シグルズール・フロサソン・カルテット、クリスチャーナ
2005年7月17日 アイスランドのジャズの担い手が出た公演。やはり、愛知万博流れだという。
テアトロ・スンガリー青山。過去に公演とコンヴェンションで1度づつ来たこと
がある会場だが、普段はロシア料理屋で、加藤登紀子のお店なんだそうな。へ
え。彼女の亡くなった旦那さんの弟(藤本雄三さん)はジャズ評論家/編集者
をやっていた。大昔、ちょっと付き合いがあったけど、お元気かなあ。
かつてビョークがジャズ・アルバムを出したことでも示唆しているように、ア
イスランドでもジャズの担い手がいるのは認知していたが、リーダーとなる40
歳少しのアルト・サックス奏者は同国のジャズ大学の学長なのだという。人口
30万人弱しかいないのに、それがあるというのはへ〜え。で、同国の名手を集
った(20代から50代までといった感じか)特別編成のカルテットのようだが、
これがなかなか。1曲10分を超える尺できっちりインタープレイしながら、ち
ゃんとジャズの肝たる冒険の気持ちや洒脱を出していて。感心させられたのは
楽曲の良さ。どの曲もちゃんと流儀に則りつつ、自分なりの創意工夫が出され
たもの(サックスが書いているのかな?)で、ぼくは感心した。
2部は、やはり同国で活躍するクリスチャーナという女性。彼女もちゃんと
ジャズの本懐を掴んでいる人だが、演奏陣の味の良さに触れちゃうとちょっと
普通。アルバムだと時々スキャットをかましていたが、アンコールの曲(スン
ダードの「バイ・バイ・ブラックバード」だったっけ?)のみ彼女はそれをや
っていた。こちらのときは、彼女に合わせて演奏陣(先の4人)もいたって常
識的なジャズ伴奏に徹する。落差ありすぎ。でも、それは手抜きということで
はありません。
テアトロ・スンガリー青山。過去に公演とコンヴェンションで1度づつ来たこと
がある会場だが、普段はロシア料理屋で、加藤登紀子のお店なんだそうな。へ
え。彼女の亡くなった旦那さんの弟(藤本雄三さん)はジャズ評論家/編集者
をやっていた。大昔、ちょっと付き合いがあったけど、お元気かなあ。
かつてビョークがジャズ・アルバムを出したことでも示唆しているように、ア
イスランドでもジャズの担い手がいるのは認知していたが、リーダーとなる40
歳少しのアルト・サックス奏者は同国のジャズ大学の学長なのだという。人口
30万人弱しかいないのに、それがあるというのはへ〜え。で、同国の名手を集
った(20代から50代までといった感じか)特別編成のカルテットのようだが、
これがなかなか。1曲10分を超える尺できっちりインタープレイしながら、ち
ゃんとジャズの肝たる冒険の気持ちや洒脱を出していて。感心させられたのは
楽曲の良さ。どの曲もちゃんと流儀に則りつつ、自分なりの創意工夫が出され
たもの(サックスが書いているのかな?)で、ぼくは感心した。
2部は、やはり同国で活躍するクリスチャーナという女性。彼女もちゃんと
ジャズの本懐を掴んでいる人だが、演奏陣の味の良さに触れちゃうとちょっと
普通。アルバムだと時々スキャットをかましていたが、アンコールの曲(スン
ダードの「バイ・バイ・ブラックバード」だったっけ?)のみ彼女はそれをや
っていた。こちらのときは、彼女に合わせて演奏陣(先の4人)もいたって常
識的なジャズ伴奏に徹する。落差ありすぎ。でも、それは手抜きということで
はありません。