デイヴィッド・ボイルズ。ネリー、エイコン。
2005年7月12日 まず、現在LAに住むシンガー・ソングライターのコンヴェンション・ライ
ヴを六本木・ハードロックカフェで見る。ここに来るのはとっても久しぶり、
昔トッド・ラングレン(2002年9月19日、9月28日)のコンヴェンショ
ンをやったとき行っていらいか、それともT.M.スティーヴンス(2001年10
月31日)やスティーヴィ・サラス(2004年8月3日)と一緒だったとき
か。ここ、ミュージャンが行くと、宣伝効果に繋がるから只なんだよね。アメ
リカでもほとんど無名の人ながら、アルバムを聞くとG・ラヴやプリンスの影
響を感じさせる人であり、ソウルやファンクの要素をうまく自分なりに出せる
人。ぼくはなんとなくジェドソン・スペンスを思いだしたりもした。実演は生
ギターの弾き語りにて。自作曲にまじえ、なんとプリンス(2002年11月19日
)の「キッス」をフルで演奏。うわあ、本当に好きなのだなあ。彼からは、ジ
ェイ・ケイ(ジャミロクワイ、1999年11月17日)っていい人じゃんという興
味深い話を聞く。へえ〜。そのネタはBMR誌にて。
そして日本武道館に向かいヒップホップ界の売れっ子、ネリー。この日は電
車で行ったが、もう人格低すぎの声のかけ方をするダフ屋には閉口(そういう
こと、前にも書いたことがあったな)。ほんとにヤ。この会場だけは車で行き
たい。あの人たちに遭遇せずにすむから。
前座にあちらではシングル・ヒットをかましている新進R&B歌手のエイコ
ン。セネガル生まれで、父親はNYのフリー・ジャズ系セッションでけっこう
活躍しているパーカッション奏者。バンドを従えての20分の実演だったが、よ
く伸びる声やなんとなく出自を思い出させるような揺れる感覚をソツなくアピ
ール。
そして、現ヒップホップ界で売れっ子の最たる一人だろうネリーの実演は、
彼がずっと地元で組んでいるヒップホップ集団のセント・ルナティックスとの
もの。彼に加え、マーフィー・リーら3MCに、マスクを付けた狂言回し役ダ
ンサー。そして、1DJ。で、これがもう最初から終わりまで、全員での総力
戦(途中には、セント・ルナティックス主体のパートも。そのとき、ネリーは
完全にわき役に徹する)。もうみんなが声を出し、動き回る。訛りたっぷりで
歌うようにラップすると揶揄されるネリーのフロウはいまいち軽いと感じたが
、その声群の重なりやみんなの絡みの妙には深く納得。原始的にして今でもあ
る、いい米国黒人芸能ではないかと、ぼくはかなり満足した。少し、3人の女
性ダンサーが出てくるときも。
二日間ということで2階などは空席もあったが、オーディエンスは女性のほ
うが多い。で、驚かされたのはその反応。けっこう密なコール&レスポンスが
あり、リフレインの合唱があり。全米1位常連者らしい完成度の高いショウ(
ラップに珍しく長く、1時間半やった)に、それに見合う反応のいいお客さん
でした。
ヴを六本木・ハードロックカフェで見る。ここに来るのはとっても久しぶり、
昔トッド・ラングレン(2002年9月19日、9月28日)のコンヴェンショ
ンをやったとき行っていらいか、それともT.M.スティーヴンス(2001年10
月31日)やスティーヴィ・サラス(2004年8月3日)と一緒だったとき
か。ここ、ミュージャンが行くと、宣伝効果に繋がるから只なんだよね。アメ
リカでもほとんど無名の人ながら、アルバムを聞くとG・ラヴやプリンスの影
響を感じさせる人であり、ソウルやファンクの要素をうまく自分なりに出せる
人。ぼくはなんとなくジェドソン・スペンスを思いだしたりもした。実演は生
ギターの弾き語りにて。自作曲にまじえ、なんとプリンス(2002年11月19日
)の「キッス」をフルで演奏。うわあ、本当に好きなのだなあ。彼からは、ジ
ェイ・ケイ(ジャミロクワイ、1999年11月17日)っていい人じゃんという興
味深い話を聞く。へえ〜。そのネタはBMR誌にて。
そして日本武道館に向かいヒップホップ界の売れっ子、ネリー。この日は電
車で行ったが、もう人格低すぎの声のかけ方をするダフ屋には閉口(そういう
こと、前にも書いたことがあったな)。ほんとにヤ。この会場だけは車で行き
たい。あの人たちに遭遇せずにすむから。
前座にあちらではシングル・ヒットをかましている新進R&B歌手のエイコ
ン。セネガル生まれで、父親はNYのフリー・ジャズ系セッションでけっこう
活躍しているパーカッション奏者。バンドを従えての20分の実演だったが、よ
く伸びる声やなんとなく出自を思い出させるような揺れる感覚をソツなくアピ
ール。
そして、現ヒップホップ界で売れっ子の最たる一人だろうネリーの実演は、
彼がずっと地元で組んでいるヒップホップ集団のセント・ルナティックスとの
もの。彼に加え、マーフィー・リーら3MCに、マスクを付けた狂言回し役ダ
ンサー。そして、1DJ。で、これがもう最初から終わりまで、全員での総力
戦(途中には、セント・ルナティックス主体のパートも。そのとき、ネリーは
完全にわき役に徹する)。もうみんなが声を出し、動き回る。訛りたっぷりで
歌うようにラップすると揶揄されるネリーのフロウはいまいち軽いと感じたが
、その声群の重なりやみんなの絡みの妙には深く納得。原始的にして今でもあ
る、いい米国黒人芸能ではないかと、ぼくはかなり満足した。少し、3人の女
性ダンサーが出てくるときも。
二日間ということで2階などは空席もあったが、オーディエンスは女性のほ
うが多い。で、驚かされたのはその反応。けっこう密なコール&レスポンスが
あり、リフレインの合唱があり。全米1位常連者らしい完成度の高いショウ(
ラップに珍しく長く、1時間半やった)に、それに見合う反応のいいお客さん
でした。