バルセロナvs アルメリア
2007年10月28日 セビーリャからバルセロナへ。飛行機で1時間強(だったけかな?)。
だいぶ北だが、セビーリャよりあったかいかも。まず、今回の渡西の主目
的はFCバルセロナの試合をカンプノウ・スタジアムで見ることにあった?
と言いつつ、試合日は確認していたものの試合開始時間もよくチェックせず
に来たワタシではあるが、なぜか見れる自信はあった(早い便に乗るのはイ
ヤで午後一の便をぼくは取る。昼間の試合だったら、アウトだよなあ)。ホ
テルにチェックインし、地下鉄3号線に乗ってスタジアムに来たのは17時少
し前。地下鉄内、およびスタジアムへの道すがらは閑散としていたが、さす
がスタジアム前は人がごったかえし(それも開門していないからだが)、あ
やしい(?)物販の店もいろいろ。
道なりに進んでいったらチケット売り場はすぐに見つかり、問題なく購入
。試合開始は19時。周辺を観光しようかなと思ったが、このままいることに
する。というか、目の前に何かと興味深いエサがあるのに、動く気がするも
のか。その少し先には人がよりたまっていて、セキュリティの人も沢山いて
一部スペースが空いている。ははあ、ここから選手が乗ったバスが入るのだ
ナと了解。そしたら、17時10分ぐらいか、エンジ色にペイントされたバルサの
大型バスが着いて、目の前で曲がり場内に入っていく。人々はヤンヤの喝采
を浴びせる。おお、オレも拳を振り上げシャッターを押し、いっぱしのサポ
ーター気分を味わう。
開門は17時半をまわっていたんじゃないか。とにかく、物珍しげに場内あ
っちこっちを見て回る。おお、これが世界最大級のサッカー・スタジアムか
。席はチケット売り場のお兄さんの勧めを信じてゴール裏に位置する安目の
それを購入。反対側を見てもどうやらバルサのファンが入っているようで、
どうやらカンプノウにはアウェー席というのはないと見たが(少なくても、
アルメリア戦については)。アルメリアのユニフォームを来た人たちは1組
(3人)しか出会わなかった。はて、彼らはどこに座ってたのか。スタジア
ムは正面スタンド側とバック・スタンド&ゴール裏の二つに仕切られている
だけで、上下(大きく5層になったいたか)は自由に移動可能。チェックの
係員もいないのでセカンド・ハーフは大分下のほうに座って見ていた。
18時を回っても、スタジアム内はがらがら。が、試合開始の頃には8割強
の入りになる。驚いたのは、家族づれが多く、女性/子供が沢山来ているこ
と。ただし、しっかりバルサのユニフォームを来ている人はそんなに多くな
く全体の1割ぐらいといった感じか。で、浦和レッズのような一致団結した
怒濤の応援模様はなく、みんなバラバラ。それに、多くの日本人は拍子抜け
するのではないか。各々思い思いに声や手拍子をするという感じで、とても
それはしまりがない。でも、全体主義を嫌うぼくはそれで別にいいじゃんと
感じる。ちょっとしたプレイに沸き上がる歓声はそれなり、ブーイングもそ
れなり。日本では禁止されているはずのエアフォーンを持参し吹く人は少な
くなくて、それはとってもうるさかった。
試合は……そんなにバルサとして、いい出来だったとは到底思えない。逆
になんの知識もなかったアルメリアってそんなに悪くないチームじゃんと思
った。が、前半35分すぎにアーセナルから移籍したアンリがごっつぁんゴー
ル(日本と違い、ヴィジョン〜これが小さい〜でのゴール・シーンのリプレ
イとかはなし。そういえば、試合中もそこにCF映像を流しているときがあ
ったな)。それ、まだチームにフィットしていない彼のホーム初ゴールとか
。で、バルサと言えばやはりロナウジーニョだが、生で俯瞰していると改め
てなるほどォ。とにかく、基本トップ左に位置する彼に渡るとなんかやりそ
うな感じが物凄く遠目にもバリバリ。この日はかなり不調で駄プレイも連発
してたが、一人で持ち込んで決定的なパスを出すかシュートするか、なんか
やってくれるだろうという感じがおおいにある。ただし、ディフェンスはほと
んどせず、味方がボールを持ち込んでも自分には無関係と判断するとつめな
かったりとか、かなりの省エネ志向であるのも再確認。そこらへんは、根っ
からの王様さん=10番ね。
後半の後半、ロナウジーニョに代わりついにメッシが出てきたときは、おお
いに沸く。ぼくも待ってましたと大興奮。で、確かに彼が出てきて、球の回
りがよくなった。そして、PKを得たら、それをメッシが蹴る。アンリとメ
ッシの得点で、2−0。なんか、データーだけだと、とてもいいゲームだっ
たみたいだが、バルサのホーム試合としてはダメ内容ではあった。それはと
もかく、ライカールト監督をちゃんと目で確認できなかったのは残念。オレ
