ザ・バッド・プラス
2005年8月29日 昨年のブルーノート東京公演(2004年5月13日)のライヴ盤『ブラン
ト・オブ・オブジェクト』を出していたりする、やんちゃなリアル・ジャズ
・トリオ、同じくブルーノート東京での公演。オーディエンスの受けがかな
りいい。ソロとかが終わってブレイクが入ったりするとうおおって歓声があ
がったりし、固定の支持者が着実について来ているのだナと思わせられた。
ちょい変態な“白〜い”ピアノ(ピアノ奏者のイーサン・アイヴァーソン
はクラシックとジャズで育ち、ほとんどポップ・ミュージックに触れずに来
ている)とどこか佇まいがズレているところもありつつ比較的まっとうなベ
ース(一人では、エレクトロな多重録音表現を模索しているとのこと)、そ
して弾けたドラム(ミート・ビート・マニフェストの新作とか、ジェフ・リ
ー・ジョン:2004年10月28日やいろんな肉声担当者たちとのコラボレ
ーション・ユニットのURSUS MINORとか、最近よく参加作を見る
な。ハッピー・アップルも維持しているみたいだし)の不可解な絡みを柱と
するピアノ・トリオ。ちゃんとインプロヴァイズしつつも、ずっとやって
いる曲に関してのその開き方は基本的に踏襲された感じもあり(彼らを見る
のは3度目。他に、2003年8月1〜2日)、楽曲のおおまかな進め方/
アレンジは3人のなかでけっこう煮詰められたものであると認知。彼らのソ
ニーのデビュー作が出たときに“ミレニアムのデイヴ・ブルーベック・トリ
オ”なんて書き方をしたことがあったが、外れてはいないよなとも再確認。
いや、“現代の暴れたMJQ”と書いたほうが適切か。両者ともに、オーネ
ット・コールマンと関係を持っているということで。彼らは有名ポップ曲の
悪意あるカヴァー(解体)もやるが、この日はビョークの「ヒューマン・ビ
ヘイヴィアー」を演奏。この春からやりだしたそうだがこのカヴァー・ヴァ
ージョン、音楽配信で売ってるらしい。
ト・オブ・オブジェクト』を出していたりする、やんちゃなリアル・ジャズ
・トリオ、同じくブルーノート東京での公演。オーディエンスの受けがかな
りいい。ソロとかが終わってブレイクが入ったりするとうおおって歓声があ
がったりし、固定の支持者が着実について来ているのだナと思わせられた。
ちょい変態な“白〜い”ピアノ(ピアノ奏者のイーサン・アイヴァーソン
はクラシックとジャズで育ち、ほとんどポップ・ミュージックに触れずに来
ている)とどこか佇まいがズレているところもありつつ比較的まっとうなベ
ース(一人では、エレクトロな多重録音表現を模索しているとのこと)、そ
して弾けたドラム(ミート・ビート・マニフェストの新作とか、ジェフ・リ
ー・ジョン:2004年10月28日やいろんな肉声担当者たちとのコラボレ
ーション・ユニットのURSUS MINORとか、最近よく参加作を見る
な。ハッピー・アップルも維持しているみたいだし)の不可解な絡みを柱と
するピアノ・トリオ。ちゃんとインプロヴァイズしつつも、ずっとやって
いる曲に関してのその開き方は基本的に踏襲された感じもあり(彼らを見る
のは3度目。他に、2003年8月1〜2日)、楽曲のおおまかな進め方/
アレンジは3人のなかでけっこう煮詰められたものであると認知。彼らのソ
ニーのデビュー作が出たときに“ミレニアムのデイヴ・ブルーベック・トリ
オ”なんて書き方をしたことがあったが、外れてはいないよなとも再確認。
いや、“現代の暴れたMJQ”と書いたほうが適切か。両者ともに、オーネ
ット・コールマンと関係を持っているということで。彼らは有名ポップ曲の
悪意あるカヴァー(解体)もやるが、この日はビョークの「ヒューマン・ビ
ヘイヴィアー」を演奏。この春からやりだしたそうだがこのカヴァー・ヴァ
ージョン、音楽配信で売ってるらしい。