西海岸ロック〜シンガー・ソングライター表現に長年にわたり貢献してきた重鎮スタジオ・ミュージシャンのリーダー公演(2006年12月22日)を、六本木・ビルボードライブで見る。ファースト・ショウ。

 同行ミュージシャンは、現在コーチマーが居住するデンヴァーの友達であるギターのスティーヴ・ポステル、セッション・ベーシスト大家のボブ・グラウブ、ジャクソン・ブラウン・バンドで弾くキーボード奏者のジェフ・ヤング、1970年代はポール・マッカートニーやエルトン・ジョンのアルバムで叩いていたスティーヴ・ホリー。余裕たっぷりに大人のミュージシャンが重なる様には、ああオレは今いいアメリカン・ロックに接しているという気持ちになれた。リズム隊の音がよかったし、ネ。

 曲は、ジャクソン・ブラウン、ドン・ヘンリー、ジェイムズ・テイラーなどコーチマーがサポートした人気者達の曲が次々に披露される。コーチマーはかつて2枚のリーダー作を出しているが、そこからの曲はやらなかったはず。リード・ヴォーカルは当人が一番とったが、ポステルとヤングも取った。

▶︎過去の、ダニー・コーチチマー
http://43142.diarynote.jp/200612281419530000/

<今日の、ほのかな幸せと少しの絶望>
 外に出て、すぐに日光に当たりバテ、汗ダクダク。ヘロヘロ。普段は出かけずにすむぼくはなんと幸せなのかと思う。とともに、もうぼくは普通の勤め人はできない人間であるかのとも思う。ま、人間て慣れの部分が相当大きいと思いつつ。。。