フェス“le printemps de bourges” (参)
2016年4月16日 音楽 このフェスティヴァルでも、昨年のパリのテロを受けての危険物チェックはなかなかに厳重。バッグのなかの検査とおさわりボディ・チェックの2つがデフォルト。基本、クローズドされたハコに入る場合はその都度チェックを受けると考えていい。が、フェス期間が後半になってくるとチェックは少し甘くなっていたような。また、客に東洋人はほとんどいないから、セキュリティ係員もぼくの事を覚える人もいて(ぼくは人の顔や名前を覚えるのが苦手で、逆に覚えるまで行かなかったが……)、またお前かという感じで軽いチェックですませる場合もありました。
まず、ルディトリウムというクラシック用途も可能そうな立派なホール(定員480人)で、在仏英国人シンガー・ソングライターのアラ・ニのショウを見る。ソールド・アウト(このフェスは、会場ごとのブロック売りにてチケット販売をしている)でパス保有者の入場をはじいていたが、取材やったばかりで日本でレポートしなきゃいけないとゴリ押しして、中に入り込む。ジャズ流れな弾き方をするギタリストとチェロ奏者を従え、見事に蜃気楼のようなレトロ&ジャジーな世界をぽっかりと、彼女は浮かびあがらせる。途中、客席におりてノー・マイクで歌ったりと、見せ方にも留意していた。
この後、たっぷり夕食タイムを取った後(カロリー高そうな、食事系ガレットをがっつり食す。前菜やデザートは何を食べたっけ?)、まずは6500人収容の大テント(ル・W)で、ラ・ファムを見る。生理的にグラマラスかも。天井からいろんなつり下げ者がヅロアに降りて来て驚く。それから、2400人収容アリーナのル・パレ・ドロンでエレクトロニカのティラシン。マルチ・プレイヤーと言われる彼は装置を扱うだけでなく、サックスも吹く。ル・Wに戻って、UKバンドのブロック・パーティ(2006年11月2日)も見た。わあ、こんなデカい所でやっちゃうの? フツーに、ブロック・パーティだった。
▶過去の、ブロック・パーティ
http://43142.diarynote.jp/200611071308560000/
ル・22(西)のほうに行って、仏白人ラッパーのトークン。ときに、DJと一緒のパフォーマンスはとっても早口。続いてル・22(東)ではアフリカ系ラッパーのMHD。こちらはフランス語で、ときにエスノなスパイスあり。トークンより、こっちのほうが客は燃えている。
ル・パレ・ドロンで、仏エレクトロ・ポップ・ユニットのザ・シューズを見る。デュオという情報であったが、3人でパフォーマンス。まず、彼らの場合、背後に映し出される映像がしっかりと目を引く。また、その後にル・Wで見たウォラタクルは装置を扱うだけでなく、要所要所ではキーボードを弾いて自らのハウス表現を一人で形作る。彼も映像や照明は凝っていて、とても魅せる。
<今日の、仕事>
インタヴューは、この日も2本。▶アラ・ニ:英国人ながら(デイモーン・アルバーン:2003年5月31日らとの交流もあり)、私の個性はフランスのほうが受けると感じ、事実ノー・フォーマ!との契約を得て、1年前からパリに住んでいる褐色の女性シンガー・ソングライター。取材場所に表れた彼女の魅力的なこと。ルックス、佇まい、私服、どれもがキラキラ。あんただったら、何をやろうと応援するゾと思ってしまったではないか。豪バイロン・ベイで会って同様の所感を得た、アヨ(2014年6月21日)の輝きを思い出す。▶ラ・ファム;『Psycho Tropical Berlin』というインディ発の2013年作1枚でスターダムに乗ってしまった、レトロでエレクトロなポップ・ロック・バンド。自らは、“ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・ミーツ・クラフトワーク”と語る。かなりカラフルな格好をオフのときからしているのだな。
ブールジュに移っていらい、ホテルのワイファイが弱くてネットに繋ぎにくく、悲しい。とともに、メールが受信できても送信できないアクシデントに見舞われ、慌てる(帰国間際の、シャルル・ドゴール空港でも同様。だが、帰国後は何もしないのに元に戻る)。なので、Facebookと繋がっている方にはそれで返信する。なるほど、こういうこともあるから、Facebookの繋がりは持っていたほうがいいのか。ブログは書いてもFacebookは書き込んだりしないので、ぼくは友達申請を自分から出すことはない。知人から申請がきたときには、笑顔で応えるものの。うーむ。これは、危機管理として、Facebookの友達充実を考えたほうがいいのだろうか。もしかして、忘れたころに、大量に友達申請を出したりしてなー。
