ECMレコーディング・アーティストである韓国人リード奏者のソンジェ・ソン(『Sungjae Son Near East Quartet』:2017年)、ギターの藤本一馬(2011年8月22日、2012年6月17日 、2013年4月19日、2019年7月6日)、ピアノの林正樹(2013年9月6日、2015年9月27日、2015年12月17日、2016年7月16日、2018年5月13日 、2019年1月7日、2019年10月6日、2019年11月19日、2019年11月21日)、ダブル・ベースの西嶋徹(2012年11月21日、2017年6月27日、2018年12月10日)、在ミュンヘンのドラマーである福盛 進也 (2018年1月7日、2018年4月7日、2019年1月5日、2019年6月14日)からなるクインテット表現を、永福町・sonoriumで見る。え〜、藤本一馬の自己カルテットが今こんな豪華な顔ぶれになっているとは知らなかった。
セミ・アコースティック型のエレクトリック・ギターとプラグするガッド・ギターを弾く藤本以外は、皆生音にて。で、各人がとっても個を出しながら、バランスに留意しつつハっとするような音を出していて、まずは感銘。林はときにポーンと空気の膜を浮き上らせるような音をだしたりして快感以外の何者でもないし、福盛の多彩なドラムさばきにもえ〜こんな風情を出せちゃうのという驚きあり。主役となるソンジェ・ソンはテナー・サックスだけを演奏していたが、スモーキーというかくぐもった音色を介して文様を描きていくようなブロウにもうなづく。そして、藤本はエレクトリック・ギターを弾く場合はギターのつまみを細くいじりつつ響くベール音を繰り出す。
曲は各メンバーのオリジナルを取り上げる。ソンと福盛の二人がECMからアルバムを出しているだけにECM流れの間と奥行きを抱えた演奏が繰り広げられたと指摘することは可能だろう。その水面下には多大な技量や、パッションと緊張も一面では抱える。そうしたアーティストとして正統なストラグルや自己鍛錬を抱えた先に、魅力的な歌心や詩情があふれ出しているのだ。
▶︎過去の、藤本一馬
https://43142.diarynote.jp/201109100857091783/
https://43142.diarynote.jp/201206210942136482/
https://43142.diarynote.jp/201304211111189539/
https://43142.diarynote.jp/201907071754237718/
▶過去の、林正樹
http://43142.diarynote.jp/201309121810294280/
http://43142.diarynote.jp/201510021129591335/
http://43142.diarynote.jp/201512271306411506
http://43142.diarynote.jp/201607191312426603/
https://43142.diarynote.jp/201805150750157494/
https://43142.diarynote.jp/201901090933013218/
https://43142.diarynote.jp/201910070759405954/
https://43142.diarynote.jp/201911201705565775/
https://43142.diarynote.jp/201911230723444744/
▶︎過去の、西嶋徹
http://43142.diarynote.jp/?day=20121121
https://43142.diarynote.jp/201706281510173316/
https://43142.diarynote.jp/201812111218404525/
▶︎過去の、福盛 進也
http://43142.diarynote.jp/201801081118162617/
https://43142.diarynote.jp/201804081516393408/
https://43142.diarynote.jp/201804081516393408/
https://43142.diarynote.jp/201906151238565701/
<今日の、認知>
行き帰りに、<本日、満席>という張り紙を出している店を二つ見る。同様の掲示をしている飲食店を、この師走は他にも見ているよナ。経営者側に、<本日、貸し切り>よりも<本日、満席>と表示したほうがいいという感覚が今あるのだろうか。そういえば、クリスマス・シーズンのイルミネーションだが、数年前は青色発光ダイオードによるそれが大流行であったが、近年はまた昼光色によるものが主流であるような、、、。寒がりのぼくは、後者のほうが好き。知人に、家に飾るツリーの飾り付けに12月アタマは心血を注いている人を知っている。でも、その後も手を加えたくなり2週間はそわそわしちゃうんだそう。人、それぞれ。今日、心意気のベーシストであるヴォイテク・マゾレフスキ(2016年9月19日、2019年9月2日、2019年9月3日)から5月に米国ライヴをいくつかやったあと、日本に飛びたいけど、なんかいいフェスとかないかなあという連絡をもらう。「わかった。難しいかもしんないけど、トライする」と、少ししょっぱい返事。だって、過剰な期待は持たせられない。ライヴを見るのが好きなくせに、興行のほうの知識や知り合いはあまりないというのも再認識。どなたか、なにか糸口あれば教えてください。
