カフェ・タクーバ、カバス
2007年11月3日 品川・ステラボウル。九州のNPO組織がいろんな助成を得て開くスペイ
ン語アーティストが出る公演。昼間はスペインのマジョルカ島とアルゼンチ
ンの人たちが出て、夜のほうはコロンビアとメキシコの担い手が登場。直前
にWOMEXに行ってなかったら両方見たろうけど、渡西疲れもあり、夜の
ほうだけを見る。
最初に出て来たのはカバスという、本国ではアイドル人気も得ていそうな
シンガー。同じコロンビアであるせいか、フアネス(2006年11月9日)の行
き方に少し重なる部分はあるかな。77年生まれの彼はキーボードを前に歌う
が、ほとんど弾かずにマイクを持って歌う。一応鍵盤を弾きながら歌った曲
の最後はスティーヴィ・ワンダーの有名曲(曲名失念。70年代初頭の三部作
内の曲)のさわりを挿入。ギタリストはもろにロッカーふう。
その後、メキシコの超ビッグ・グループにして、妙にロック心に触れると
ころを持つ、理屈ではなく感性に訴える変テコ・バンドのカフェ・タクーバ
。まさか、日本で知名度のない彼らが見れるとは。感無量。40歳すぎだろう
メンバーはちょうい変な髪形をしてたりして、これはメキシコのスプリット
・エンズ(70年代に活躍した、ニュージーランド出身のひねくれ玉手箱ポッ
プ・ロック・バンド。メンバーだったティム・フィンは後にクラウデッド・
ハウスを組む。それも悪いバンドでは当然ないが、スプリット・エンズのも
っていた魔法の10分の1もひきつげなかったとぼくは感じる)と、思ったり
も。関係ないけど、10cc/ゴドリー& クリーム好きのぼくはスプリット・エ
ンズが大好きでした。
甘ったれた声が特徴のヴォーカル君だけかなり小柄で、他のメンバーはメ
キやんとしては身長が高いという話を聞いたが、ステージに出てきた5人を
見てなるほど。ドラマーは一応、サポート・メンバーとなるのかな。ドラマ
ー以外が横一線に並び、お茶目にフリをつけたりしたときもあった。なんで
も、彼らは総勢18人でやってきたという。
音だけを取ると、ぶっちゃけちゃらいところも。キーボードは優秀(とい
いつつ、プリセット音も併用するので、少し判断が難しい)でメキシコのガ
ース・ハドソン(ザ・バンド)かと思わせるところも。ただし、ヴォーカリ
ストのルーベン・アルバーランのシンセ・インスト主体のリーダー作(Sizu
Yantra 名義)を聞くと、サウンドの味つけも彼の意向が一番入っているの
かとも思わせられるが。ぼくは彼らのアルバム諸作を聞いて大ファンになっ
ちゃっているので感慨深く見れたが、なんの予備知識もなくこのパフォーマ
ンスに触れたなら駄目印を出すかもと、ふと冷静に思うぼくもいた。でも、
ライヴが見る機会があるなら、ぼくは彼らをまた絶対見る。きっと何度だっ
て。
ン語アーティストが出る公演。昼間はスペインのマジョルカ島とアルゼンチ
ンの人たちが出て、夜のほうはコロンビアとメキシコの担い手が登場。直前
にWOMEXに行ってなかったら両方見たろうけど、渡西疲れもあり、夜の
ほうだけを見る。
最初に出て来たのはカバスという、本国ではアイドル人気も得ていそうな
シンガー。同じコロンビアであるせいか、フアネス(2006年11月9日)の行
き方に少し重なる部分はあるかな。77年生まれの彼はキーボードを前に歌う
が、ほとんど弾かずにマイクを持って歌う。一応鍵盤を弾きながら歌った曲
の最後はスティーヴィ・ワンダーの有名曲(曲名失念。70年代初頭の三部作
内の曲)のさわりを挿入。ギタリストはもろにロッカーふう。
その後、メキシコの超ビッグ・グループにして、妙にロック心に触れると
ころを持つ、理屈ではなく感性に訴える変テコ・バンドのカフェ・タクーバ
。まさか、日本で知名度のない彼らが見れるとは。感無量。40歳すぎだろう
メンバーはちょうい変な髪形をしてたりして、これはメキシコのスプリット
・エンズ(70年代に活躍した、ニュージーランド出身のひねくれ玉手箱ポッ
プ・ロック・バンド。メンバーだったティム・フィンは後にクラウデッド・
ハウスを組む。それも悪いバンドでは当然ないが、スプリット・エンズのも
っていた魔法の10分の1もひきつげなかったとぼくは感じる)と、思ったり
も。関係ないけど、10cc/ゴドリー& クリーム好きのぼくはスプリット・エ
ンズが大好きでした。
甘ったれた声が特徴のヴォーカル君だけかなり小柄で、他のメンバーはメ
キやんとしては身長が高いという話を聞いたが、ステージに出てきた5人を
見てなるほど。ドラマーは一応、サポート・メンバーとなるのかな。ドラマ
ー以外が横一線に並び、お茶目にフリをつけたりしたときもあった。なんで
も、彼らは総勢18人でやってきたという。
音だけを取ると、ぶっちゃけちゃらいところも。キーボードは優秀(とい
いつつ、プリセット音も併用するので、少し判断が難しい)でメキシコのガ
ース・ハドソン(ザ・バンド)かと思わせるところも。ただし、ヴォーカリ
ストのルーベン・アルバーランのシンセ・インスト主体のリーダー作(Sizu
Yantra 名義)を聞くと、サウンドの味つけも彼の意向が一番入っているの
かとも思わせられるが。ぼくは彼らのアルバム諸作を聞いて大ファンになっ
ちゃっているので感慨深く見れたが、なんの予備知識もなくこのパフォーマ
ンスに触れたなら駄目印を出すかもと、ふと冷静に思うぼくもいた。でも、
ライヴが見る機会があるなら、ぼくは彼らをまた絶対見る。きっと何度だっ
て。