映画監督のジャック・ドワイヨンと女優/歌手のジェーン・バーキン(2007年11月20日、2011年4月6日)の娘さんのライヴを見る。2012年と昨年に仏ユニヴァーサル系からアルバムを、彼女はリリース。それらの収録曲は、すべて自身のオリジナルだ。バイオを見たら、女優業のほうが長い彼女は、映画「デルフォーヌの場合」(2000年10月16日)にも出ているのか。
南青山・ブルーノート東京。通常の2回ではなく1日1回のみで持たれたショウ、それもあってフル・ハウス。やはり、女性客が多い。皆フランス人のような、キーボード(なにげに、ヴィンテージものを並べていた)、ギター、ベース、ドラムからなるバンドとともに、90分ほどの実演を見せる。奏者たちの力量は確か。曲は短めのものだったので、結構な曲数を披露したのではなかったかな。彼女はギターを弾いて歌う曲も少しあり。終盤に電気ピアノの一人弾き語りもして、最後は客にシング・アロングを求めての生ギターの弾き語りでしめた。
痩身で伸長も高めのドワイヨンの雰囲気は、お洒落なロック姉ちゃん。33歳だからオールド・スクール調とも言えるわけだが、きっぱりスタイルを持っているとも思わせられるか。そんな彼女はMCも曲の歌詞も英語で進めるわけだが、曲はみんなマイナー・キーの暗い曲。それを彼女は低目の嗄れた、ときにシアトリカルとも言える歌唱方も介して歌って行く。途中から、生理としてのブルージーさを感じ、彼女は自分なりのブルースを紡いでいると思わずにはいられなかった。それ、歌詞を吟味すると、また見解が変わるかもしれませんが。
一方、MCをやっているときは、いい人、まっとうな人、開かれた人オーラが横溢。純にうれしそうで、本当に日本でパフォーマンスするのが夢だったみたいだな。
▶過去の、ジェーン・バーキン
http://43142.diarynote.jp/200711290929560000/
http://43142.diarynote.jp/201104091623415118/
▶過去の、映画「デルフォーヌの場合」
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-10.htm
<今日の、指摘>
ドワイヨンの無頼漢的な、飾らずも男っぽいパフォーマンスは、ジェンダーを巧みに用いた母親に対する反発があるのでは……。と、終演後流れた先で、そのパフォーマンスに大感激していた知人が言っておりました。
南青山・ブルーノート東京。通常の2回ではなく1日1回のみで持たれたショウ、それもあってフル・ハウス。やはり、女性客が多い。皆フランス人のような、キーボード(なにげに、ヴィンテージものを並べていた)、ギター、ベース、ドラムからなるバンドとともに、90分ほどの実演を見せる。奏者たちの力量は確か。曲は短めのものだったので、結構な曲数を披露したのではなかったかな。彼女はギターを弾いて歌う曲も少しあり。終盤に電気ピアノの一人弾き語りもして、最後は客にシング・アロングを求めての生ギターの弾き語りでしめた。
痩身で伸長も高めのドワイヨンの雰囲気は、お洒落なロック姉ちゃん。33歳だからオールド・スクール調とも言えるわけだが、きっぱりスタイルを持っているとも思わせられるか。そんな彼女はMCも曲の歌詞も英語で進めるわけだが、曲はみんなマイナー・キーの暗い曲。それを彼女は低目の嗄れた、ときにシアトリカルとも言える歌唱方も介して歌って行く。途中から、生理としてのブルージーさを感じ、彼女は自分なりのブルースを紡いでいると思わずにはいられなかった。それ、歌詞を吟味すると、また見解が変わるかもしれませんが。
一方、MCをやっているときは、いい人、まっとうな人、開かれた人オーラが横溢。純にうれしそうで、本当に日本でパフォーマンスするのが夢だったみたいだな。
▶過去の、ジェーン・バーキン
http://43142.diarynote.jp/200711290929560000/
http://43142.diarynote.jp/201104091623415118/
▶過去の、映画「デルフォーヌの場合」
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-10.htm
<今日の、指摘>
ドワイヨンの無頼漢的な、飾らずも男っぽいパフォーマンスは、ジェンダーを巧みに用いた母親に対する反発があるのでは……。と、終演後流れた先で、そのパフォーマンスに大感激していた知人が言っておりました。