▶︎過去の、ヴォイテク・マゾレフスキ
https://43142.diarynote.jp/201609211101391997/
https://43142.diarynote.jp/201909031830055314/
https://43142.diarynote.jp/201909071014576603/
セミ・アコースティック型のエレクトリック・ギターとプラグするガッド・ギターを弾く藤本以外は、皆生音にて。で、各人がとっても個を出しながら、バランスに留意しつつハっとするような音を出していて、まずは感銘。林はときにポーンと空気の膜を浮き上らせるような音をだしたりして快感以外の何者でもないし、福盛の多彩なドラムさばきにもえ〜こんな風情を出せちゃうのという驚きあり。主役となるソンジェ・ソンはテナー・サックスだけを演奏していたが、スモーキーというかくぐもった音色を介して文様を描きていくようなブロウにもうなづく。そして、藤本はエレクトリック・ギターを弾く場合はギターのつまみを細くいじりつつ響くベール音を繰り出す。
曲は各メンバーのオリジナルを取り上げる。ソンと福盛の二人がECMからアルバムを出しているだけにECM流れの間と奥行きを抱えた演奏が繰り広げられたと指摘することは可能だろう。その水面下には多大な技量や、パッションと緊張も一面では抱える。そうしたアーティストとして正統なストラグルや自己鍛錬を抱えた先に、魅力的な歌心や詩情があふれ出しているのだ。
▶︎過去の、藤本一馬
https://43142.diarynote.jp/201109100857091783/
https://43142.diarynote.jp/201206210942136482/
https://43142.diarynote.jp/201304211111189539/
https://43142.diarynote.jp/201907071754237718/
▶過去の、林正樹
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http://43142.diarynote.jp/201510021129591335/
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https://43142.diarynote.jp/201901090933013218/
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▶︎過去の、西嶋徹
http://43142.diarynote.jp/?day=20121121
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▶︎過去の、福盛 進也
http://43142.diarynote.jp/201801081118162617/
https://43142.diarynote.jp/201804081516393408/
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<今日の、認知>
行き帰りに、<本日、満席>という張り紙を出している店を二つ見る。同様の掲示をしている飲食店を、この師走は他にも見ているよナ。経営者側に、<本日、貸し切り>よりも<本日、満席>と表示したほうがいいという感覚が今あるのだろうか。そういえば、クリスマス・シーズンのイルミネーションだが、数年前は青色発光ダイオードによるそれが大流行であったが、近年はまた昼光色によるものが主流であるような、、、。寒がりのぼくは、後者のほうが好き。知人に、家に飾るツリーの飾り付けに12月アタマは心血を注いている人を知っている。でも、その後も手を加えたくなり2週間はそわそわしちゃうんだそう。人、それぞれ。今日、心意気のベーシストであるヴォイテク・マゾレフスキ(2016年9月19日、2019年9月2日、2019年9月3日)から5月に米国ライヴをいくつかやったあと、日本に飛びたいけど、なんかいいフェスとかないかなあという連絡をもらう。「わかった。難しいかもしんないけど、トライする」と、少ししょっぱい返事。だって、過剰な期待は持たせられない。ライヴを見るのが好きなくせに、興行のほうの知識や知り合いはあまりないというのも再認識。どなたか、なにか糸口あれば教えてください。
▶︎過去の、ヴォイテク・マゾレフスキ
https://43142.diarynote.jp/201609211101391997/
https://43142.diarynote.jp/201909031830055314/
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