RC&ザ・グリッツ。“トニーニョ・オルタが好きなんです”
2019年3月12日 音楽 エリカ・バドゥ(2000年11月19日、2006年4月2日、2012年3月2日、2017年10月6日)表現のキーボード奏者/プロデューサーを務めるRC・ウィリアムズ(2017年10月6日)のテキサス州ダラス拠点となるリーダー・バンドの公演を、南青山・ブルーノート東京で見る。ファースト・ショウ。
まずは、いい感じになっているじゃんと大きく頷く。実は彼ら、2年前にも来日し、それもぼくは見た。だが、その際は印象があまり良くなくて、気乗りせずこのブログに書くのを控えた。←稀に、そういうことあるんすよ。だが、今回はバンド音のまとまりもばっちりだったし、未熟だった女性シンガーから歌える男性歌手に代わり格段に聞いた感触が良くなっていた。これなら、推奨できる。エンダビ(2005年11月25日、2010年8月22日)ら複数の肉声担当者が入った新作『アナログ・ワールド』からの曲を多くやったのかな。
MCも適時行うリーダーに加え、歌のデュランド・バーナー、アルト・サックスとフルートのジョナサン・モーンズ、トランペットの田中一徳(2010年12月27日、2011年2月11日、2011年5月8日、2012年6月8日、2012年10月27日、2013年2月11日、2013年8月24日、2014年6月15日、2015年7月12日、2018年7月4日)、ベースのブレイロン・レイシー(2017年10月6日)、ドラムのクリオン・エドワーズという布陣による。
前回よりジャズの直接的引用はないものの、かなり演奏部にも時間を割き、ソロの提示も介するパフォーマンスを見せる。一番ソロのパートを与えられたのは前回も来ていたはずのジョナサン・モーンズ。で、そのソロがとても確かで、かつエモーショナルさを受け手にきっちりアピールするもので頷く。観客の反応も大きく、それを察したRCがとってもにっこりしていてほっこり。リズム隊もしっかり今のR&Bビートを供給。何気に、ドラマーのリム・ショットに耳引かれた。
オハイオ州クリーブランド出身と紹介されたデュランド・バーナーはジ・インターネット(2019年2月26日 )の新作『ハイヴ・マインド』にコーラス参加していたりもする人だが、喉力は十分。メロウ気味の高めの声を持つのに質量感もたっぷり持っていて拍手だな。途中でバンドが下がり、彼はエレクトリック・キーボードの弾き語りを2曲披露もした。
▶過去の、エリカ・バドゥ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-11.htm
http://43142.diarynote.jp/200604050124430000/
http://43142.diarynote.jp/201203062004221304/
https://43142.diarynote.jp/201710071225329957/
▶︎過去の、RC・ウィリアムズ
https://43142.diarynote.jp/201710071225329957/
▶︎過去の、エンダビ
https://43142.diarynote.jp/200511281323490000/
https://43142.diarynote.jp/201008261620103318/
▶︎過去の、デュランド・バーナー
https://43142.diarynote.jp/201710071225329957/
▶︎過去の、田中一徳
http://43142.diarynote.jp/201101061047294455/
http://43142.diarynote.jp/201102121002078478/
http://43142.diarynote.jp/201105140858559432/
http://43142.diarynote.jp/201206120854205300/
http://43142.diarynote.jp/201211151028209850/
http://43142.diarynote.jp/201302181123344904/
http://43142.diarynote.jp/201308281519499994/
http://43142.diarynote.jp/201406161000365031/
http://43142.diarynote.jp/201507190815468497/
https://43142.diarynote.jp/201807050952089343/
▶︎過去の、ブレイロン・レーシー
https://43142.diarynote.jp/201710071225329957/
▶︎過去の、ジ・インターネット
https://43142.diarynote.jp/201902271105245162/
その後、青山・プラッサオンゼに回り、“トニーニョ・オルタが好きなんです”という出し物を見る。その表題にあるようにトニーニョ・オルタ(2010年10月7日、2016年10月27日)の曲を愛で、再提出しようとする趣旨を持つ。今回で、9回目となるそう。
アコースティック・ギターの越田太郎丸(2013年3月6日、2018年12月10日)、ヴォーカルのTOYONO (1999年6月3日、2007年8月23日、2008年1月31日、2009年6月12日、2009年9月26日、2009年12月18日、2010年2月23日、2010年12月22日、2014年7月23日、2015年1月10日、2015年6月17日、2018年1月6日、2018年12月10日)、キーボードの草間信一(2014年4月20日)、フルートとウィンド・シンセサイザーの坂上領(ウィンド・シンセはチェロのような音を出す曲があり、効果的だった)、パーカッションの石川智(2012年11月10日、2016年7月25日、2018年4月11日、2018年12月10日)がサポートを務める。
