アントニオ・サンチェス&マイグレーション。マカヤ・マクレイヴン
2017年12月12日 音楽 今日は、ドラマーの日?
まず、丸の内・コットンクラブで、アカデミー賞受賞メキシコ人ドラマーであるアントニオ・サンチェス(2011年7月20日、2013年5月21日、2015年4月16日)のショウを見る。彼は今年シンセサイザーや電気効果やヴォイスも重ねたドラム・ソロ作『バッド・オンブレ』(CAM Jazz)を出しているが、ここでは前回に続き、マイグレーションと名付けられた彼のレギューラー・フォーマットによるショウを見せた。ただし、今回は完全な陣容にての実演となる。
テナー・サックスとウィンド・シンセサイザーを吹くシーマス・ブレイク(2015年8月5日)、ピアノとキーボードのジョン・エスクリート(2015年4月16日)、縦と電気を併用するベース奏者のマット・ブルワー(2007年11月21日、2015年4月7日、2015年4月16日)、そして今回はシンガーのタナ・アレクサも同行。NY生まれでクロアチア育ち、米国のニュー・スクール大学他を出ている彼女は長身。今回のライヴはサンチェスの作曲家としての能力を猛アピールした組曲風でもある2015年作『ザ・メリディアン・スイート』を80分ほどほぼ切れ目なしに披露するという内容を持っていたが、アクレサは同作にもきっちり参加している。
あの絵巻的作風の『ザ・メリディアン・スイート』に即興制を盛る形で、面々はよく開いると感心。へ〜え。その構成はかなり複雑だが、彼らは悠々と一筆書きのごとく演奏する。リハもきっちりしているんだろうな。その一塊の圧倒的なパフォーマンスを存分に堪能できたという気持ちを得たためか、客席側からのアンコールを要求する拍手は低めで、それはなし。皆さん、お分かりになっていらっしゃると思えた。
アレクサは随時でずっぱりではないが、基本スキャットで勝負できる相当な実力者。即興性を多大に盛り込む発展型ジャズ・シンガーはその飛躍の発想に物理的な人間としての声帯能力がついていけず、ときに音程が甘くなったり少し外れたりしちゃうものだが、彼女はそんな観点で見ても優秀。ぼくが生で見たなかで、彼女は一番正確な冒険歌唱を聞かせていたかもしれない。何度か示された彼女のスキャットとシーマス・ブレイクのウィンド・シンセサイザーの絡みは新しい手触りを獲得してはいなかったか。そんなアレクサがあまり録音セッションに呼ばれていないのはまったくの謎。2014年に自作曲主体の現代ジャズ・ヴォーカル作『Ode To Heroes』(Jazz Village)をリリースしているが、その制作者はサンチェス。2人は結婚しているんだっけ?
リーダー/ソング・ライターとしての実力はイヤになるほど実感でき、好感も持てたが、残念ながらドラマーとしてのサンチェスは株を下げた。いや、今回のパフォーマンスで、彼がぼくの好みではない叩き手であることがはっきりした、と書いたほうが適切だ。もう、その演奏は正確、かつ質量感を持つ。もう、ばしっばなしっと決まりまくる。もう一から十まですべてが正しい。だが、それがぼくに満腹過剰感、スリル欠如の体を与える。
今の時代の先端に立つジャズ・ドラマーは、それぞれのドラムのパーツの叩き方を細分化し、意識的だろうとなかろうと譜割りの効果的なズレを作りだし、ひいては今でしかないほつれや濁りや刺や風を生んでいる。だが、100%正しくも、危なげないサンチェスにはそれがない。実は今回これまでになく、ぼくは彼の演奏にロックぱさを感じもしてしまったのだが、彼は最良のロッキン・ドラム演奏の体現者であっても、ヒップホップ的な尖りが皆無。最後の曲はドラムン・ベース調と言えなくもないものだが、それでもそう言える。実は今回の演奏を聞いて、ぼくが彼に近いと思えたのはまさかのサイモン・フィリップス(2011年9月3日、2011年9月27日、2012年7月25日、2012年12月9日、2014年9月7日、2016年11月16日)だった。サンチェスはずっと小さなキットを叩いているものの。。。。でも、スネアは3つ置いていたかもしれない。一番最後気味に会場を出たら。サンチェスは楽屋から出てきて、セカンド・ショウに向けてドラムのチューニングにあたっていた。初日じゃないのに。でも、彼の演奏はそういう細かいケアの先にあるものでもあるのだろう。
▶過去の、アントニオ・サンチェス
http://43142.diarynote.jp/201107230819362417/
http://43142.diarynote.jp/201305260927026044/
http://43142.diarynote.jp/201504180959027600/
http://43142.diarynote.jp/?day=20161231 映画出演
▶過去の、シーマス・ブレイク
http://43142.diarynote.jp/201508091204162305/
▶︎過去の、ジョン・エスクリート
http://43142.diarynote.jp/201504180959027600/
▶過去の。マット・ブルワー
http://43142.diarynote.jp/200711290930350000/
http://43142.diarynote.jp/201504081451142675/
http://43142.diarynote.jp/201504180959027600/
▶過去の、サイモン・フィリップス