、選手たちより好きかもしんない。ところで、今回スペインに滞在したなか
で一番日本人(と、韓国人)を見かけたような気がしたのはこのスタジアム
。だからか、どこから来たのとは誰からもきかれることもなく。それから、
カンプノウは想像以上にくすんだ建物で、過剰な魅力は感じなかったな。な
んか、建造物としての風情や威厳に欠けるとぼくは感じた。ピッチに降りら
れ、選手のロッカールームなんかも見れる観光ツアーも商売上手なバルサは
組んでいて、翌日に参加するのもアリかとも思ったが、なんか会場に対する
興味が薄れてパス。それよりもぼくにとってはガウディ関連に触れるほうが
重要と判断した。
そして、翌日から二日間、思うまま観光、買い物。セビーリャが音楽ず
っぽりだっただけに、音楽の項目は見事にはぼ除外。本当にいろんな所に行
って、いろんなものを満喫。酒も安いし(酒税が低いんだろうな)、食い物
も肌に合うし、夜も遅くまでにぎわっているし。リセウ駅の周辺〜ラバル地
区は11時すぎになるとディーラーやお姉さんが寄ってくるが、拒否ればそれ
以上はしつこくない。さすがオリンピックをやっただけあってバルセロナは
都会でものすごく観光都市、地下鉄網も発達していて移動もとても楽だ。意
外だったのは、ホームの掲示盤に次の電車の到着まで○分○秒としっかり表
示されるところ。スペイン人はせっかちなのかもしれない。運行本数は多く
、夜に待っても最高で3分代。駅と駅の間はそんなには離れてなく、2駅
ぐらいは歩けてしまう。総じてNYやロンドンの地下鉄より使いやすく、好
印象。
とかなんとか、初めて行ったバルセロナはゲキ印象がよかった。それから
、自動車はフランス車が人気。シトロエンはそれほどではないが、プジョー
やルノーがうようよ。さらには、フォルクスワーゲン資本のスペイン・ブラン
ドのセアトも当然ながら目に付く。ドイツ車はあまり多くなく(イタリア車
はほとんど見ない)、日本車(ニッサンが一番多かったかな)はそれよりは走
っていた。今回、スペイン語が出来ず、困ったことは皆無。すべて、片言の
英語( と、オラとグラシアス、アディオスの三つのスペイン語) で事足りた
。そのため、新たに覚えたスペイン語はゼロ。それに関しては、自分に大バ
ツを。こういうとき、電子辞書持ってて事あるごとに何んだろうと感じたス
ペイン語を引くと、確実に単語を覚えそうだけど……。
だいぶ北だが、セビーリャよりあったかいかも。まず、今回の渡西の主目
的はFCバルセロナの試合をカンプノウ・スタジアムで見ることにあった?
と言いつつ、試合日は確認していたものの試合開始時間もよくチェックせず
に来たワタシではあるが、なぜか見れる自信はあった(早い便に乗るのはイ
ヤで午後一の便をぼくは取る。昼間の試合だったら、アウトだよなあ)。ホ
テルにチェックインし、地下鉄3号線に乗ってスタジアムに来たのは17時少
し前。地下鉄内、およびスタジアムへの道すがらは閑散としていたが、さす
がスタジアム前は人がごったかえし(それも開門していないからだが)、あ
やしい(?)物販の店もいろいろ。
道なりに進んでいったらチケット売り場はすぐに見つかり、問題なく購入
。試合開始は19時。周辺を観光しようかなと思ったが、このままいることに
する。というか、目の前に何かと興味深いエサがあるのに、動く気がするも
のか。その少し先には人がよりたまっていて、セキュリティの人も沢山いて
一部スペースが空いている。ははあ、ここから選手が乗ったバスが入るのだ
ナと了解。そしたら、17時10分ぐらいか、エンジ色にペイントされたバルサの
大型バスが着いて、目の前で曲がり場内に入っていく。人々はヤンヤの喝采
を浴びせる。おお、オレも拳を振り上げシャッターを押し、いっぱしのサポ
ーター気分を味わう。
開門は17時半をまわっていたんじゃないか。とにかく、物珍しげに場内あ
っちこっちを見て回る。おお、これが世界最大級のサッカー・スタジアムか
。席はチケット売り場のお兄さんの勧めを信じてゴール裏に位置する安目の
それを購入。反対側を見てもどうやらバルサのファンが入っているようで、
どうやらカンプノウにはアウェー席というのはないと見たが(少なくても、
アルメリア戦については)。アルメリアのユニフォームを来た人たちは1組
(3人)しか出会わなかった。はて、彼らはどこに座ってたのか。スタジア
ムは正面スタンド側とバック・スタンド&ゴール裏の二つに仕切られている
だけで、上下(大きく5層になったいたか)は自由に移動可能。チェックの
係員もいないのでセカンド・ハーフは大分下のほうに座って見ていた。
18時を回っても、スタジアム内はがらがら。が、試合開始の頃には8割強