流れる彩の感覚を持つ曲がいろいろ。同じ楽器の奏者ゆえ、越田の愛の持ち具合はくっきり。アストラッド・ジルベルトや矢野顕子(2004年7月20日、2008年8月3日、2008年12月14日、2009年8月19日、2009年9月4日、2009年12月13日、2010年12月12日、2011年9月9日、2011年12月11日、2012年8月21日、2013年8月11日、2013年11月30日、2014年8月7日、2015年8月20日、2016年9月15日、2017年12月10日、2018年8月27日 )と一緒にオルタが来日した際の彼の話もおもしろかった。和気藹々。それぞれに持ち味を知りつくしたなかで、敬愛する対象を肴に円満な会話を綴っていくという感じもありました。
▶過去の、トニーニョ・オルタ
http://43142.diarynote.jp/201010110934082197/
https://43142.diarynote.jp/201610310943306583/
▶︎過去の、越田太郎丸
https://43142.diarynote.jp/201303070815313472/
https://43142.diarynote.jp/201812111218404525/
▶過去の、TOYONO
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/livejune.htm エスピリト
http://43142.diarynote.jp/200708270314500000/
http://43142.diarynote.jp/200802051630130000/
http://43142.diarynote.jp/200906160733018341/
http://43142.diarynote.jp/200909291504366263/
http://43142.diarynote.jp/201001051624161036/
http://43142.diarynote.jp/201002280940361567/
http://43142.diarynote.jp/201012241100592422/
http://43142.diarynote.jp/?day=20140723
http://43142.diarynote.jp/201501131341317551/
http://43142.diarynote.jp/201506181125125625/
http://43142.diarynote.jp/201611101703321633/
https://43142.diarynote.jp/201801071035098671/
https://43142.diarynote.jp/201812111218404525/
▶︎過去の、草間信一
https://43142.diarynote.jp/201404251643448230/
▶︎過去の、石川智
http://43142.diarynote.jp/?day=20121110
http://43142.diarynote.jp/?day=20160725
https://43142.diarynote.jp/201804121236407352/
https://43142.diarynote.jp/201812111218404525/
▶過去の、矢野顕子
http://43142.diarynote.jp/200407200015350000/
http://43142.diarynote.jp/200808090220110000/
http://43142.diarynote.jp/200812281440093394/
http://43142.diarynote.jp/200908221621447408/
http://43142.diarynote.jp/200909120647256771/
http://43142.diarynote.jp/201001051622194305/
http://43142.diarynote.jp/201012131714372906/
http://43142.diarynote.jp/201109151818437240/
http://43142.diarynote.jp/201112191449196187/
http://43142.diarynote.jp/201209180912154167/
http://43142.diarynote.jp/?day=20130811
http://43142.diarynote.jp/201312051627467488/
http://43142.diarynote.jp/201408091058201133/
http://43142.diarynote.jp/201508210809254412/
http://43142.diarynote.jp/201609201813357761/
http://43142.diarynote.jp/201712111145326498/
https://43142.diarynote.jp/201808291108033102/
<今日の、テキサスつながり>
RC&ザ・グリッツに入っていた田中一徳はただ今、音楽教育水準の高さで知られるノース・テキサス大学に留学中。同大の音楽学部はマイケル・ケイン(2003年11月18日、同23日)やマイケル・リーグ(2016年6月16日、2016年6月17日、2017年4月18日、2018年10月10日)他を輩出。ノラ・ジョーンズ(2002年5月30日、2002年9月14日、2007年3月21日、2010年1月20日、2012年11月8日)も同大中退だっけか? 田中は本来バンドに入ることになっていなかったが、たまたま休みの期間のため小帰国中で、それが面々の知るところとなり、急遽参加することになったのだという。そしたら、頭から終わりまでずっと出っ放しで、譜面もおかずに難しい構成を持つ曲にジョナサン・モーンズと一緒にセクション音を入れまくっていたのだから驚く。うひょー。あちらで一緒にセッションをしたことはあったそうだが、それには舌をまいた。一度フィーチャーされたソロはいまいちだったけど、アンサンブル時に管楽器が一つだけだったら、けっこう物足りない印象を与えるものになっていたのではなかったか。
▶︎過去の、マイケル・ケイン
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-11.htm ミシェル・ンデゲオチェロ
