ジャキス・モレレンバウム、パウラ・モレレンバウム&伊藤ゴロー
2014年8月3日 音楽 ミュージシャンズ・ミュージシャンであるブラジル人チェリスト(2005年7月24日)と嫁のシンガーのパウラ(2005年7月24日、2008年8月22日)とヴォイシング豊かなアコースティック・ギター名手である伊藤ゴロー(1999年6月3日)の、連名リーダー公演。その3人に、ピアニストの澤渡英一とドラム/打楽器の小川慶太がつく。南青山・ブルーノート東京、セカンド・ショウ。
パウラのヴォーカルをフィーチャーするパートを前後に置き、中盤は演奏陣だけで数曲。ブラジル音楽の妙味をいろんな方向から見つつ、その他の音楽興味や個人の持ち味なども通過させての、秀でたセンスや優しい気持ちの重ね合い。ひたひた、おしつけがましくもなく。その和気あいあいにして、どこか澄んだ質感も持つパフォーマンスは月並みな形容となるが、豊かと思わせる。伊藤とジャケスは確か前にも共演公演を東京でやったことがあるはずでもあり、重なりはまろやか。また、ピアニストもドラマーも伊藤の選択だろうから、これもまた無理なく音を重ねる。ベーシストはいないが、時々ジャケスはピチカートでベース的な音を出す。ただ、チェロという楽器はピチカート向きではないのか(どうかは知らないが)、綺麗とは言えない音が出ていた。
一番最後の曲は、アントニオ・カルロス・ジョビンの代表曲「三月の水」。とっても、いい曲。世に秀でた曲は沢山あるが、個人的ベスト10に入るなと、聞きながら思う。いつごろからか、この曲が耳に入ってくると、勝手に別ヴァージョンを脳内で作っている自分がいる。なんか、そういうことを誘発させる発展を抱えた曲であるよなー。この曲を一番最初に聞いたのはいつごろか、ぐうぜん耳にしたはずで、そのときはジョビンの曲ということも知らなかったはず。音楽のことを書く生業なので、現在音楽を楽しむということと、それにまつわる情報や背景を拾うという行為は、とうぜん一体化している。でも、能書き抜きのパっと聞き直感というのはやはり大切にしたい。
▶過去の、モレレンバウム
http://43142.diarynote.jp/200507281000160000/
http://43142.diarynote.jp/200808221741070000/
▶過去の、伊藤(エスピリト)
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/livejune.htm
<今日の、水>
いつの間にか、すっかり夏になっている。湿度が過剰に高くなってはおらず、まだ例年よりは過ごしやすいとは思うが。ただ、水は猛烈に、のべつまくなし飲んでいる。それマジ、摂っているというレヴェルではない。まあ、水をゴクゴク飲むというのはぼくの特技ではあるのだが、今年は例年以上に飲んでいると感じる。もう、2リットルのペット・ボトルがぽんぽん空いて行く。あひ〜。ところで、過去のモレレンバウム夫妻のショウは愛し合っていますという感じを猛烈に出していたが、今回はわりとサラっとしていたような。
パウラのヴォーカルをフィーチャーするパートを前後に置き、中盤は演奏陣だけで数曲。ブラジル音楽の妙味をいろんな方向から見つつ、その他の音楽興味や個人の持ち味なども通過させての、秀でたセンスや優しい気持ちの重ね合い。ひたひた、おしつけがましくもなく。その和気あいあいにして、どこか澄んだ質感も持つパフォーマンスは月並みな形容となるが、豊かと思わせる。伊藤とジャケスは確か前にも共演公演を東京でやったことがあるはずでもあり、重なりはまろやか。また、ピアニストもドラマーも伊藤の選択だろうから、これもまた無理なく音を重ねる。ベーシストはいないが、時々ジャケスはピチカートでベース的な音を出す。ただ、チェロという楽器はピチカート向きではないのか(どうかは知らないが)、綺麗とは言えない音が出ていた。
一番最後の曲は、アントニオ・カルロス・ジョビンの代表曲「三月の水」。とっても、いい曲。世に秀でた曲は沢山あるが、個人的ベスト10に入るなと、聞きながら思う。いつごろからか、この曲が耳に入ってくると、勝手に別ヴァージョンを脳内で作っている自分がいる。なんか、そういうことを誘発させる発展を抱えた曲であるよなー。この曲を一番最初に聞いたのはいつごろか、ぐうぜん耳にしたはずで、そのときはジョビンの曲ということも知らなかったはず。音楽のことを書く生業なので、現在音楽を楽しむということと、それにまつわる情報や背景を拾うという行為は、とうぜん一体化している。でも、能書き抜きのパっと聞き直感というのはやはり大切にしたい。
▶過去の、モレレンバウム
http://43142.diarynote.jp/200507281000160000/
http://43142.diarynote.jp/200808221741070000/
▶過去の、伊藤(エスピリト)
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/livejune.htm
<今日の、水>
いつの間にか、すっかり夏になっている。湿度が過剰に高くなってはおらず、まだ例年よりは過ごしやすいとは思うが。ただ、水は猛烈に、のべつまくなし飲んでいる。それマジ、摂っているというレヴェルではない。まあ、水をゴクゴク飲むというのはぼくの特技ではあるのだが、今年は例年以上に飲んでいると感じる。もう、2リットルのペット・ボトルがぽんぽん空いて行く。あひ〜。ところで、過去のモレレンバウム夫妻のショウは愛し合っていますという感じを猛烈に出していたが、今回はわりとサラっとしていたような。