of Tropique, WADA MANBO+アンドウケンジロウ
2017年12月17日 音楽 下北沢・空飛ぶこぶたや で、広い視野のもと手作り感覚音楽を奏でる二組を見る。ともに、クラリネット奏者を擁していて、こんなにクラリネット〜やはり、ジャズにしろポップ・ミュージックにしろ今の音楽からは見捨てられたと言ってもいい、古い音色を持つ管楽器でしょう〜の音をこんなに聞いた日は初めてとなる?
最初はカセットコンロスのWADA MAMBO(ギター、ヴォーカル)とアンドウケンジロウ(クラリネット)のデュオ。普段はカリプソに日本語歌詞を付けたことをやっているというMCもあった(最後に歌った、両親の性生活の乱れをユーモラスに歌った曲はなかなか)が、ここではマヌーシュ・スウィングぽいのまでいろんなことをペーソソスにあふれやっていた。各曲の最後に「ジングル・ベル」の一節を差し込みまくり悪趣味だと思わずにはいられなかった(ああいうのは、一度さくっと入れてこそ効果的であると思う)が、あれだけ繰り返されると辟易を通り越して苦笑となった。
休憩をおいて出てきたof Tropiqueはこの晩がお披露目のライヴとか。結成は1年前でその際にレコーディングもしたのだそうだが、その後、メンバーの地方転居などもあり、休止状態になっていたらしい。
構成員はコロリダス(2013年2月3日、2014年1月18日、2016年2月28日、2017年9月24日)の近藤哲平(クラリネット)としみずけんた(パーカッション)、ジェントル・フォレスト・ジャズ・バンドやバロンと世界一周楽団の八木橋恒治(ギター、バンジョー)、タとエ(2017年9月24日)やSENKAOSの大島武宣(ギター)と伊東絵里(パーカッション)、カセットコンロスやRIDDIMATEの田名網ダイスケ(ベース。すべてサム・ピックで弾いていた。それって、風情があるな。そういえば、昔のフェンダー・ジャズ・ベースにはサム・ピック演奏用の指置きがボディについていた)という6人。
面々は説明するのに困るお茶目なインストゥメンタル自作曲を、和気あいあいと聞かせる。架空の地域のほんわか表現と言うか、魔法の絨毯に乗ってきままに各地を旅する音楽と言おうか。こういうのって日本人は得意かもしれないなあと、ふと思う。ココロ、弾む。最後は最所に出たお二人も加わった。クラリネット2本そろい踏み、クラリネットに幸あれと思ってしまった。
▶過去の、コロリダス
http://43142.diarynote.jp/201302041828146553/
http://43142.diarynote.jp/201401200835094139/
http://43142.diarynote.jp/201603011023174338/
http://43142.diarynote.jp/201709261222472364/
▶︎過去の、タとエ
http://43142.diarynote.jp/201709261222472364/
<今日の、会場>
初めて行く。最初間違って、隣の地下のお店に入ったら、お店の若い女の子が(ぼくの行きたい店に)案内しましょうかと親密に対応。それは遠慮したが(実際、本当に隣の地下にあった)なんかほっこりした。空飛ぶこぶたやは異色音楽フェスの“勝手にウッドストック”に食べ物屋を出店しているお店なのだとか。満員。ぼくの前に座った外国人2人はフランス人とスペイン人だった。終演後、アフリカ系の人が来て、なれた手つきでパーカッションを叩いたりもし、場が沸いた。of Tropiqueの録音済みの音をいただいたが、本人たちが言うように、この晩聞けたものとはけっこう違う。スタジオ録音曲はもっとキッチュな卓録感のもと、人を喰ったところがある。「明日は明日の風が吹く、明日も晴れるといいなあ」という手触りやそこはかとない外しの感覚は、なんか一部の泉邦宏(2006年7月3日、2011年7月10日、2012年4月21日、2017年1月9日、2017年9月13日)卓録物件のテイストと重なるとも感じた。
▶過去の、泉邦宏
http://43142.diarynote.jp/?day=20060703
http://43142.diarynote.jp/201107111327576732/
http://43142.diarynote.jp/201204221307297965/
