フラヴィオ・ヴェントゥリーニ。山下洋輔/松永誠剛/Marino
2019年11月6日 音楽 青山・ブラジル大使館で、ミナスのシンガー・ソングライターのフラヴィオ・ヴェントゥリーニのミニ・ライヴを見る。かつてプログ・ロックのバンドやポップ・ロック・バンドをやっていたそうだが、キーボードを弾きなながら鼻にかかった甘めの声で歌ってくれた。横にPCを置いていて、簡単なビート音からギターやストリングス音までの仕込み音が敷かれる。また、曲によってはいい感じで合わせるサックス/フルート奏者のグスタヴォ・アナクレトが入りもした。なるほど、ロマンティックなメロディ・メイカー。ちょい甘めすぎると、ぼくは感じてしまうところもあるが。ミナスの先輩、ミルトン・ナシメント(2003年9月23日)の曲も1つ披露。横に座っていた中原仁さんが、「アイルトン・セナが大好きな曲だったんだよ」と教えてくれる。
▶過去の、ミルトン・ナシメント
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-9.htm
その後、代官山・晴れたら空に豆まいて に行き、ピアニストの山下洋輔(1999年11月10日、2004年7月27日、2006年3月27日、2013年7月10日2009年7月19日、2013年7月27日、2015年7月21日、2017年7月8日、2017年9月2日、2018年11月2日)、縦ベースの松永誠剛(2017年10月22日、2019年10月19日)と宮古島のサックス奏者である池村真理野(2014年9月16日、2014年10月25日、2019年10月19日)、3人によるギグを見る。松永と池村は、先のピーター・バラカンズ・ライヴ・マジックの“ミャーク・ソング・ブック”という出し物に一緒に出ていますね。かつてインタヴューしたさい、山下は「ぼくは軽いので、声がかかるとなんでもやっちゃいます」と笑顔で話していたことがある。
満員の会場に入ったときは、休憩なしの一発セッションの途中。で、ぼくはこの出し物に全然違うものを想定していたのだと悟る。3者がごんごん音をぶつけ合い、年下の二人は「うっさいんじゃ、ボケ。引導渡したるわ」って感じで山下に挑みかかるのを期待したんだけど、彼らはそういうタイプではないか。演奏は緊張した局面を求めるというよりは、3人でゆったりと歩み寄り音を出し合うというものだった。
後半、宮古のりが出てきたリもして、それにはにっこり。池村はいい音を鳴らすことを再確認。そんな彼女は一部詠唱やう指笛(?)を繰り出す場面もあり。
アンコールの求めに応え、5分ぐらいまた演奏。山下は鍵盤を肘打ちしたりし、一番フリー・ジャズ流儀にならうものだった。終わった後、山下洋輔はとっても嬉しそう。恐れ多いと気遣う部分もあっただろう松永と池村は、ホっとしたんじゃないかな。
▶過去の、山下洋輔
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/movember1999live.htm
http://43142.diarynote.jp/?day=20040727
http://43142.diarynote.jp/200907221011377741/
http://43142.diarynote.jp/201307291053021427/
http://43142.diarynote.jp/201507221814047783/
http://43142.diarynote.jp/?day=20170708
http://43142.diarynote.jp/201709101059289712/
https://43142.diarynote.jp/201811031304537727/
▶︎過去の、ミャーク・ソング・ブック
https://43142.diarynote.jp/201710240958114009/
▶過去の、池村真理野/BLACK WAX
http://43142.diarynote.jp/201409171722239857/
https://43142.diarynote.jp/201410301511243448/
<今日の、アララ>
ブラジル大使館から最寄りの外苑前駅に向かうとき、メルセデスの個人タクシーを見る。だいぶ前から個人タクシーで外国車が増えているという話はあったが、ぼくは初めてその手のものに遭遇した。