▶︎過去の、マイケル・リーグ
http://43142.diarynote.jp/201606171730294884/
http://43142.diarynote.jp/201606201007017702/
http://43142.diarynote.jp/201704200801169451/
https://43142.diarynote.jp/201810170924585002/
▶過去の、ノラ・ジョーンズ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-5.htm 5.30
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-9.htm 2.09
http://43142.diarynote.jp/200703241326090000/
http://43142.diarynote.jp/201001211346277187/
http://43142.diarynote.jp/201211151032395193/
まずは、いい感じになっているじゃんと大きく頷く。実は彼ら、2年前にも来日し、それもぼくは見た。だが、その際は印象があまり良くなくて、気乗りせずこのブログに書くのを控えた。←稀に、そういうことあるんすよ。だが、今回はバンド音のまとまりもばっちりだったし、未熟だった女性シンガーから歌える男性歌手に代わり格段に聞いた感触が良くなっていた。これなら、推奨できる。エンダビ(2005年11月25日、2010年8月22日)ら複数の肉声担当者が入った新作『アナログ・ワールド』からの曲を多くやったのかな。
MCも適時行うリーダーに加え、歌のデュランド・バーナー、アルト・サックスとフルートのジョナサン・モーンズ、トランペットの田中一徳(2010年12月27日、2011年2月11日、2011年5月8日、2012年6月8日、2012年10月27日、2013年2月11日、2013年8月24日、2014年6月15日、2015年7月12日、2018年7月4日)、ベースのブレイロン・レイシー(2017年10月6日)、ドラムのクリオン・エドワーズという布陣による。
前回よりジャズの直接的引用はないものの、かなり演奏部にも時間を割き、ソロの提示も介するパフォーマンスを見せる。一番ソロのパートを与えられたのは前回も来ていたはずのジョナサン・モーンズ。で、そのソロがとても確かで、かつエモーショナルさを受け手にきっちりアピールするもので頷く。観客の反応も大きく、それを察したRCがとってもにっこりしていてほっこり。リズム隊もしっかり今のR&Bビートを供給。何気に、ドラマーのリム・ショットに耳引かれた。
オハイオ州クリーブランド出身と紹介されたデュランド・バーナーはジ・インターネット(2019年2月26日 )の新作『ハイヴ・マインド』にコーラス参加していたりもする人だが、喉力は十分。メロウ気味の高めの声を持つのに質量感もたっぷり持っていて拍手だな。途中でバンドが下がり、彼はエレクトリック・キーボードの弾き語りを2曲披露もした。
▶過去の、エリカ・バドゥ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-11.htm
http://43142.diarynote.jp/200604050124430000/
http://43142.diarynote.jp/201203062004221304/
https://43142.diarynote.jp/201710071225329957/
▶︎過去の、RC・ウィリアムズ
https://43142.diarynote.jp/201710071225329957/
▶︎過去の、エンダビ
https://43142.diarynote.jp/200511281323490000/
https://43142.diarynote.jp/201008261620103318/
▶︎過去の、デュランド・バーナー
https://43142.diarynote.jp/201710071225329957/
▶︎過去の、田中一徳
http://43142.diarynote.jp/201101061047294455/
http://43142.diarynote.jp/201102121002078478/
http://43142.diarynote.jp/201105140858559432/
http://43142.diarynote.jp/201206120854205300/
http://43142.diarynote.jp/201211151028209850/
http://43142.diarynote.jp/201302181123344904/
http://43142.diarynote.jp/201308281519499994/
http://43142.diarynote.jp/201406161000365031/
http://43142.diarynote.jp/201507190815468497/
https://43142.diarynote.jp/201807050952089343/
▶︎過去の、ブレイロン・レーシー
https://43142.diarynote.jp/201710071225329957/
▶︎過去の、ジ・インターネット
https://43142.diarynote.jp/201902271105245162/
その後、青山・プラッサオンゼに回り、“トニーニョ・オルタが好きなんです”という出し物を見る。その表題にあるようにトニーニョ・オルタ(2010年10月7日、2016年10月27日)の曲を愛で、再提出しようとする趣旨を持つ。今回で、9回目となるそう。
アコースティック・ギターの越田太郎丸(2013年3月6日、2018年12月10日)、ヴォーカルのTOYONO (1999年6月3日、2007年8月23日、2008年1月31日、2009年6月12日、2009年9月26日、2009年12月18日、2010年2月23日、2010年12月22日、2014年7月23日、2015年1月10日、2015年6月17日、2018年1月6日、2018年12月10日)、キーボードの草間信一(2014年4月20日)、フルートとウィンド・シンセサイザーの坂上領(ウィンド・シンセはチェロのような音を出す曲があり、効果的だった)、パーカッションの石川智(2012年11月10日、2016年7月25日、2018年4月11日、2018年12月10日)がサポートを務める。
