ザ・シンシケートとは、故ジョー・ザヴィヌル(2003年10月8日)のバンド関連者が中心となるユニット。この公演初日の7月7日はザヴィヌルの誕生日であったという。ウェザー・リポート解散後、このオーストリア生まれ(1932〜2007年)の鍵盤奏者はザ・ザヴィヌル・シンジケートという、私が考える演奏部に重きを置いたワールド・ビートのグループを組んだが、これはその流儀を伸び伸びと披露するバンドと言えるか。いつからか、ザヴィヌルは拠点を置いていた米国西海岸から母国に住むようになり、その自己バンドは在欧アフリカ出身者たちが在籍。リチャード・ボナ(2012年5月14日、他)はその出身者のなかで一番有名になった人ですね。
旧アイヴォリー・コースト生まれでパリで活躍するドラマーのパコ・セリは今回の構成員のなかでは一番名が知られたミュージシャンか。もろにザヴィヌル流儀の音色/フレーズ使いを見せる(つまり、ぼくの好みからは離れる)ティエリー・エリスはディー・ディー・ブリッジウォーター(2009年11月27日、他)のアルバムに参加していたりするので、フランス在住のミュージシャンだろう。消えている場合も多いソプラノ・サックス(けっこう、キーボード音と近い。彼に限らず、軽いソプラノの音をぼくはあまり好きでないのを再認識した)を吹くエミール・パリジャンも名前から判断するに、フランス人か。奇麗な、性格も良さそうな女性シンガー(彼女も消えている場合も多い)はザップ・ママにいたサビンヌ・カボンゴで、ザップ・ママがそうであったようにベルギーのブリュッセルを拠点に住んでいるよう。そして、6弦の電気ベースを弾くムニールとパンデイロのソロも見せた打楽器のジョルジはブラジル出身とセリからMCで紹介された。ウェザー・リポートの初期はアイアート・モレイラ(2000年7月10日)やドン・ウン・ロマオとか、ブラジル人パーカッション奏者を雇っていた。
南青山・ブルーノート東京、ファースト・ショウ。なるほど、ザヴィヌル・シンジケートのりの演奏が1時間半。もう、セリのドラミングは凄くて笑っちゃう。もう切れがありまくりなうえ、ブレイクのアクセントがバシっと決まりすぎる。ほう〜。彼は終盤、親指ピアノのソロも披露したが、こんなに音色が強く(それは、アンプリファイドの処方によるものかもしれないが)、音階が明瞭な演奏は初めてかも。へえ〜。ベーシストはソロのときはギターを手にし、リチャード・ボナのようなヴォーカル・パフォーマンスをした。
<今日の、ええん>
飲み物メニューのなかから、ロンドン・プライドが消えてしまった。ぼくは、ブルーノート東京に来てビールを頼む場合、ギネスかロンドン・プライドを選ぶ。喉越し良好なほうを飲みたい場合は後者。なぜ、なくなったんだあー。バカバカ。音楽系のお店でこのエールを飲めるのはここだけだった。
旧アイヴォリー・コースト生まれでパリで活躍するドラマーのパコ・セリは今回の構成員のなかでは一番名が知られたミュージシャンか。もろにザヴィヌル流儀の音色/フレーズ使いを見せる(つまり、ぼくの好みからは離れる)ティエリー・エリスはディー・ディー・ブリッジウォーター(2009年11月27日、他)のアルバムに参加していたりするので、フランス在住のミュージシャンだろう。消えている場合も多いソプラノ・サックス(けっこう、キーボード音と近い。彼に限らず、軽いソプラノの音をぼくはあまり好きでないのを再認識した)を吹くエミール・パリジャンも名前から判断するに、フランス人か。奇麗な、性格も良さそうな女性シンガー(彼女も消えている場合も多い)はザップ・ママにいたサビンヌ・カボンゴで、ザップ・ママがそうであったようにベルギーのブリュッセルを拠点に住んでいるよう。そして、6弦の電気ベースを弾くムニールとパンデイロのソロも見せた打楽器のジョルジはブラジル出身とセリからMCで紹介された。ウェザー・リポートの初期はアイアート・モレイラ(2000年7月10日)やドン・ウン・ロマオとか、ブラジル人パーカッション奏者を雇っていた。
南青山・ブルーノート東京、ファースト・ショウ。なるほど、ザヴィヌル・シンジケートのりの演奏が1時間半。もう、セリのドラミングは凄くて笑っちゃう。もう切れがありまくりなうえ、ブレイクのアクセントがバシっと決まりすぎる。ほう〜。彼は終盤、親指ピアノのソロも披露したが、こんなに音色が強く(それは、アンプリファイドの処方によるものかもしれないが)、音階が明瞭な演奏は初めてかも。へえ〜。ベーシストはソロのときはギターを手にし、リチャード・ボナのようなヴォーカル・パフォーマンスをした。
<今日の、ええん>
飲み物メニューのなかから、ロンドン・プライドが消えてしまった。ぼくは、ブルーノート東京に来てビールを頼む場合、ギネスかロンドン・プライドを選ぶ。喉越し良好なほうを飲みたい場合は後者。なぜ、なくなったんだあー。バカバカ。音楽系のお店でこのエールを飲めるのはここだけだった。