<スキヤキ・トーキョー>3日目、場所は代官山・ユニット。この日は毎日新聞のライヴ評を受けているので、気合いを入れて見る。な〜んてことはなく、平常心。いい実演はものすごく情報量が多いわけで、それに音楽ファンとして普通に接すれば受ける示唆は山ほど、書きたかったり指摘したいことは山ほど、なのである。前にも書いたことあるけど、それゆえ、ぼくはライヴ評を書く場合でも一切メモはとらない。だって、頭の中に一杯情報と感想はのこるもの。そんなに、皆忘れっぽいの? それに、ライヴを楽しんでいるときに、横で冷静にメモとっている人間がいるのっていやじゃない? だから、ぼくは他の人たちと同様に楽しむし、がんがん飲む。
この晩は、かつてグナワ・ディフュージョンを率いていた、フランス在住のアマジーグ・カテブ。彼のお父さんは北アフリカのアルジェリアの文豪である、カテブ・ヤシーンですね。同地の大衆伝統音楽であるグナワを現代レベル・ミュージックとして押し出す彼だが、会場の一角にはアルジェリアの旗を掲げつつ熱烈に反応する同胞たちがいて、彼の本国での人気を知らされる思い。ぶっとい弦がはられた無骨な三味線といった感じもある民族楽器のゲンブリを弾きながら歌う本人に加え、ギター、キーボード、ベース、ドラム、DJ(頭に、ライヴが始まる前に回したりも)という布陣。うち、2人はグナワ・ディフュージョンにいた人たちだそうだ。
ドイツでグナワ・ディフュージョンを見た際の原稿(2004年6月10日)でもふれているが、彼の実演を見ると多くの人は、マヌー・チャオ(2010年10月4日、他)のことを思い出さずにはいられないだろう。とともに、純粋なパフォーマーとしてはチャオのほうが器がデカいということも。だが、冒頭でのあまりに堂々とした反原発宣言をはじめ、やっぱり音楽の力をまっすぐに信じている人のショウにふれて高揚しないはずがない。2時間を超える熱演、時間がすすむにつれて、土着濃度は高くなっていった。それから、彼はかなりハンサムな人であるとも認知。やはり、それはポップ・ミュージックとしては重要なポイントだ。
<今日のネットログ>
欧州のフェイスブックなるものだそうなネットログにもお誘いを受けて入っているが、友達希望みたいなので、セネガルのシンシアとかからメッセージが入ってくる。風俗系の勧誘かなんか? けど、見出しを見る分にはばかばかしくて楽しい。
この晩は、かつてグナワ・ディフュージョンを率いていた、フランス在住のアマジーグ・カテブ。彼のお父さんは北アフリカのアルジェリアの文豪である、カテブ・ヤシーンですね。同地の大衆伝統音楽であるグナワを現代レベル・ミュージックとして押し出す彼だが、会場の一角にはアルジェリアの旗を掲げつつ熱烈に反応する同胞たちがいて、彼の本国での人気を知らされる思い。ぶっとい弦がはられた無骨な三味線といった感じもある民族楽器のゲンブリを弾きながら歌う本人に加え、ギター、キーボード、ベース、ドラム、DJ(頭に、ライヴが始まる前に回したりも)という布陣。うち、2人はグナワ・ディフュージョンにいた人たちだそうだ。
ドイツでグナワ・ディフュージョンを見た際の原稿(2004年6月10日)でもふれているが、彼の実演を見ると多くの人は、マヌー・チャオ(2010年10月4日、他)のことを思い出さずにはいられないだろう。とともに、純粋なパフォーマーとしてはチャオのほうが器がデカいということも。だが、冒頭でのあまりに堂々とした反原発宣言をはじめ、やっぱり音楽の力をまっすぐに信じている人のショウにふれて高揚しないはずがない。2時間を超える熱演、時間がすすむにつれて、土着濃度は高くなっていった。それから、彼はかなりハンサムな人であるとも認知。やはり、それはポップ・ミュージックとしては重要なポイントだ。
<今日のネットログ>
欧州のフェイスブックなるものだそうなネットログにもお誘いを受けて入っているが、友達希望みたいなので、セネガルのシンシアとかからメッセージが入ってくる。風俗系の勧誘かなんか? けど、見出しを見る分にはばかばかしくて楽しい。