スコット・アメンドラ
2017年5月13日 音楽 アメンドラ(2015年2月18日、2015年6月2日)さん、すごいなー。信頼受けているんだなー。この同行者の顔ぶれは、すごい。前回チャーリー・ハンターとのデュオ公演の項で彼はネルス・クライン(2010年1月9日、2010年4月23日、2013年4月13日、2014年8月14日、2015年6月2日)とジェフ・パーカー(1999年6月6日、2000年10月15日、2001年11月7日、2004年1月20日、2005年1月7日、2011年11月21日、2014年5月7日)と親しいと記したら、なんとその二人のギタリストを擁する編成で来日した。イエイッ。ショウはその3人に、NYボーダーレス音楽界のアイドル的(? でも、彼女のリーダー作の参加者はなかなかだ)ヴァイオリン奏者のジェニー・シェイマンとダブル・ベース奏者のクリス・ライトキャップ(2008年7月19日)が入ったクインテットでショウは持たれる。丸の内・コットンクラブ、セカンド・ショウ。
面々がステージに登場し音が出ると、お。あれれ、こんなふうに来るかという感じ。結構、自由にインプロ追求で行くのかと思ったら(1曲はそういう感じのものもあった)、結構曲をやっていた。それ、アマンドラが書いたものらしいが、みんな譜面を前に置いていた。とくに前半は、アマンドラが繰り出すビートの上で3人のメロディ奏者が規定された旋律を自分なりに重ねていくという感じがあった。その聞き味に米国式わびさびサウンドという感想も、ぼくは持った。
クラインはときに音色を作る。座って演奏していた、パーカーは彼よりはジャズ寄りの演奏。途中にセロニアス・モンクの「ブルー・モンク」のフレイズみたいなのから始まる曲があり、そのときからで音量がデカくなったような。すると、奏者たちの何気ないメロディを追う行為が多大なニュアンスを帯びたと感じられた。
曲者から軽い方の録音参加までいろんな仕事をしているジェニー・シェイマンはヴァイオリンというよりは、フィドルと書いた方がまだ合うような、わずかな濁りとあっけらかんさ(それは、あまり凝らないという意味も持つ)を持つ音を出す。あとで彼女のホームページを見たら、ヴァイリンではなくフィドル奏者と自ら記していた。彼女、大学は英文学専攻だったのか。実のところ、おそらく初めて見るだろうシェイマンには期待するところがあったが、少し肩透かし。だって、e-1やソニーなどからの彼女の一連のリーダー作はアメリカーナが入ったシンガー・ソングライター盤であり、どこかでそういう側面を出す(=歌う)場面があるのではないかと期待してしまったから……。
▶︎過去の、スコット・アメンドラ
http://43142.diarynote.jp/201502230940316504/
http://43142.diarynote.jp/201506070750376864/
▶過去の、ネルス・クライン
http://43142.diarynote.jp/?day=20100109 田村/藤井ファースト・ミーティング
http://43142.diarynote.jp/201004250658039897/ ウィルコ
http://43142.diarynote.jp/201304150854159566/ ウィルコ
http://43142.diarynote.jp/201408161131356136/ チボ・マット
http://43142.diarynote.jp/201506070750376864/ ネルス・クライン・シンガーズ
▶過去の、ジェフ・パーカー
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/livejune.htm シカゴ・アンダーグラウンド・デュオ、サム・プレコップ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-10.htm ブロークバック、シカゴ・アンダーグラウンド、アイソトープ217
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/LIVE-2001-11.htm トータス
http://43142.diarynote.jp/?day=20040120 ロブ・マズレク、ジェフ・パーカー・トリオ、ブロークバック、シカゴ・アンダーグラウンド・カルテット
http://43142.diarynote.jp/200501170151560000/ トータス
http://43142.diarynote.jp/201111251250189885/ トータス
http://43142.diarynote.jp/201405081408031505/ トータス
▶︎過去の、クリス・ライトキャップ
http://43142.diarynote.jp/?day=20080719
<今日の、ドラム>
アメンドラは嬉しそうに叩いていた。メンバーを紹介し、これが僕のバンドと、誇らしげ。気持ちは分かる。彼は、米国のクラヴィオットのキットを叩く。結構昔気質な音がし、響きが深い。先月来日していたマーカス・ギルモア(2007年11月21日、2010年7月24日、2010年8月22日、2014年5月15日、2014年6月19日、2014年6月20日、2015年4月7日、2016年9月16日、2017年4月18日)もクラヴィオットを叩いていた。
▶過去の、マーカス・ギルモア
http://43142.diarynote.jp/200711290930350000/
