去年のカンヌ国際映画祭の審査委員長を務めたというエミール・クリストリ
ッツァ監督の新作、新橋のスペースFS汐留での試写会。6時半から。ルースタ
ーの公演にしようか迷ったが、こっちを気分で取る。戦渦時のボスニアの田
舎を舞台とする、数奇な(寓話的であもある)人間模様/ラヴ・ストーリー。
いろんな用件がくさいほど決まった、手が混んだ2時間半を越える映画。軽妙
なところも多々あるのだが、重いっちゃ重い。同監督率いるノー・スモーキン
・オーケストラのいかにも東欧な音楽も大活躍で非常に納得。この初夏よりロ
ードショー公開。