http://43142.diarynote.jp/201701101136544400/
http://43142.diarynote.jp/201709141146381271/
最初はカセットコンロスのWADA MAMBO(ギター、ヴォーカル)とアンドウケンジロウ(クラリネット)のデュオ。普段はカリプソに日本語歌詞を付けたことをやっているというMCもあった(最後に歌った、両親の性生活の乱れをユーモラスに歌った曲はなかなか)が、ここではマヌーシュ・スウィングぽいのまでいろんなことをペーソソスにあふれやっていた。各曲の最後に「ジングル・ベル」の一節を差し込みまくり悪趣味だと思わずにはいられなかった(ああいうのは、一度さくっと入れてこそ効果的であると思う)が、あれだけ繰り返されると辟易を通り越して苦笑となった。
休憩をおいて出てきたof Tropiqueはこの晩がお披露目のライヴとか。結成は1年前でその際にレコーディングもしたのだそうだが、その後、メンバーの地方転居などもあり、休止状態になっていたらしい。
構成員はコロリダス(2013年2月3日、2014年1月18日、2016年2月28日、2017年9月24日)の近藤哲平(クラリネット)としみずけんた(パーカッション)、ジェントル・フォレスト・ジャズ・バンドやバロンと世界一周楽団の八木橋恒治(ギター、バンジョー)、タとエ(2017年9月24日)やSENKAOSの大島武宣(ギター)と伊東絵里(パーカッション)、カセットコンロスやRIDDIMATEの田名網ダイスケ(ベース。すべてサム・ピックで弾いていた。それって、風情があるな。そういえば、昔のフェンダー・ジャズ・ベースにはサム・ピック演奏用の指置きがボディについていた)という6人。
面々は説明するのに困るお茶目なインストゥメンタル自作曲を、和気あいあいと聞かせる。架空の地域のほんわか表現と言うか、魔法の絨毯に乗ってきままに各地を旅する音楽と言おうか。こういうのって日本人は得意かもしれないなあと、ふと思う。ココロ、弾む。最後は最所に出たお二人も加わった。クラリネット2本そろい踏み、クラリネットに幸あれと思ってしまった。
▶過去の、コロリダス
http://43142.diarynote.jp/201302041828146553/
http://43142.diarynote.jp/201401200835094139/
http://43142.diarynote.jp/201603011023174338/
http://43142.diarynote.jp/201709261222472364/
▶︎過去の、タとエ
http://43142.diarynote.jp/201709261222472364/
<今日の、会場>
初めて行く。最初間違って、隣の地下のお店に入ったら、お店の若い女の子が(ぼくの行きたい店に)案内しましょうかと親密に対応。それは遠慮したが(実際、本当に隣の地下にあった)なんかほっこりした。空飛ぶこぶたやは異色音楽フェスの“勝手にウッドストック”に食べ物屋を出店しているお店なのだとか。満員。ぼくの前に座った外国人2人はフランス人とスペイン人だった。終演後、アフリカ系の人が来て、なれた手つきでパーカッションを叩いたりもし、場が沸いた。of Tropiqueの録音済みの音をいただいたが、本人たちが言うように、この晩聞けたものとはけっこう違う。スタジオ録音曲はもっとキッチュな卓録感のもと、人を喰ったところがある。「明日は明日の風が吹く、明日も晴れるといいなあ」という手触りやそこはかとない外しの感覚は、なんか一部の泉邦宏(2006年7月3日、2011年7月10日、2012年4月21日、2017年1月9日、2017年9月13日)卓録物件のテイストと重なるとも感じた。
▶過去の、泉邦宏
http://43142.diarynote.jp/?day=20060703
http://43142.diarynote.jp/201107111327576732/
http://43142.diarynote.jp/201204221307297965/
http://43142.diarynote.jp/201701101136544400/
http://43142.diarynote.jp/201709141146381271/