グレン・ティルブルック、ミシェル・ショックト
2005年8月8日 まず、ミシェル・ショックトが京都在住らしい日本人の若いギタリストを従
え(彼は、ティルブルックのときも唐突に呼ばれ、2曲で弾いた)、パフォー
マンス。80年代中期にマーキューリーからデビューして、日本盤も出ていた女
性シンガー・ソングライター。ブルージィだったりジャジィだったりとルーツ
っぽい語彙をうまく経由した少し奔放なギター弾き語り表現を披露、ボブ・デ
ィランにはまって表現を始めた人のなのかと思わせるところもある。ホット・
クラブ・オブ・カウタウンの公演(2004年10月11日)のときも文では触れ
ていないけど、彼女は前座で出ていますね。なんでも、ディズニー関係のイラ
ストレイターをしている旦那さんの仕事の関係で頻繁に日本に来ているらしい
。ちょっと、佇まいの部分(すこしガサツなアメリカ女という印象を得る)
で、心から感情移入できない部分もなくはないワタシですが。
そして、UKひねくれポップの巨星スクイーズのメンバーだったグレン・ティ
ルブルックが一人で登場。やはり、アコースティック・ギターの弾き語り。1
時間(強?)のセットを休憩を挟んで二つ。でも、ぜんぜん飽きなかった。ミ
レニアム以降だしているソロ作の曲もやったんだろうけど、次々とスクイーズ
時代の黄金の曲を披露。ぼくがポール・キャラックの当たり曲となんとなく思
っていた(間違いなのかな?)名曲「テンプテッド」もやったものなあ。で、
来ている客は熱心なファンばかりといった感じで、そんな彼を温かく見つめ、
ときにコーラスをつけ、とにもかくにも熱〜く彼に対する。本当にテフィルブ
ルックはミュージシャン冥利につきたろうなあ。その密な空気はなかなかに別
格なものがありました。
もちろん、それを引き出したのはいい曲をたっぷり持っていて、それをバン
ドだろうと弾き語りだろうとちゃんと“生の場”で開ける豊かなミュージシャ
ンシッを持つティルブルックその人ありきであったわけだが。なかなかお茶目
な人で、それを効果的に出していたのもマル。そんな彼は、後のほうで延々と
ジミ・ヘンドリックスの「ヴードゥ・チャイル」を披露。ギターを首の後ろに
持っていき弾いたりも。それなりにちゃんと聞かせるもので、この頃のミュー
ジシャン(彼は57年生まれ)はちゃんと“基本”を消化したうえで自分たちの表
現に邁進したんだよナなんてこともぼくは思った。不味い(国産と輸入の混
合)ハウス・ワインもガブカブ飲めちゃう、大層いい晩でした。吉祥寺・スタ
ー・パインズ・カフェ。
え(彼は、ティルブルックのときも唐突に呼ばれ、2曲で弾いた)、パフォー
マンス。80年代中期にマーキューリーからデビューして、日本盤も出ていた女
性シンガー・ソングライター。ブルージィだったりジャジィだったりとルーツ
っぽい語彙をうまく経由した少し奔放なギター弾き語り表現を披露、ボブ・デ
ィランにはまって表現を始めた人のなのかと思わせるところもある。ホット・
クラブ・オブ・カウタウンの公演(2004年10月11日)のときも文では触れ
ていないけど、彼女は前座で出ていますね。なんでも、ディズニー関係のイラ
ストレイターをしている旦那さんの仕事の関係で頻繁に日本に来ているらしい
。ちょっと、佇まいの部分(すこしガサツなアメリカ女という印象を得る)
で、心から感情移入できない部分もなくはないワタシですが。
そして、UKひねくれポップの巨星スクイーズのメンバーだったグレン・ティ
ルブルックが一人で登場。やはり、アコースティック・ギターの弾き語り。1
時間(強?)のセットを休憩を挟んで二つ。でも、ぜんぜん飽きなかった。ミ
レニアム以降だしているソロ作の曲もやったんだろうけど、次々とスクイーズ
時代の黄金の曲を披露。ぼくがポール・キャラックの当たり曲となんとなく思
っていた(間違いなのかな?)名曲「テンプテッド」もやったものなあ。で、
来ている客は熱心なファンばかりといった感じで、そんな彼を温かく見つめ、
ときにコーラスをつけ、とにもかくにも熱〜く彼に対する。本当にテフィルブ
ルックはミュージシャン冥利につきたろうなあ。その密な空気はなかなかに別
格なものがありました。
もちろん、それを引き出したのはいい曲をたっぷり持っていて、それをバン
ドだろうと弾き語りだろうとちゃんと“生の場”で開ける豊かなミュージシャ
ンシッを持つティルブルックその人ありきであったわけだが。なかなかお茶目
な人で、それを効果的に出していたのもマル。そんな彼は、後のほうで延々と
ジミ・ヘンドリックスの「ヴードゥ・チャイル」を披露。ギターを首の後ろに
持っていき弾いたりも。それなりにちゃんと聞かせるもので、この頃のミュー
ジシャン(彼は57年生まれ)はちゃんと“基本”を消化したうえで自分たちの表
現に邁進したんだよナなんてこともぼくは思った。不味い(国産と輸入の混
合)ハウス・ワインもガブカブ飲めちゃう、大層いい晩でした。吉祥寺・スタ
ー・パインズ・カフェ。