元ドクター・フィールグッド、英国パブ・ロックの名物ギタリスト/シンガー(2000年11月20日)の公演は、心意気で当初の予定どおりに行なわれた。昨日につづいて、渋谷・クラブクアトロ。会場入りしたら、あれれ昨日より混んでいるじゃん。ライヴが始まる前に、ドクター・フィールグッドの映画(「オイル・シティ・コンフィデンシャル」。監督はジュリアン・テンプル、4月9日より、渋谷で公開)の編集版を会場横に設けたスクリーンに映していて、そのためもあり後ろのほうに人がたまっていたよう。

 実演が始まると人がステージ前方にオーディエンスがつめたせいもあり、楽には見れないが、まあ過剰にストレスを感じないぐらいの混み方になる。でも、やっぱり混んではいますね。おやじ中心のお客の反応も熱く、ロックの生に飢えている人が少なくないんだなーとも軽く実感。外国人のロック系が一番公演キャンセルになっているかもしれないから。

 トリオでぐいぐい。音もけっこうデカかったナ。イアン・デューリー&ザ・ブロックヘッズをずうっと支えたノーマン・ワット-ロイ(ベース)の勇士もうれしかった。

<今日のサクラ>
 家の近くの桜の名所、目黒川は満開。毎年のように提灯は川沿いに付けられているが、夜の点灯は自粛しているようだ。それはいい。だが、花見はがんがんやるべき。といいいつつ、ぼくの場合、今年は一つに顔を出すだけで、結果大自粛となってしまうが。日曜がいろいろあるので、本日都知事選挙の不在者投票をすませる。ベビーカーを押す母さんと赤ちゃんの図を見ると、本当に胸が痛む。痛すぎる。