アンジー・ストーン

2005年3月22日
 百聞は一見にしかず。なんちって。キーボード2、ギター、ベース、ドラム
スというバンドに、二人のバッキング・シンガー。その二人のシンガーがまず
出てきたときビッグ・ママだなと思ったら、出てきた当人はもっと小さく、丸
っこい。え、かつてディアンジェロの年上女房だった彼女は、こんな体型の人
だったの。

 バンドは良好、昨日のホール&オーツがこのドラマーだったらと少し思う。
思ったほど圧倒的な喉の持ち主ではなかったけれど、統合型の美味しいソウル
表現を展開。途中、音楽監督を務めるギーボードのジョナサン・リッチモンド
が朗々と歌うくだりがあったが、これがもろにダニー・ハサウェイのマナーで
にっこり。南青山・ブルーノート東京、セカンド。充実したソウル・ショウを
お酒片手に気儘に見れるのは、本当に嬉しい。