の入りになる。驚いたのは、家族づれが多く、女性/子供が沢山来ているこ
と。ただし、しっかりバルサのユニフォームを来ている人はそんなに多くな
く全体の1割ぐらいといった感じか。で、浦和レッズのような一致団結した
怒濤の応援模様はなく、みんなバラバラ。それに、多くの日本人は拍子抜け
するのではないか。各々思い思いに声や手拍子をするという感じで、とても
それはしまりがない。でも、全体主義を嫌うぼくはそれで別にいいじゃんと
感じる。ちょっとしたプレイに沸き上がる歓声はそれなり、ブーイングもそ
れなり。日本では禁止されているはずのエアフォーンを持参し吹く人は少な
くなくて、それはとってもうるさかった。
試合は……そんなにバルサとして、いい出来だったとは到底思えない。逆
になんの知識もなかったアルメリアってそんなに悪くないチームじゃんと思
った。が、前半35分すぎにアーセナルから移籍したアンリがごっつぁんゴー
ル(日本と違い、ヴィジョン〜これが小さい〜でのゴール・シーンのリプレ
イとかはなし。そういえば、試合中もそこにCF映像を流しているときがあ
ったな)。それ、まだチームにフィットしていない彼のホーム初ゴールとか
。で、バルサと言えばやはりロナウジーニョだが、生で俯瞰していると改め
てなるほどォ。とにかく、基本トップ左に位置する彼に渡るとなんかやりそ
うな感じが物凄く遠目にもバリバリ。この日はかなり不調で駄プレイも連発
してたが、一人で持ち込んで決定的なパスを出すかシュートするか、なんか
やってくれるだろうという感じがおおいにある。ただし、ディフェンスはほと
んどせず、味方がボールを持ち込んでも自分には無関係と判断するとつめな
かったりとか、かなりの省エネ志向であるのも再確認。そこらへんは、根っ
からの王様さん=10番ね。
後半の後半、ロナウジーニョに代わりついにメッシが出てきたときは、おお
いに沸く。ぼくも待ってましたと大興奮。で、確かに彼が出てきて、球の回
りがよくなった。そして、PKを得たら、それをメッシが蹴る。アンリとメ
ッシの得点で、2−0。なんか、データーだけだと、とてもいいゲームだっ
たみたいだが、バルサのホーム試合としてはダメ内容ではあった。それはと
もかく、ライカールト監督をちゃんと目で確認できなかったのは残念。オレ
、選手たちより好きかもしんない。ところで、今回スペインに滞在したなか
で一番日本人(と、韓国人)を見かけたような気がしたのはこのスタジアム
。だからか、どこから来たのとは誰からもきかれることもなく。それから、
カンプノウは想像以上にくすんだ建物で、過剰な魅力は感じなかったな。な
んか、建造物としての風情や威厳に欠けるとぼくは感じた。ピッチに降りら
れ、選手のロッカールームなんかも見れる観光ツアーも商売上手なバルサは
組んでいて、翌日に参加するのもアリかとも思ったが、なんか会場に対する
興味が薄れてパス。それよりもぼくにとってはガウディ関連に触れるほうが
重要と判断した。
そして、翌日から二日間、思うまま観光、買い物。セビーリャが音楽ず
っぽりだっただけに、音楽の項目は見事にはぼ除外。本当にいろんな所に行
って、いろんなものを満喫。酒も安いし(酒税が低いんだろうな)、食い物
も肌に合うし、夜も遅くまでにぎわっているし。リセウ駅の周辺〜ラバル地
区は11時すぎになるとディーラーやお姉さんが寄ってくるが、拒否ればそれ
以上はしつこくない。さすがオリンピックをやっただけあってバルセロナは
都会でものすごく観光都市、地下鉄網も発達していて移動もとても楽だ。意
外だったのは、ホームの掲示盤に次の電車の到着まで○分○秒としっかり表
示されるところ。スペイン人はせっかちなのかもしれない。運行本数は多く
、夜に待っても最高で3分代。駅と駅の間はそんなには離れてなく、2駅
ぐらいは歩けてしまう。総じてNYやロンドンの地下鉄より使いやすく、好
印象。
とかなんとか、初めて行ったバルセロナはゲキ印象がよかった。それから
、自動車はフランス車が人気。シトロエンはそれほどではないが、プジョー
やルノーがうようよ。さらには、フォルクスワーゲン資本のスペイン・ブラン
ドのセアトも当然ながら目に付く。ドイツ車はあまり多くなく(イタリア車
はほとんど見ない)、日本車(ニッサンが一番多かったかな)はそれよりは走
っていた。今回、スペイン語が出来ず、困ったことは皆無。すべて、片言の
英語( と、オラとグラシアス、アディオスの三つのスペイン語) で事足りた
。そのため、新たに覚えたスペイン語はゼロ。それに関しては、自分に大バ
ツを。こういうとき、電子辞書持ってて事あるごとに何んだろうと感じたス
ペイン語を引くと、確実に単語を覚えそうだけど……。