流れる彩の感覚を持つ曲がいろいろ。同じ楽器の奏者ゆえ、越田の愛の持ち具合はくっきり。アストラッド・ジルベルトや矢野顕子(2004年7月20日、2008年8月3日、2008年12月14日、2009年8月19日、2009年9月4日、2009年12月13日、2010年12月12日、2011年9月9日、2011年12月11日、2012年8月21日、2013年8月11日、2013年11月30日、2014年8月7日、2015年8月20日、2016年9月15日、2017年12月10日、2018年8月27日 )と一緒にオルタが来日した際の彼の話もおもしろかった。和気藹々。それぞれに持ち味を知りつくしたなかで、敬愛する対象を肴に円満な会話を綴っていくという感じもありました。
▶過去の、トニーニョ・オルタ
http://43142.diarynote.jp/201010110934082197/
https://43142.diarynote.jp/201610310943306583/
▶︎過去の、越田太郎丸
https://43142.diarynote.jp/201303070815313472/
https://43142.diarynote.jp/201812111218404525/
▶過去の、TOYONO
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/livejune.htm エスピリト
http://43142.diarynote.jp/200708270314500000/
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http://43142.diarynote.jp/201001051624161036/
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http://43142.diarynote.jp/?day=20140723
http://43142.diarynote.jp/201501131341317551/
http://43142.diarynote.jp/201506181125125625/
http://43142.diarynote.jp/201611101703321633/
https://43142.diarynote.jp/201801071035098671/
https://43142.diarynote.jp/201812111218404525/
▶︎過去の、草間信一
https://43142.diarynote.jp/201404251643448230/
▶︎過去の、石川智
http://43142.diarynote.jp/?day=20121110
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https://43142.diarynote.jp/201812111218404525/
▶過去の、矢野顕子
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http://43142.diarynote.jp/201712111145326498/
https://43142.diarynote.jp/201808291108033102/
<今日の、テキサスつながり>
RC&ザ・グリッツに入っていた田中一徳はただ今、音楽教育水準の高さで知られるノース・テキサス大学に留学中。同大の音楽学部はマイケル・ケイン(2003年11月18日、同23日)やマイケル・リーグ(2016年6月16日、2016年6月17日、2017年4月18日、2018年10月10日)他を輩出。ノラ・ジョーンズ(2002年5月30日、2002年9月14日、2007年3月21日、2010年1月20日、2012年11月8日)も同大中退だっけか? 田中は本来バンドに入ることになっていなかったが、たまたま休みの期間のため小帰国中で、それが面々の知るところとなり、急遽参加することになったのだという。そしたら、頭から終わりまでずっと出っ放しで、譜面もおかずに難しい構成を持つ曲にジョナサン・モーンズと一緒にセクション音を入れまくっていたのだから驚く。うひょー。あちらで一緒にセッションをしたことはあったそうだが、それには舌をまいた。一度フィーチャーされたソロはいまいちだったけど、アンサンブル時に管楽器が一つだけだったら、けっこう物足りない印象を与えるものになっていたのではなかったか。
▶︎過去の、マイケル・ケイン
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-11.htm ミシェル・ンデゲオチェロ
▶︎過去の、マイケル・リーグ
http://43142.diarynote.jp/201606171730294884/
http://43142.diarynote.jp/201606201007017702/
http://43142.diarynote.jp/201704200801169451/
https://43142.diarynote.jp/201810170924585002/
▶過去の、ノラ・ジョーンズ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-5.htm 5.30
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-9.htm 2.09
http://43142.diarynote.jp/200703241326090000/
http://43142.diarynote.jp/201001211346277187/
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