ザ・マンハッタンズ。イエロージャケッツ
2019年2月27日 音楽 まず、ソウル・コーラス・グループのザ・マンハッタンッズ(2006年1月7日)を見る。うわーん、もう非の打ち所のないショウ。オリジナル・メンバーはいないものの〜まあ名シンガーのアルストンがいればokではあるんだが〜、肉声の絡み、衣装、身のこなし、振り、伴奏……どれも素晴らしく、目や耳を引く。今、伝統的な意匠を抱えるソウル・グループとして、トップ級の質を持つのではないのか。六本木・ビルボードライブ東京。ファースト・ショウ。
フロントに、ジェラルド・アルストン、デイヴィッド・タイソン、トロイ・メイ の3人のシンガー。そして、サポートはギターのマーク・バウワーズ 、ドラムのチャールズ・バトラー 、キーボードのコルト・ヤンガーとカーティス・デュークス 、ベースのジェイソン・シモンズの面々が適切に噛み合い、一気にショウは進められる。パフォーマンス時間もたっぷり、これはお金の取れるショウであるとも痛感。
▶︎過去の、ザ・マンハッタンズ
https://43142.diarynote.jp/200601090108490000/
つづいて丸の内・コットンクラブで、現存するジャズ/フュージョン・グループとしては一番長寿かもと思わせる芸歴を持つイエロージャケッツ(2009年3月23日、2014年1月15日)を見る。ピアノとキーボードのラッセル・フェランテ(2007年12月16日、2009年3月23日、2012年6月21日、2014年1月15日、2014年12月14日、2016年12月11日、2018年5月28日)、ウィンド・シンセとテナー・サックスのボブ・ミンツァー(2009年3月23日、2012年6月21日、2014年1月15日)、豪州出身エレクトリック・ベース奏者であるデイン・アルダーソン、ドラムのウィリアム・ケネディ(2014年1月15日、2014年7月8日、2015年11月4日、2016年12月11日、2014年11月22日)というここ2作の陣容による。彼らの2018年作『ライジング・アワ・ヴォイス』(マック・アヴェニュー)は半数強の曲でブラジル人シンガーのルシアナ・ソウザ(2012年12月5日)をフィーチャーする一作だったが、残念ながら通常編成での公演を持つ。場内はフル・ハウスと言っていい入りで、歓声も大きく、少し驚く。
初期にギターのロビン・フォード(1999年8月28日、2004年4月21日、2004年10月22日、2004年12月17日、2008年8月31日、2013年5月10日、2014年4月23日、2016年12月11日、2017年11月17日)が入っていた以外は、フェランテ以外のメンバーは変わっても長年にわたりキーボード、サックス、電気ベース、ドラムという編成をとっているんだっけか? フェランテはピアノを中心に弾き、ときにジャズ的知恵を演奏にまぶす。2003年曲「モンクス・ハビット」も披露したが、昔ぼくはフェランテのことを“フュージョン界のセロニアス・モンク”と言っていたことがあった。ビッグ・バンドのリーダーとしても知られるミンツァーはテナーとウィンド・シンセサイザーを吹く比率は半々。6弦のフレットレスの電気ベースを弾くアルダーソンはソロの際にハーモニクス音は一切使わないながらかなりジャコ・パストリアスが好きそうな演奏を披露。その様に触れながら、4弦のフレットレスを使い続けたパストリアスだったが、今も生きていたらどういうエレクトリック・ベースを手にするのだろうかとふと思う。そういえば、終盤にやった「ジャケットなんちゃら」とかいうライヴでよくやっている曲はウェザー・リポートの「バードランド」を下敷きにする感じがある曲だなー。マッチド・グリップで叩くケネディはかなり低くシンバルをセッティング。だから、客席側からよく顔が見える。
▶過去の、イエロージャケッツ
http://43142.diarynote.jp/200903260425159549/
http://43142.diarynote.jp/201401171005571275/
▶過去の、ラッセル・フェランテ
http://43142.diarynote.jp/200712171350530000/
http://43142.diarynote.jp/200903260425159549/
http://43142.diarynote.jp/?day=20120621
http://43142.diarynote.jp/201401171005571275/
http://43142.diarynote.jp/201412281017371613/
http://43142.diarynote.jp/201612171245154424/
https://43142.diarynote.jp/201805290906425481/
▶過去の、ボブ・ミンツァー
http://43142.diarynote.jp/200903260425159549/
http://43142.diarynote.jp/201207031311348277/
http://43142.diarynote.jp/201401171005571275/
https://43142.diarynote.jp/201411251049018018/
