ベースメント・ジャックス
2007年1月11日 英国のDJミュージック派生の娯楽ポップ・デュオ、今回の公演は10人を
超える陣容でのもの。DJ/オペレイション・ブースを中央に、左右にギタ
ー、ドラム、パ─カッション、3本のブラス隊。そして、複数の女性シンガ
ーや男性DJ(ラッパー)やダンサーなんかがいろいろと曲に合わせて出た
りひっこんだり。それら出演者は恰好やフリなんかにも留意したパフォーマ
ンスをする。場所は、青海・ゼップ東京。
ときに眼鏡のフィリックスは前に出てきてラップし、大いに煽ったりも。
一部ツメの甘さやちゃらさもあるのだがそれも含めて、親しみやすい、聞き
手になんの構えも要求しない破顔一笑的なエンターテインメント表現をまっ
とう。興味深いなあと思ったのは、DJ系アクトというと映像に凝る傾向に
あるものだが、今回の彼らの場合は照明は派手なものの、いっさい映像の類
は用いず流さずの姿勢を貫いていたここと。それは、本人たちが音に自信を
持っていたからか。それとも、生身の人間たちの視覚効果だけで十分な娯楽
効果が獲得できていると判断したからか。確かに、十分に楽しかったです。
超える陣容でのもの。DJ/オペレイション・ブースを中央に、左右にギタ
ー、ドラム、パ─カッション、3本のブラス隊。そして、複数の女性シンガ
ーや男性DJ(ラッパー)やダンサーなんかがいろいろと曲に合わせて出た
りひっこんだり。それら出演者は恰好やフリなんかにも留意したパフォーマ
ンスをする。場所は、青海・ゼップ東京。
ときに眼鏡のフィリックスは前に出てきてラップし、大いに煽ったりも。
一部ツメの甘さやちゃらさもあるのだがそれも含めて、親しみやすい、聞き
手になんの構えも要求しない破顔一笑的なエンターテインメント表現をまっ
とう。興味深いなあと思ったのは、DJ系アクトというと映像に凝る傾向に
あるものだが、今回の彼らの場合は照明は派手なものの、いっさい映像の類
は用いず流さずの姿勢を貫いていたここと。それは、本人たちが音に自信を
持っていたからか。それとも、生身の人間たちの視覚効果だけで十分な娯楽
効果が獲得できていると判断したからか。確かに、十分に楽しかったです。