ギターのストラップの長さを見れば、芸歴が解る。な〜んて。
赤坂・ブリッツで、兄弟3人によるUKギター・バンドのザ・クリブスを見る。4作目を出したばかりだが、なんとそのアルバムからザ・スミスにいたギタリストのジョニー・マー(2003年3月1日。まだ、モデスト・マウスのメンバーでもあるのだろうか)がメンバーとなり、この来日にもしっかりと一員として同行したのだが、マーのギターの位置だけ下……。それ、目立つ。確かに、昔はギターは低く構えたカッコいいという価値観があったかもしれない。
その新作を聞いて、簡素ながら強い歌心と感覚的なギター音が呼応する好作品だと感心したが、実演では青春ギター歌謡ロック調という感想を持ちたくなる曲が多かった。あれれ彼ら、こんなに子供っぽい曲をやっていたっけ。が、そういう曲に大御所マーは誠心誠意よりそい、コーラス部では一緒に小僧のように声を張り上げる。基本、曲に合わせて、引っかかりのある奔放ギター音を送り、ときにはサイドに回ったり。もう、ばっちり曲も覚え、他メンバーとの意思の疎通も十分。おお、46歳のおやじとまだ20代の青年たちがなんの違和感もなく重なっている様には音楽性とは別文脈でうれしい感興を誘うものがあったな。
ギター奏者とベース奏者が曲によってリード・ヴォーカルを取り合ったり、ベーシストはけっこうギターのコード弾きみたいにベースを弾いていたり(それで、サウンドを厚くし、かつてはギター1本でのバンド表現を成り立たせていたのだろう)、ドラマーはバスドラの上に何度か立ったりとか、いろいろライヴに触れてこその情報を得る。でも、一番感じたのは、ある種のUKギター・ロックの心持ち/流儀の無理のない受け継ぎを目の当たりにしたことか。ショウは80分ぐらいで、アンコールなしでサクっと終了。なのにアンコールを望み、会場に残る熱心なファンは少なくなかったよう。あ、それからPA音はけっこう大きめだった。
その後、会場で会った知人と赤坂でお店を出している業界にいた大先輩&いい人のお店(トレーンといいます。店主、関さん)にとても久しぶりに行き、続いてぼくが大昔にいた会社のナイスガイな同僚が四谷三丁目でこの5月からやっているバー(もともとあったお店を引き継いでいて、ディープといいます。店主は、少し先輩だった佐俣勲)に流れる。で、帰り道に道玄坂を通ったら遅い時間なのに渋滞で、なんかそれが嫌でタクシーを降りちゃってまたもう一軒流れる。最後のほう、あんまし覚えてない。さすが、次の日は残るのこる。肝機能、ボロボロだあ。
赤坂・ブリッツで、兄弟3人によるUKギター・バンドのザ・クリブスを見る。4作目を出したばかりだが、なんとそのアルバムからザ・スミスにいたギタリストのジョニー・マー(2003年3月1日。まだ、モデスト・マウスのメンバーでもあるのだろうか)がメンバーとなり、この来日にもしっかりと一員として同行したのだが、マーのギターの位置だけ下……。それ、目立つ。確かに、昔はギターは低く構えたカッコいいという価値観があったかもしれない。
その新作を聞いて、簡素ながら強い歌心と感覚的なギター音が呼応する好作品だと感心したが、実演では青春ギター歌謡ロック調という感想を持ちたくなる曲が多かった。あれれ彼ら、こんなに子供っぽい曲をやっていたっけ。が、そういう曲に大御所マーは誠心誠意よりそい、コーラス部では一緒に小僧のように声を張り上げる。基本、曲に合わせて、引っかかりのある奔放ギター音を送り、ときにはサイドに回ったり。もう、ばっちり曲も覚え、他メンバーとの意思の疎通も十分。おお、46歳のおやじとまだ20代の青年たちがなんの違和感もなく重なっている様には音楽性とは別文脈でうれしい感興を誘うものがあったな。
ギター奏者とベース奏者が曲によってリード・ヴォーカルを取り合ったり、ベーシストはけっこうギターのコード弾きみたいにベースを弾いていたり(それで、サウンドを厚くし、かつてはギター1本でのバンド表現を成り立たせていたのだろう)、ドラマーはバスドラの上に何度か立ったりとか、いろいろライヴに触れてこその情報を得る。でも、一番感じたのは、ある種のUKギター・ロックの心持ち/流儀の無理のない受け継ぎを目の当たりにしたことか。ショウは80分ぐらいで、アンコールなしでサクっと終了。なのにアンコールを望み、会場に残る熱心なファンは少なくなかったよう。あ、それからPA音はけっこう大きめだった。
その後、会場で会った知人と赤坂でお店を出している業界にいた大先輩&いい人のお店(トレーンといいます。店主、関さん)にとても久しぶりに行き、続いてぼくが大昔にいた会社のナイスガイな同僚が四谷三丁目でこの5月からやっているバー(もともとあったお店を引き継いでいて、ディープといいます。店主は、少し先輩だった佐俣勲)に流れる。で、帰り道に道玄坂を通ったら遅い時間なのに渋滞で、なんかそれが嫌でタクシーを降りちゃってまたもう一軒流れる。最後のほう、あんまし覚えてない。さすが、次の日は残るのこる。肝機能、ボロボロだあ。