フェルナンド・カブサッキ×七尾旅人
2011年4月16日 音楽 アルゼンチンの変幻自在ギタリスト(2002年9月7日、2002年9月15日、2006年7月7日)と、自分だけの小宇宙を持つ個性派シンガー・ソングライター(2011年1月8日)。今日はじめて会ったという、そんな二人が完全四つに組んでのパフォーマンス。結論として、実のあるやりとりを楽しめた。この手の即興協調モノのなかではかなり上にあるものだったのではないのか。代官山・晴れたら空に豆まいて。
七尾の漂うギター弾き語り表現に、カブサッキが干渉音や発展のきっかけをいれて、どんどん積み木を重ねて行くようなものもあれば(それで、30分強やった塊も)、カブサッキの思いつきギター演奏に合わせて、七尾が思いつきで肉声を乗せていく場合もあり。お互いの出方で、進み方はごんごん変わって行く。七尾の歌は即興で日本語の言葉を乗せる場合もあれば、スキャット/擬音で進むときもある。カブサッキのギター音はキーボードからベルまで本当にいろんな音を出すし、ときには暴力的な音色をかましたりも。両者は自分のギター音に(七尾は歌声にも)機を見て敏にエフェクターをかけたり、サンプリングしたりもするが、その発想回路が似ているような気も。ジャズ的言語を直接的な根としない(かつて、インタヴューした際、ジャズは嫌いだとカブサッキは言っていたよな)、閃き/飛躍の感覚が重なるところがあったんだと思う。びっくりするぐらい、上手くはまったパフォーマンスという感想をぼくはもった。実際、七尾のカブサッキへの賞讃は即興の歌の言葉(結婚してもいいだか抱かれてもいいだか、そういうことも歌っていた)やMCを聞いてもよく判るし、カブサッキもうれしそうだった。七尾は歌詞に福島とか福島県という言葉もまぜる。今、多くの人の思いは同じだよなあ。。。。
単身やってきたカブサッキの、初日となる公演。彼はこの後、日本各所で12回公演が予定され、場所ごとに異なる人たちと絡むようだ。
<今日の電話>
24日は、区議会議員選挙日。昼下がり、立候補者の事務所から、投票依頼の電話がある。やーな、感じ。第一、電話がかかってきたから、入れることにしようなんていう人がいるのか。よく知らないが、そういう所作は選挙違反にはならないのかあ。電話番号の出所を聞いたら、町内会の名簿を見て、かけているという。そんなのあるのか、マンションの居住者名簿が流れているのだろうか。なんにせよ、町内会名簿があるとして、それを選挙運動に我が者顔で流用するって?? 電話をかけてきたおばさんに抗議する。責任者はと問うと、立候補者自身の名前を挙げた。
七尾の漂うギター弾き語り表現に、カブサッキが干渉音や発展のきっかけをいれて、どんどん積み木を重ねて行くようなものもあれば(それで、30分強やった塊も)、カブサッキの思いつきギター演奏に合わせて、七尾が思いつきで肉声を乗せていく場合もあり。お互いの出方で、進み方はごんごん変わって行く。七尾の歌は即興で日本語の言葉を乗せる場合もあれば、スキャット/擬音で進むときもある。カブサッキのギター音はキーボードからベルまで本当にいろんな音を出すし、ときには暴力的な音色をかましたりも。両者は自分のギター音に(七尾は歌声にも)機を見て敏にエフェクターをかけたり、サンプリングしたりもするが、その発想回路が似ているような気も。ジャズ的言語を直接的な根としない(かつて、インタヴューした際、ジャズは嫌いだとカブサッキは言っていたよな)、閃き/飛躍の感覚が重なるところがあったんだと思う。びっくりするぐらい、上手くはまったパフォーマンスという感想をぼくはもった。実際、七尾のカブサッキへの賞讃は即興の歌の言葉(結婚してもいいだか抱かれてもいいだか、そういうことも歌っていた)やMCを聞いてもよく判るし、カブサッキもうれしそうだった。七尾は歌詞に福島とか福島県という言葉もまぜる。今、多くの人の思いは同じだよなあ。。。。
単身やってきたカブサッキの、初日となる公演。彼はこの後、日本各所で12回公演が予定され、場所ごとに異なる人たちと絡むようだ。
<今日の電話>
24日は、区議会議員選挙日。昼下がり、立候補者の事務所から、投票依頼の電話がある。やーな、感じ。第一、電話がかかってきたから、入れることにしようなんていう人がいるのか。よく知らないが、そういう所作は選挙違反にはならないのかあ。電話番号の出所を聞いたら、町内会の名簿を見て、かけているという。そんなのあるのか、マンションの居住者名簿が流れているのだろうか。なんにせよ、町内会名簿があるとして、それを選挙運動に我が者顔で流用するって?? 電話をかけてきたおばさんに抗議する。責任者はと問うと、立候補者自身の名前を挙げた。