http://43142.diarynote.jp/201109121452527893/
http://43142.diarynote.jp/201109300923303323/
http://43142.diarynote.jp/201207310933428147/
http://43142.diarynote.jp/201212140959573710/
http://43142.diarynote.jp/201409100930206205/
続いて、東池袋・KUKULULUで、現代シカゴ・ジャズ界の注目若手ドラマーであるマカヤ・マクレイヴンのソロ・パフォーマンスを見る。ジェフ・パーカー(1999年6月6日、2000年10月15日、2001年11月7日、2004年1月20日、2005年1月7日、2011年11月21日、2014年5月7日、2017年5月13日、2017年5月15日、2017年8月15日)も新作を出した在シカゴの注目インディ“インターナショナル・アンセム”から大傑作『イン・ザ・モーメント』(2015年)を発表している御仁で、まさにヒップホップ時代としてのジャズを創出している逸材。彼はシカゴ・ジャズ界の注目の若手トランぺッターのマーキス・ヒル(2016年9月17日、2017年1月7日、2017年1月16日)の『The Way We Play』(Concord,2016年)にも入っていた。
スネア、バスドラ、タム2、ハイハット、シンバルというシンプルなセットの左横にサンプラーやPCなどが置かれ、右側にはキーボードが置いてある。そして、彼はキーボードやタム回り(ヘッドにピックアップが付けられていた)の音をサンプリング構築し(サンプラーにすでに取り込んでいるものも少し使ったかもしれない)、その上に生ドラム演奏を乗せる。その様をすぐ前で見たが、プロのドラマーのパフォーマンスをこんなに側で見るのは初めてか。
電気音とドラム演奏の拮抗……、その構築の様と絡みは常識的なところもあったし、そんなにヒップホップぽくもなかったが、すぐ側でやられるとそりゃアガる。ドラム演奏自体は非常にタイト、ときに基調電気音をぐいのりするような場面の奏法はジャズ的。そりゃ父親がジャズ・ドラマーだから、子供のころからジャズには触れてきているだろう。それから、クラヴィネット音色にして両手で鍵盤を弾いた際はバーニー・ウォーレル(2007年8月7日、2011年8月12日、2012年7月27日、2013年1月30日、2014年10月28日)調であったり、スティーヴィー・ワンダー(2005年11月3日、2010年8月8日、2012年3月5日、)の「スーパースティション」の著名ドラム・パターンを叩いたりと、1970年代のR&B/ファンクへの憧憬を出していた。そういうのを知っている若手は強い。と、これは我田引水的な記述ですね。なお、ドラムを叩いた後すぐにスティックを握っていた手で鍵盤を弾くのは、じつのところ難しいのだそう。ドラムをやる知人が頷きながら、そう申しておりました。
▶過去の、ジェフ・パーカー
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/livejune.htm シカゴ・アンダーグラウンド・デュオ、サム・プレコップ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-10.htm ブロークバック、シカゴ・アンダーグラウンド、アイソトープ217
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/LIVE-2001-11.htm トータス
http://43142.diarynote.jp/?day=20040120 ロブ・マズレク、ジェフ・パーカー・トリオ、ブロークバック、シカゴ・アンダーグラウンド・カルテット
http://43142.diarynote.jp/200501170151560000/ トータス
http://43142.diarynote.jp/201111251250189885/ トータス
http://43142.diarynote.jp/201405081408031505/ トータス
http://43142.diarynote.jp/201705140938439184/ スコット・アメンデラ
http://43142.diarynote.jp/201705161314529397/ トータス
http://43142.diarynote.jp/201708161337599841/ 自己バンド
▶︎過去の、マーキス・ヒル
http://43142.diarynote.jp/?day=20160917
http://43142.diarynote.jp/201701091247527188/
http://43142.diarynote.jp/201701171118107802/
▶過去の、バーニー・ウォーレル
http://43142.diarynote.jp/200708051740450000/
http://43142.diarynote.jp/201206011834355756/
http://43142.diarynote.jp/201208091303253665/
http://43142.diarynote.jp/201301311053069360/