http://43142.diarynote.jp/201007261045442770/
http://43142.diarynote.jp/201008261620103318/
http://43142.diarynote.jp/201405171309186867/
http://43142.diarynote.jp/201406201008164250/
http://43142.diarynote.jp/201406210910441716/
http://43142.diarynote.jp/201504081451142675/
http://43142.diarynote.jp/201609201820427313/
http://43142.diarynote.jp/?day=20170418
面々がステージに登場し音が出ると、お。あれれ、こんなふうに来るかという感じ。結構、自由にインプロ追求で行くのかと思ったら(1曲はそういう感じのものもあった)、結構曲をやっていた。それ、アマンドラが書いたものらしいが、みんな譜面を前に置いていた。とくに前半は、アマンドラが繰り出すビートの上で3人のメロディ奏者が規定された旋律を自分なりに重ねていくという感じがあった。その聞き味に米国式わびさびサウンドという感想も、ぼくは持った。
クラインはときに音色を作る。座って演奏していた、パーカーは彼よりはジャズ寄りの演奏。途中にセロニアス・モンクの「ブルー・モンク」のフレイズみたいなのから始まる曲があり、そのときからで音量がデカくなったような。すると、奏者たちの何気ないメロディを追う行為が多大なニュアンスを帯びたと感じられた。
曲者から軽い方の録音参加までいろんな仕事をしているジェニー・シェイマンはヴァイオリンというよりは、フィドルと書いた方がまだ合うような、わずかな濁りとあっけらかんさ(それは、あまり凝らないという意味も持つ)を持つ音を出す。あとで彼女のホームページを見たら、ヴァイリンではなくフィドル奏者と自ら記していた。彼女、大学は英文学専攻だったのか。実のところ、おそらく初めて見るだろうシェイマンには期待するところがあったが、少し肩透かし。だって、e-1やソニーなどからの彼女の一連のリーダー作はアメリカーナが入ったシンガー・ソングライター盤であり、どこかでそういう側面を出す(=歌う)場面があるのではないかと期待してしまったから……。
▶︎過去の、スコット・アメンドラ
http://43142.diarynote.jp/201502230940316504/
http://43142.diarynote.jp/201506070750376864/
▶過去の、ネルス・クライン
http://43142.diarynote.jp/?day=20100109 田村/藤井ファースト・ミーティング
http://43142.diarynote.jp/201004250658039897/ ウィルコ
http://43142.diarynote.jp/201304150854159566/ ウィルコ
http://43142.diarynote.jp/201408161131356136/ チボ・マット
http://43142.diarynote.jp/201506070750376864/ ネルス・クライン・シンガーズ
▶過去の、ジェフ・パーカー
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/livejune.htm シカゴ・アンダーグラウンド・デュオ、サム・プレコップ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2000-10.htm ブロークバック、シカゴ・アンダーグラウンド、アイソトープ217
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/LIVE-2001-11.htm トータス
http://43142.diarynote.jp/?day=20040120 ロブ・マズレク、ジェフ・パーカー・トリオ、ブロークバック、シカゴ・アンダーグラウンド・カルテット
http://43142.diarynote.jp/200501170151560000/ トータス
http://43142.diarynote.jp/201111251250189885/ トータス
http://43142.diarynote.jp/201405081408031505/ トータス
▶︎過去の、クリス・ライトキャップ
http://43142.diarynote.jp/?day=20080719
<今日の、ドラム>
アメンドラは嬉しそうに叩いていた。メンバーを紹介し、これが僕のバンドと、誇らしげ。気持ちは分かる。彼は、米国のクラヴィオットのキットを叩く。結構昔気質な音がし、響きが深い。先月来日していたマーカス・ギルモア(2007年11月21日、2010年7月24日、2010年8月22日、2014年5月15日、2014年6月19日、2014年6月20日、2015年4月7日、2016年9月16日、2017年4月18日)もクラヴィオットを叩いていた。
▶過去の、マーカス・ギルモア
http://43142.diarynote.jp/200711290930350000/
http://43142.diarynote.jp/201007261045442770/
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