▶︎過去の、デイン・アルダーソン
https://43142.diarynote.jp/201902161521233281/
▶過去の、ウィリアム・ケネディ
http://43142.diarynote.jp/201401171005571275/
https://43142.diarynote.jp/201407091243129270/
https://43142.diarynote.jp/201511060854338289/
https://43142.diarynote.jp/201612171245154424/
▶︎過去の、ルシアナ・ソウザ
https://43142.diarynote.jp/201212131141531884/
▶過去の、ロベン・フォード
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/augustlive.htm
http://43142.diarynote.jp/200404212355490000/
http://43142.diarynote.jp/200410240630040000/
http://43142.diarynote.jp/200412212105020000/
http://43142.diarynote.jp/200809011923060000/
http://43142.diarynote.jp/201305131335092387/
http://43142.diarynote.jp/201404260900117482/
http://43142.diarynote.jp/201612171245154424/
https://43142.diarynote.jp/201711181233058487/
<今日の、ギタリスト>
ザ・マンハッタンズのバンドの音楽監督はギタリストのバウワーズが務める。4人いたフロントのシンガーが今は3人のため、けっこう彼もコーラスに参加していた。終盤、彼の名前だけがアルストンから紹介され、ギター・ソロを展開。そしたら、ジミ・ヘンドリックス・マナーを入れ、彼のように歯でギターを弾いたりもする。その様を見ながら、もっと血気盛んな頃、彼はどんなことをやっていたのかと俄然知りたくなっちゃう。また、そんなバウワーズが年季を積み、今はファルセットのコーラスをつけたり、デイヴィッド・T・ウォーカー(2007年12月18日、2010年12月11日、2011年6月21日、2013年10月17日、2015年8月3日、2018年1月5日)的な眩い複音弾きを見せたりもし、豊かに幅を広げ、米国黒人音楽の積み重ねの妙をあっさり示していることに感激もした。
▶過去の、デイヴィッド・T・ウォーカー
http://43142.diarynote.jp/200712190953140000/
http://43142.diarynote.jp/201012131713443911/
http://43142.diarynote.jp/201106270438075311/
http://43142.diarynote.jp/201310181020496675/
http://43142.diarynote.jp/201508091203108498/
https://43142.diarynote.jp/201801061716036258/
フロントに、ジェラルド・アルストン、デイヴィッド・タイソン、トロイ・メイ の3人のシンガー。そして、サポートはギターのマーク・バウワーズ 、ドラムのチャールズ・バトラー 、キーボードのコルト・ヤンガーとカーティス・デュークス 、ベースのジェイソン・シモンズの面々が適切に噛み合い、一気にショウは進められる。パフォーマンス時間もたっぷり、これはお金の取れるショウであるとも痛感。
▶︎過去の、ザ・マンハッタンズ
https://43142.diarynote.jp/200601090108490000/
つづいて丸の内・コットンクラブで、現存するジャズ/フュージョン・グループとしては一番長寿かもと思わせる芸歴を持つイエロージャケッツ(2009年3月23日、2014年1月15日)を見る。ピアノとキーボードのラッセル・フェランテ(2007年12月16日、2009年3月23日、2012年6月21日、2014年1月15日、2014年12月14日、2016年12月11日、2018年5月28日)、ウィンド・シンセとテナー・サックスのボブ・ミンツァー(2009年3月23日、2012年6月21日、2014年1月15日)、豪州出身エレクトリック・ベース奏者であるデイン・アルダーソン、ドラムのウィリアム・ケネディ(2014年1月15日、2014年7月8日、2015年11月4日、2016年12月11日、2014年11月22日)というここ2作の陣容による。彼らの2018年作『ライジング・アワ・ヴォイス』(マック・アヴェニュー)は半数強の曲でブラジル人シンガーのルシアナ・ソウザ(2012年12月5日)をフィーチャーする一作だったが、残念ながら通常編成での公演を持つ。場内はフル・ハウスと言っていい入りで、歓声も大きく、少し驚く。