http://43142.diarynote.jp/?day=20141028
<今日の、2番目の会場>
初めて、東池袋駅に。同駅に初めて、降りた。ターミナル駅から一つ目なのに、なんか駅前が閑散としていて、郊外に来たような気持ちになる。いろいろ、だなー。意外に小柄だったマカヤ君の実演はバーの地下にある小さな空間で持たれた。さすが、満員でした。
まず、丸の内・コットンクラブで、アカデミー賞受賞メキシコ人ドラマーであるアントニオ・サンチェス(2011年7月20日、2013年5月21日、2015年4月16日)のショウを見る。彼は今年シンセサイザーや電気効果やヴォイスも重ねたドラム・ソロ作『バッド・オンブレ』(CAM Jazz)を出しているが、ここでは前回に続き、マイグレーションと名付けられた彼のレギューラー・フォーマットによるショウを見せた。ただし、今回は完全な陣容にての実演となる。
テナー・サックスとウィンド・シンセサイザーを吹くシーマス・ブレイク(2015年8月5日)、ピアノとキーボードのジョン・エスクリート(2015年4月16日)、縦と電気を併用するベース奏者のマット・ブルワー(2007年11月21日、2015年4月7日、2015年4月16日)、そして今回はシンガーのタナ・アレクサも同行。NY生まれでクロアチア育ち、米国のニュー・スクール大学他を出ている彼女は長身。今回のライヴはサンチェスの作曲家としての能力を猛アピールした組曲風でもある2015年作『ザ・メリディアン・スイート』を80分ほどほぼ切れ目なしに披露するという内容を持っていたが、アクレサは同作にもきっちり参加している。
あの絵巻的作風の『ザ・メリディアン・スイート』に即興制を盛る形で、面々はよく開いると感心。へ〜え。その構成はかなり複雑だが、彼らは悠々と一筆書きのごとく演奏する。リハもきっちりしているんだろうな。その一塊の圧倒的なパフォーマンスを存分に堪能できたという気持ちを得たためか、客席側からのアンコールを要求する拍手は低めで、それはなし。皆さん、お分かりになっていらっしゃると思えた。
アレクサは随時でずっぱりではないが、基本スキャットで勝負できる相当な実力者。即興性を多大に盛り込む発展型ジャズ・シンガーはその飛躍の発想に物理的な人間としての声帯能力がついていけず、ときに音程が甘くなったり少し外れたりしちゃうものだが、彼女はそんな観点で見ても優秀。ぼくが生で見たなかで、彼女は一番正確な冒険歌唱を聞かせていたかもしれない。何度か示された彼女のスキャットとシーマス・ブレイクのウィンド・シンセサイザーの絡みは新しい手触りを獲得してはいなかったか。そんなアレクサがあまり録音セッションに呼ばれていないのはまったくの謎。2014年に自作曲主体の現代ジャズ・ヴォーカル作『Ode To Heroes』(Jazz Village)をリリースしているが、その制作者はサンチェス。2人は結婚しているんだっけ?
リーダー/ソング・ライターとしての実力はイヤになるほど実感でき、好感も持てたが、残念ながらドラマーとしてのサンチェスは株を下げた。いや、今回のパフォーマンスで、彼がぼくの好みではない叩き手であることがはっきりした、と書いたほうが適切だ。もう、その演奏は正確、かつ質量感を持つ。もう、ばしっばなしっと決まりまくる。もう一から十まですべてが正しい。だが、それがぼくに満腹過剰感、スリル欠如の体を与える。
今の時代の先端に立つジャズ・ドラマーは、それぞれのドラムのパーツの叩き方を細分化し、意識的だろうとなかろうと譜割りの効果的なズレを作りだし、ひいては今でしかないほつれや濁りや刺や風を生んでいる。だが、100%正しくも、危なげないサンチェスにはそれがない。実は今回これまでになく、ぼくは彼の演奏にロックぱさを感じもしてしまったのだが、彼は最良のロッキン・ドラム演奏の体現者であっても、ヒップホップ的な尖りが皆無。最後の曲はドラムン・ベース調と言えなくもないものだが、それでもそう言える。実は今回の演奏を聞いて、ぼくが彼に近いと思えたのはまさかのサイモン・フィリップス(2011年9月3日、2011年9月27日、2012年7月25日、2012年12月9日、2014年9月7日、2016年11月16日)だった。サンチェスはずっと小さなキットを叩いているものの。。。。でも、スネアは3つ置いていたかもしれない。一番最後気味に会場を出たら。サンチェスは楽屋から出てきて、セカンド・ショウに向けてドラムのチューニングにあたっていた。初日じゃないのに。でも、彼の演奏はそういう細かいケアの先にあるものでもあるのだろう。
▶過去の、アントニオ・サンチェス
http://43142.diarynote.jp/201107230819362417/
http://43142.diarynote.jp/201305260927026044/
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▶過去の、シーマス・ブレイク
http://43142.diarynote.jp/201508091204162305/
▶︎過去の、ジョン・エスクリート
http://43142.diarynote.jp/201504180959027600/
▶過去の。マット・ブルワー
http://43142.diarynote.jp/200711290930350000/
