リトル・マン・テイト。サム・ムーア
2006年11月14日 まず、代官山・ユニットで、英国シェフィールド出身の新鋭リトル・マン
・テイトを見る。モッズぽいと言い方もあるだろう、サクっとしたビート・
バンド。みんな格好良くないが、妙な媚びや甘さもなく、なかなかの好印象
。が、次のライヴ時間が迫り、途中退出。
そして、南青山・ブルーノート東京。オーティス・レディングとともにア
トランティッック・ソウルを代表したサム&デイヴの片割れサム・ムーアの
ライヴ。通常ブルーノートは2部入替え制が取られているが、彼の場合は1
日1回とういう仕様にて。それも、大御所らしいか。ムーアは1時間30分強
、無敵のソウル・ショウを繰り広げたのだった。
バンドはベース(唇にピアスしていた彼が音楽監督なのかな?)、キーボ
ード、ギター、ドラム、パーカッション(デュエット役を担ったりも)、女
性バッキング・コーラス二人(そのなかの一人、エレイン・キャスエルはジ
ョー・ジャクソン絡みとかで知られる人らしい)、ホーンが4人(うち、二
人日本で雇っているようで、トロボーン奏者はヴィンセント・アトミクスや
デートコースに在籍する青木タイセイだったみたい)で、ドラマー以外はみ
な非アフリカン。横できっちり見守る、マネイジャーをしている彼の奥さん
も白人だ。
スプリングスティーンやマライア・キャリー他スター満載だった新作は36
年ぶりのアルバムという触れ込みだったが、とにかく歌えていて、おおっ。
なんで、そんなに出さなかった? 70歳を過ぎているし、それほどライヴを
やっていないという話もあるが、もうバリバリ。張りのあるちょい甲高目の
声がでてくるだけで、目茶引き込まれる。もちろん、客は随時熱烈反応。で
、サム&デイヴ時代の珠玉の名曲から新作曲まで、さらにアトランティック
の他人の名曲やスライ・ストーン曲までいろいろと歌う。結果、口惜しいぐ
らいに、ソウルの味わい深さ、威厳が溢れ出る。もう大充実のソウル・ショ
ー、満たされた気持と高揚した気持ちが入り交じった、なんとも最高の心持
ちをぼくは得た。
最後の「ユー・アー・ソー・ビューティル」(ビリー・プレストンやズッ
ケロを迎えて新作でカヴァーしていた、プレストン曲)を歌っていたとき、
ムーアは涙を流していた。それは今年1月に亡くなってしまったビリー・プ
レストンの事を思ってか。また、とんでもなく熱狂的でココロのあるオーデ
ィエンス反応を受けた事も働いてる? そして、そんなサムの様子とは関係
なくぼくの目もたっぷり潤んでいた。ああ、なんと嬉しい夜!
・テイトを見る。モッズぽいと言い方もあるだろう、サクっとしたビート・
バンド。みんな格好良くないが、妙な媚びや甘さもなく、なかなかの好印象
。が、次のライヴ時間が迫り、途中退出。
そして、南青山・ブルーノート東京。オーティス・レディングとともにア
トランティッック・ソウルを代表したサム&デイヴの片割れサム・ムーアの
ライヴ。通常ブルーノートは2部入替え制が取られているが、彼の場合は1
日1回とういう仕様にて。それも、大御所らしいか。ムーアは1時間30分強
、無敵のソウル・ショウを繰り広げたのだった。
バンドはベース(唇にピアスしていた彼が音楽監督なのかな?)、キーボ
ード、ギター、ドラム、パーカッション(デュエット役を担ったりも)、女
性バッキング・コーラス二人(そのなかの一人、エレイン・キャスエルはジ
ョー・ジャクソン絡みとかで知られる人らしい)、ホーンが4人(うち、二
人日本で雇っているようで、トロボーン奏者はヴィンセント・アトミクスや
デートコースに在籍する青木タイセイだったみたい)で、ドラマー以外はみ
な非アフリカン。横できっちり見守る、マネイジャーをしている彼の奥さん
も白人だ。
スプリングスティーンやマライア・キャリー他スター満載だった新作は36
年ぶりのアルバムという触れ込みだったが、とにかく歌えていて、おおっ。
なんで、そんなに出さなかった? 70歳を過ぎているし、それほどライヴを
やっていないという話もあるが、もうバリバリ。張りのあるちょい甲高目の
声がでてくるだけで、目茶引き込まれる。もちろん、客は随時熱烈反応。で
、サム&デイヴ時代の珠玉の名曲から新作曲まで、さらにアトランティック
の他人の名曲やスライ・ストーン曲までいろいろと歌う。結果、口惜しいぐ
らいに、ソウルの味わい深さ、威厳が溢れ出る。もう大充実のソウル・ショ
ー、満たされた気持と高揚した気持ちが入り交じった、なんとも最高の心持
ちをぼくは得た。
最後の「ユー・アー・ソー・ビューティル」(ビリー・プレストンやズッ
ケロを迎えて新作でカヴァーしていた、プレストン曲)を歌っていたとき、
ムーアは涙を流していた。それは今年1月に亡くなってしまったビリー・プ
レストンの事を思ってか。また、とんでもなく熱狂的でココロのあるオーデ
ィエンス反応を受けた事も働いてる? そして、そんなサムの様子とは関係
なくぼくの目もたっぷり潤んでいた。ああ、なんと嬉しい夜!