▶過去の、ブラー
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-5.htm
▶過去の、アヨ
http://43142.diarynote.jp/201406231449024018/
まず、ルディトリウムというクラシック用途も可能そうな立派なホール(定員480人)で、在仏英国人シンガー・ソングライターのアラ・ニのショウを見る。ソールド・アウト(このフェスは、会場ごとのブロック売りにてチケット販売をしている)でパス保有者の入場をはじいていたが、取材やったばかりで日本でレポートしなきゃいけないとゴリ押しして、中に入り込む。ジャズ流れな弾き方をするギタリストとチェロ奏者を従え、見事に蜃気楼のようなレトロ&ジャジーな世界をぽっかりと、彼女は浮かびあがらせる。途中、客席におりてノー・マイクで歌ったりと、見せ方にも留意していた。
この後、たっぷり夕食タイムを取った後(カロリー高そうな、食事系ガレットをがっつり食す。前菜やデザートは何を食べたっけ?)、まずは6500人収容の大テント(ル・W)で、ラ・ファムを見る。生理的にグラマラスかも。天井からいろんなつり下げ者がヅロアに降りて来て驚く。それから、2400人収容アリーナのル・パレ・ドロンでエレクトロニカのティラシン。マルチ・プレイヤーと言われる彼は装置を扱うだけでなく、サックスも吹く。ル・Wに戻って、UKバンドのブロック・パーティ(2006年11月2日)も見た。わあ、こんなデカい所でやっちゃうの? フツーに、ブロック・パーティだった。
▶過去の、ブロック・パーティ
http://43142.diarynote.jp/200611071308560000/
ル・22(西)のほうに行って、仏白人ラッパーのトークン。ときに、DJと一緒のパフォーマンスはとっても早口。続いてル・22(東)ではアフリカ系ラッパーのMHD。こちらはフランス語で、ときにエスノなスパイスあり。トークンより、こっちのほうが客は燃えている。
ル・パレ・ドロンで、仏エレクトロ・ポップ・ユニットのザ・シューズを見る。デュオという情報であったが、3人でパフォーマンス。まず、彼らの場合、背後に映し出される映像がしっかりと目を引く。また、その後にル・Wで見たウォラタクルは装置を扱うだけでなく、要所要所ではキーボードを弾いて自らのハウス表現を一人で形作る。彼も映像や照明は凝っていて、とても魅せる。
<今日の、仕事>
インタヴューは、この日も2本。▶アラ・ニ:英国人ながら(デイモーン・アルバーン:2003年5月31日らとの交流もあり)、私の個性はフランスのほうが受けると感じ、事実ノー・フォーマ!との契約を得て、1年前からパリに住んでいる褐色の女性シンガー・ソングライター。取材場所に表れた彼女の魅力的なこと。ルックス、佇まい、私服、どれもがキラキラ。あんただったら、何をやろうと応援するゾと思ってしまったではないか。豪バイロン・ベイで会って同様の所感を得た、アヨ(2014年6月21日)の輝きを思い出す。▶ラ・ファム;『Psycho Tropical Berlin』というインディ発の2013年作1枚でスターダムに乗ってしまった、レトロでエレクトロなポップ・ロック・バンド。自らは、“ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・ミーツ・クラフトワーク”と語る。かなりカラフルな格好をオフのときからしているのだな。
ブールジュに移っていらい、ホテルのワイファイが弱くてネットに繋ぎにくく、悲しい。とともに、メールが受信できても送信できないアクシデントに見舞われ、慌てる(帰国間際の、シャルル・ドゴール空港でも同様。だが、帰国後は何もしないのに元に戻る)。なので、Facebookと繋がっている方にはそれで返信する。なるほど、こういうこともあるから、Facebookの繋がりは持っていたほうがいいのか。ブログは書いてもFacebookは書き込んだりしないので、ぼくは友達申請を自分から出すことはない。知人から申請がきたときには、笑顔で応えるものの。うーむ。これは、危機管理として、Facebookの友達充実を考えたほうがいいのだろうか。もしかして、忘れたころに、大量に友達申請を出したりしてなー。
▶過去の、ブラー
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2003-5.htm
▶過去の、アヨ
http://43142.diarynote.jp/201406231449024018/