その後、代官山からの帰りに馴染みの店に寄ったら、ぎょ。店内がもうすごい人だかり。聞けば、ダニエル・ヴェィダルの新作のリリース・パーティとそのジャケ写を撮ったミンちゃんの写真展初日パーティーが開かれていた。ヴィダルさんは二十歳前後だった1970年前後から日本でかなり活躍したシンガーだそうだが、なるほど日本語が達者。小柄で、愛らしさは今も残っており、さぞや日本で受けたのだろうなあと思った。今日も、初めて会う人と話は弾む。ほんと、人いろいろ、皆んなおもしろい。
▶過去の、ミルトン・ナシメント
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-9.htm
その後、代官山・晴れたら空に豆まいて に行き、ピアニストの山下洋輔(1999年11月10日、2004年7月27日、2006年3月27日、2013年7月10日2009年7月19日、2013年7月27日、2015年7月21日、2017年7月8日、2017年9月2日、2018年11月2日)、縦ベースの松永誠剛(2017年10月22日、2019年10月19日)と宮古島のサックス奏者である池村真理野(2014年9月16日、2014年10月25日、2019年10月19日)、3人によるギグを見る。松永と池村は、先のピーター・バラカンズ・ライヴ・マジックの“ミャーク・ソング・ブック”という出し物に一緒に出ていますね。かつてインタヴューしたさい、山下は「ぼくは軽いので、声がかかるとなんでもやっちゃいます」と笑顔で話していたことがある。
満員の会場に入ったときは、休憩なしの一発セッションの途中。で、ぼくはこの出し物に全然違うものを想定していたのだと悟る。3者がごんごん音をぶつけ合い、年下の二人は「うっさいんじゃ、ボケ。引導渡したるわ」って感じで山下に挑みかかるのを期待したんだけど、彼らはそういうタイプではないか。演奏は緊張した局面を求めるというよりは、3人でゆったりと歩み寄り音を出し合うというものだった。
後半、宮古のりが出てきたリもして、それにはにっこり。池村はいい音を鳴らすことを再確認。そんな彼女は一部詠唱やう指笛(?)を繰り出す場面もあり。
アンコールの求めに応え、5分ぐらいまた演奏。山下は鍵盤を肘打ちしたりし、一番フリー・ジャズ流儀にならうものだった。終わった後、山下洋輔はとっても嬉しそう。恐れ多いと気遣う部分もあっただろう松永と池村は、ホっとしたんじゃないかな。
▶過去の、山下洋輔
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/movember1999live.htm
http://43142.diarynote.jp/?day=20040727
http://43142.diarynote.jp/200907221011377741/
http://43142.diarynote.jp/201307291053021427/
http://43142.diarynote.jp/201507221814047783/
http://43142.diarynote.jp/?day=20170708
http://43142.diarynote.jp/201709101059289712/
https://43142.diarynote.jp/201811031304537727/
▶︎過去の、ミャーク・ソング・ブック
https://43142.diarynote.jp/201710240958114009/
▶過去の、池村真理野/BLACK WAX
http://43142.diarynote.jp/201409171722239857/
https://43142.diarynote.jp/201410301511243448/
<今日の、アララ>
ブラジル大使館から最寄りの外苑前駅に向かうとき、メルセデスの個人タクシーを見る。だいぶ前から個人タクシーで外国車が増えているという話はあったが、ぼくは初めてその手のものに遭遇した。
その後、代官山からの帰りに馴染みの店に寄ったら、ぎょ。店内がもうすごい人だかり。聞けば、ダニエル・ヴェィダルの新作のリリース・パーティとそのジャケ写を撮ったミンちゃんの写真展初日パーティーが開かれていた。ヴィダルさんは二十歳前後だった1970年前後から日本でかなり活躍したシンガーだそうだが、なるほど日本語が達者。小柄で、愛らしさは今も残っており、さぞや日本で受けたのだろうなあと思った。今日も、初めて会う人と話は弾む。ほんと、人いろいろ、皆んなおもしろい。