変わらないね」(けっこう、そうなの)と言うと、喜ぶ。で
、自己プロデュース中心の5曲入りのCDをもらったが相当いい。大人のし
なやかR&B、うちアンソニー・ベル(ジル・スコット、ラヒーム・デヴォ
ーン他)が制作した曲は8分半のピアノだけをバックにするもの。どこか、
曲増やして出さないかな。
深夜、そんなに苦労せずにタクシー(そいうやあ飲むと、いつタクシー代
があがったんだという話になるな)を拾う。ホっ。ところで、アイク・ター
ナーが死んだ。2003年に入国できなかった(2003年5月25日の項、参照
のこと)のはかえすがえす残念……。