初期にギターのロビン・フォード(1999年8月28日、2004年4月21日、2004年10月22日、2004年12月17日、2008年8月31日、2013年5月10日、2014年4月23日、2016年12月11日、2017年11月17日)が入っていた以外は、フェランテ以外のメンバーは変わっても長年にわたりキーボード、サックス、電気ベース、ドラムという編成をとっているんだっけか? フェランテはピアノを中心に弾き、ときにジャズ的知恵を演奏にまぶす。2003年曲「モンクス・ハビット」も披露したが、昔ぼくはフェランテのことを“フュージョン界のセロニアス・モンク”と言っていたことがあった。ビッグ・バンドのリーダーとしても知られるミンツァーはテナーとウィンド・シンセサイザーを吹く比率は半々。6弦のフレットレスの電気ベースを弾くアルダーソンはソロの際にハーモニクス音は一切使わないながらかなりジャコ・パストリアスが好きそうな演奏を披露。その様に触れながら、4弦のフレットレスを使い続けたパストリアスだったが、今も生きていたらどういうエレクトリック・ベースを手にするのだろうかとふと思う。そういえば、終盤にやった「ジャケットなんちゃら」とかいうライヴでよくやっている曲はウェザー・リポートの「バードランド」を下敷きにする感じがある曲だなー。マッチド・グリップで叩くケネディはかなり低くシンバルをセッティング。だから、客席側からよく顔が見える。
▶過去の、イエロージャケッツ
http://43142.diarynote.jp/200903260425159549/
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▶過去の、ラッセル・フェランテ
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▶過去の、ボブ・ミンツァー
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▶︎過去の、デイン・アルダーソン
https://43142.diarynote.jp/201902161521233281/
▶過去の、ウィリアム・ケネディ
http://43142.diarynote.jp/201401171005571275/
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https://43142.diarynote.jp/201511060854338289/
https://43142.diarynote.jp/201612171245154424/
▶︎過去の、ルシアナ・ソウザ
https://43142.diarynote.jp/201212131141531884/
▶過去の、ロベン・フォード
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/augustlive.htm
http://43142.diarynote.jp/200404212355490000/
http://43142.diarynote.jp/200410240630040000/
http://43142.diarynote.jp/200412212105020000/
http://43142.diarynote.jp/200809011923060000/
http://43142.diarynote.jp/201305131335092387/
http://43142.diarynote.jp/201404260900117482/
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<今日の、ギタリスト>
ザ・マンハッタンズのバンドの音楽監督はギタリストのバウワーズが務める。4人いたフロントのシンガーが今は3人のため、けっこう彼もコーラスに参加していた。終盤、彼の名前だけがアルストンから紹介され、ギター・ソロを展開。そしたら、ジミ・ヘンドリックス・マナーを入れ、彼のように歯でギターを弾いたりもする。その様を見ながら、もっと血気盛んな頃、彼はどんなことをやっていたのかと俄然知りたくなっちゃう。また、そんなバウワーズが年季を積み、今はファルセットのコーラスをつけたり、デイヴィッド・T・ウォーカー(2007年12月18日、2010年12月11日、2011年6月21日、2013年10月17日、2015年8月3日、2018年1月5日)的な眩い複音弾きを見せたりもし、豊かに幅を広げ、米国黒人音楽の積み重ねの妙をあっさり示していることに感激もした。
▶過去の、デイヴィッド・T・ウォーカー
http://43142.diarynote.jp/200712190953140000/
http://43142.diarynote.jp/201012131713443911/
http://43142.diarynote.jp/201106270438075311/
http://43142.diarynote.jp/201310181020496675/
http://43142.diarynote.jp/201508091203108498/
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