恵比寿・リキッドルーム、ブラジルのピカ一現代女性ソンガー・ソングラ
イターを、同国新感覚ポップ仲良し3人組(2001年5月18日、2006年6月27
日)がサポートする公演。カルカニョットが歌う曲が中心だが、男性陣が歌
う曲ももちろんある。ステージに一緒に並ぶ4人はなんか姉弟たちといった
感じもあったな。

 みんな、いろいろと担当楽器を変えつつ、楽曲を重ねていく。自由自在、
遊びゴコロあり。出演者が持ち楽器をコロコロ代える公演に悪いモノなし。
この晩も、それを証明していましたね。うっすらとした質感を持つ曲調が中
心(でも、生理的にとっても豊か)、もうちょっとビートを効かせてほしい
と思わなくもなかったが、音楽の妖精が終始ステージには舞っていたはず。

 下のメインのフロア(の中ほどより後)はそんなに混んでいないのに、人
の通り道となる段差部はかなりの混み具合。で、そこにいた方々、人が通ろ
うとしてもしらんぷりでとうせんぼ、ごめんなさいと通ろうすると露骨にイ
ヤな顔を見せる人もいた。過去、そんなことあまりなく、かなり困惑。すみ
ませんねえ、珠玉の音楽に熱中せず、お酒買いに何度も往復しちゃって。ケ
っ。身長があまり高くない女性以外、通り道にはなるべく立たないでほしい
。って、書いてて、説教じじいになっちゃう気分でイヤ......。