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http://43142.diarynote.jp/201504180959027600/
▶過去の、サイモン・フィリップス
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続いて、東池袋・KUKULULUで、現代シカゴ・ジャズ界の注目若手ドラマーであるマカヤ・マクレイヴンのソロ・パフォーマンスを見る。ジェフ・パーカー(1999年6月6日、2000年10月15日、2001年11月7日、2004年1月20日、2005年1月7日、2011年11月21日、2014年5月7日、2017年5月13日、2017年5月15日、2017年8月15日)も新作を出した在シカゴの注目インディ“インターナショナル・アンセム”から大傑作『イン・ザ・モーメント』(2015年)を発表している御仁で、まさにヒップホップ時代としてのジャズを創出している逸材。彼はシカゴ・ジャズ界の注目の若手トランぺッターのマーキス・ヒル(2016年9月17日、2017年1月7日、2017年1月16日)の『The Way We Play』(Concord,2016年)にも入っていた。
スネア、バスドラ、タム2、ハイハット、シンバルというシンプルなセットの左横にサンプラーやPCなどが置かれ、右側にはキーボードが置いてある。そして、彼はキーボードやタム回り(ヘッドにピックアップが付けられていた)の音をサンプリング構築し(サンプラーにすでに取り込んでいるものも少し使ったかもしれない)、その上に生ドラム演奏を乗せる。その様をすぐ前で見たが、プロのドラマーのパフォーマンスをこんなに側で見るのは初めてか。
電気音とドラム演奏の拮抗……、その構築の様と絡みは常識的なところもあったし、そんなにヒップホップぽくもなかったが、すぐ側でやられるとそりゃアガる。ドラム演奏自体は非常にタイト、ときに基調電気音をぐいのりするような場面の奏法はジャズ的。そりゃ父親がジャズ・ドラマーだから、子供のころからジャズには触れてきているだろう。それから、クラヴィネット音色にして両手で鍵盤を弾いた際はバーニー・ウォーレル(2007年8月7日、2011年8月12日、2012年7月27日、2013年1月30日、2014年10月28日)調であったり、スティーヴィー・ワンダー(2005年11月3日、2010年8月8日、2012年3月5日、)の「スーパースティション」の著名ドラム・パターンを叩いたりと、1970年代のR&B/ファンクへの憧憬を出していた。そういうのを知っている若手は強い。と、これは我田引水的な記述ですね。なお、ドラムを叩いた後すぐにスティックを握っていた手で鍵盤を弾くのは、じつのところ難しいのだそう。ドラムをやる知人が頷きながら、そう申しておりました。
▶過去の、ジェフ・パーカー
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/livejune.htm シカゴ・アンダーグラウンド・デュオ、サム・プレコップ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-10.htm ブロークバック、シカゴ・アンダーグラウンド、アイソトープ217
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/LIVE-2001-11.htm トータス
http://43142.diarynote.jp/?day=20040120 ロブ・マズレク、ジェフ・パーカー・トリオ、ブロークバック、シカゴ・アンダーグラウンド・カルテット
http://43142.diarynote.jp/200501170151560000/ トータス
http://43142.diarynote.jp/201111251250189885/ トータス
http://43142.diarynote.jp/201405081408031505/ トータス
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▶︎過去の、マーキス・ヒル
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http://43142.diarynote.jp/201701091247527188/
http://43142.diarynote.jp/201701171118107802/
▶過去の、バーニー・ウォーレル
http://43142.diarynote.jp/200708051740450000/
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http://43142.diarynote.jp/201208091303253665/
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http://43142.diarynote.jp/?day=20141028
<今日の、2番目の会場>
初めて、東池袋駅に。同駅に初めて、降りた。ターミナル駅から一つ目なのに、なんか駅前が閑散としていて、郊外に来たような気持ちになる。いろいろ、だなー。意外に小柄だったマカヤ君の実演はバーの地下にある小さな空間で持たれた。さすが、満員でした。