プレイズ“ザ・サウンド・オブ・フィラデルフィア”という副題がつき、フィリー・ソウル曲に望むという出し物。ぼくは未聴だが、10年に同名のアルバムを出している。ギターを弾く本人(2007年9月19日、2009年10月6日)に加え、トロンボーン、テナー・サックス、キーボード2、ベース、ドラムという編成にてパフォーマンスする。多くの奏者たちはリフレインで少しコーラスを取ったりも。2曲では70年代後期にはワーナー・ブラザーズと契約していたAOR系自作派歌手のビル・ラバウンティ(2009年10月6日)がキーボードを弾きながらリード・ヴォーカル(そんなに上手ではない)を取る。彼はカールトンの10年作にも入っていたよう。彼は終盤、自作ヒット曲「ディス・ナイト・ウォント・ラスト・フォーエヴァー」も歌った。
「アイル・ビー・アラウンド」他、10曲ほど演奏されたフィリー・ソウル・ナンバー群には素直に誘われる。過剰な色気や仕掛けを排して、素直に<西海岸><白人>という属性であっさり紐解き直していた、という説明ができるか。カールトンの演奏は、オクターヴ奏法によるテーマ部を演奏する曲がマル。“みんな、フィリー・ソウルが好きだった”……、そう言える出しものであったのかな。
最後に、自身の代表曲「ルーム335」を短めに演奏。78年のメジャー・デビュー作のオープナー(あ、ラバウンティとは同じ時期、ワーナー・ブラザーズのレーベル・メイトであったのか)。ふと大学のころを思い出す。ぼくが入っていたのはどロック系のバンド・サークルだったが、1年先輩のフュージョン大好きギタリストがやっていたので、この曲はよく知っている。改めて聞いて、伸びやかで外にひろがる力を持つワザあり曲だと感心。とともに、そのころが彼の創造性のピークであったのか、てな残酷な事実も思い浮かべてしまった。ギター演奏はカールトンが好きだけど、曲やサウンドはリトナー(2009年9月5日、他)のほうが好き、と件の先輩は言っていたっけ。そんな彼に、ジャイムズ・ブラッド・ウルマーを聞かんかいっ、とは一度も言ったことはなかったなあ。あまりにも趣味が違いすぎて。
<今日の財布>
落として、8日目。午前中に、届いてますと、警察から電話がある。一つ隣の駅で発見されたという。入っていたお札はすべて抜かれているが(どうせなら、硬貨もとってほしかった。そのほうがすっきりするのに)、カードのたぐいは残されていた。でも、どれも新しいものに換える手続きをすませちゃっている。ほえほえ〜。
「アイル・ビー・アラウンド」他、10曲ほど演奏されたフィリー・ソウル・ナンバー群には素直に誘われる。過剰な色気や仕掛けを排して、素直に<西海岸><白人>という属性であっさり紐解き直していた、という説明ができるか。カールトンの演奏は、オクターヴ奏法によるテーマ部を演奏する曲がマル。“みんな、フィリー・ソウルが好きだった”……、そう言える出しものであったのかな。
最後に、自身の代表曲「ルーム335」を短めに演奏。78年のメジャー・デビュー作のオープナー(あ、ラバウンティとは同じ時期、ワーナー・ブラザーズのレーベル・メイトであったのか)。ふと大学のころを思い出す。ぼくが入っていたのはどロック系のバンド・サークルだったが、1年先輩のフュージョン大好きギタリストがやっていたので、この曲はよく知っている。改めて聞いて、伸びやかで外にひろがる力を持つワザあり曲だと感心。とともに、そのころが彼の創造性のピークであったのか、てな残酷な事実も思い浮かべてしまった。ギター演奏はカールトンが好きだけど、曲やサウンドはリトナー(2009年9月5日、他)のほうが好き、と件の先輩は言っていたっけ。そんな彼に、ジャイムズ・ブラッド・ウルマーを聞かんかいっ、とは一度も言ったことはなかったなあ。あまりにも趣味が違いすぎて。
<今日の財布>
落として、8日目。午前中に、届いてますと、警察から電話がある。一つ隣の駅で発見されたという。入っていたお札はすべて抜かれているが(どうせなら、硬貨もとってほしかった。そのほうがすっきりするのに)、カードのたぐいは残されていた。でも、どれも新しいものに換える手続きをすませちゃっている。ほえほえ〜。