飯田橋・日仏学院で、ここが時々開いている野外フリー・コンサートがあった。昼間、フェフェのインタヴューで同所に行った(取材の同時刻、テニスコーツ&大友良英のライヴをやっていたよう)ら、すでににぎわっていて、ちょっとお祭り気分ナリ。その後、お堀端で知人たちがやっているお花見会に行って、十二分にうかれ、日が暮れて再び日仏学院に行く。なんか、気候良く、わりと一気に桜が咲いたような……。

 まず、ステージに出て来たのは、マイア・ヴィダル(2012年2月23日)。白のノースリーブのワンピース姿の彼女、とっても可愛いじゃねえか。近くで見ることができて、前回以上にそう感じる。1曲目はアコーディオンを弾きながら歌い、あとはプリセット音と鍵盤リアル音のミックスに合わせて歌うが、それらも前回以上に味が良い! わあ、進歩しているっ。ふんわり現代性も増していて、なんか柔和で若い、ファナ・モリーナ(2002年9月7日、2002年9月15日。2003年7月29日、2011年8月1日、2013年12月3日)という感想も出てきたのは、花見のときにモリーナの話を偶然したからか。歌詞は英語、MCは英語とフランス語と日本語。実は彼女が再来日しているのは今日知ったのだが、4月1日〜4日、ここのラ・ブラッスリーに出演するという。うーん、もう用事入れていて、他の日は見れないよ〜。

 そして、ナイジェリア系フランス人のフェフェ(2014年1月21日)が出てくる。実は今回、別のフランス人アーティストがブッキングされていたが、それが直前にキャンセルになり、彼が再来日することになった。前回来日後、ナイジェアに行ったりもして、少しアフリカ色を強くしたいと考える新作録音準備をしていて一瞬日本に行くのは無理だと思ったらしいが、そこは日本大好きな彼、OKしちゃったという。ま、結局、来て良かったアという気持ちになっているようだが。ともあれ、2ヶ月強しかたっていなくても、また見れてうれCという感想がテンコ盛りの実演。基本的なノリはそんなに変わるわけもないが、今回はDJ(もう30年もの付き合いとか)だけでなく、ギタリスト(優男白人くん。ブルースが好き、ジミ・ヘンドリックスが好きと、言っておりました)も伴っての実演。そりゃ、厚くなるぶん、存在感はより出るか。サポートの二人は一緒にコーラスをつける風情も、素敵なり。しかし、フェフェの日本語をもろに用いるMCは立派すぎます。

▶過去の、ヴィダル
http://43142.diarynote.jp/201203061821277995/
▶過去の、モリーナ
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-9.htm
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-7.htm
http://43142.diarynote.jp/?day=20110801
http://43142.diarynote.jp/201312171240301597/
▶過去の、フェフェ
http://43142.diarynote.jp/201401221432209419/

<今日も、飲欲あり>
 再び、アフター花見会に戻りぐだぐだ。そして、その後移動し、朝までぐびぐび。朝の電車に乗るのは、酔っぱらっているのに(いや、酔っぱらっているから?)なんか気恥ずかしい。