P−ファンクの黄金表現を支えたウィザード鍵盤奏者?の、ショーケース
・ライヴ。渋谷のタワーレコード7階の本売り場の一角にて。カラフルな格
好の彼は昔から老けた顔つきだし、全然変わってないな。ちょっとアブない
感じは減じたかもしれない(90年代あたま、グラマヴィジョンから『ファン
ク・オブ・エイジズ』を出すときにNYで取材したことがあって、かなりそ
のときの物腰は正体不明だった)が、電波系じじいとしていい感じに歳を取
ってるんではないか。彼は10分弱、モーグ・シンセサイザーとピアニカ(
いつも、持ち歩いているらしい)を演奏。とってもぽかったけど、短すぎ。
普通だったら、あっけなさすぎて本欄に多分書かないだろうが、8月はあま
りライヴ予定もないので、一応書いておこうかという気になった。今回の来
日(って、いつ以来なんだろう)は、ビル・ラズウェル(2004年9月5日、
2005年7月30日、2005年8月20日、2006年11月26日、他)ご一行として
のものらしい。本売り場にはラズウェルたちの姿も。彼は暑いのに長袖ジャ
ツにベストという恰好。ほんと、ラズウェルも変人だよな。