昨年秋に大西順子(1999年10月9日、2007年9月7日、2010年9月30日、2010年12月22日、2011年2月25日、2011年8月6日、2015年9月6日)は新しいドラマーを擁するピアノ・トリオ作『グラマラス・ライフ』とギタリストの馬場孝喜とのデュオを柱とするバラード作(BGMになりえる指針と、本人は説明している)『ヴェリー・スペシャル』を同時にリリースしていて、今回のライヴはその両方面を一緒に聞かせましょうというもの。そしたら、のべ7人によるショウだった。南青山・ブルーノート東京、ファースト・ショウ。
アタマの方は、ベースの井上陽介(2006年1月21日、2008年8月19日、2009年4月1日、2010年12月22日、2012年8月24日)とドラムの高橋信之介のトリオで3曲。何よりマックス・ローチの表現に貢献したことで知られる曲者ピアニストであるハサーン・イヴン・アリの「オールモースト・ライク・ミー」は大西の持ち味との親和性が高くほんとににっこりできる。レビュラー・グリップで叩く高橋はかなりオーソドックス、きっちりジャズの奏者だ(シンバル、かけたものをセッティングしていなかったか)。井上は何度も見ているはずだが、この日の演奏にはいい奏者だなとグっと来た。きっちりとアンサンブルを見据え構成されたフレイズを見事なジャズ感覚とともに繰り出していく様には耳を引かれた。昨年1月に出た彼のリーダー作『GOOD TIME AGAIN』(ポニーキャニオン)をちゃんと聞かなきゃ。
その次に演奏したのは『ヴェリー・スペシャル』収録の狭間美帆がアレンジで関与したヴェルディによるクラシック曲で、トリオにバス・クラリネット奏者の佐藤芳恵 とクラリネットの森卓也が加わり、さら狭間(2014年7月10日、2015年10月15日、2016年10月28日、2017年9月3日、2017年10月27日)も指揮で加わる。しっとりしているけど、生理的には華やかな感じが広がった。
その後の2曲は、大西と馬場のデュオ。うち、1曲はE.W.&F. (2006年1月19日、2012年5月17 日)の「アフター・ザ・ラヴ・ハズ・ゴーン」はレコーディング時に馬場がやらないかと提案した。そして、本編最後はそこにリズム隊がまた加わり、アンコールはさらにクラの二人が入って、和気藹々と演奏。しかし、大西と狭間は本当に仲が良さそうだなあ。トリオによるツアーは各所で持たれ、終わるのは7月であるという。
▶過去の、大西順子
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/octber1999live.htm
http://43142.diarynote.jp/200709131138020000/
http://43142.diarynote.jp/201010030952428017/
http://43142.diarynote.jp/201012241100592422/
http://43142.diarynote.jp/201102261254532443/
http://43142.diarynote.jp/?day=20110806
http://43142.diarynote.jp/201509220833541918/
http://43142.diarynote.jp/201610311054183284/
▶︎過去の、井上陽介
http://43142.diarynote.jp/200601271857530000/ 三好“3吉”巧郎
http://43142.diarynote.jp/200808221745590000/ 塩谷哲
http://43142.diarynote.jp/200904061348147316/ ヒラリー・コール
http://43142.diarynote.jp/201012241100592422/ 大西
http://43142.diarynote.jp/201209181226141636/ 塩谷
▶過去の、狭間美帆
http://43142.diarynote.jp/201407111305232157/
http://43142.diarynote.jp/201510181000334516/
http://43142.diarynote.jp/201610311054183284/
http://43142.diarynote.jp/201709101639096076/
http://43142.diarynote.jp/201711020707155260/
▶過去の、E.W.&.F.
http://43142.diarynote.jp/200601271855390000/
http://43142.diarynote.jp/201205301252113538/
<今日の、案内>
http://43142.diarynote.jp/201604271333586112/ の項で触れているルクセンブルグの国営“スクール・オブ・ロック”的大施設であるロッカルの項で触れているサムさんから連絡あり。彼はエレクトロ音楽の担い手でもあるのだが、彼の R y v a g eプロジェクトのマテリアルが以下から聞けます。映像は、彼が訪日した際に撮った物に手を加えたものだ。
www.ryvage.com
https://open.spotify.com/album/3svLJFCa1TiNvUDQAopZU3?si=GV87gyVpTmKMZ0Sr0uKmCw
https://www.youtube.com/watch?v=_2E_C5QCei0.
アタマの方は、ベースの井上陽介(2006年1月21日、2008年8月19日、2009年4月1日、2010年12月22日、2012年8月24日)とドラムの高橋信之介のトリオで3曲。何よりマックス・ローチの表現に貢献したことで知られる曲者ピアニストであるハサーン・イヴン・アリの「オールモースト・ライク・ミー」は大西の持ち味との親和性が高くほんとににっこりできる。レビュラー・グリップで叩く高橋はかなりオーソドックス、きっちりジャズの奏者だ(シンバル、かけたものをセッティングしていなかったか)。井上は何度も見ているはずだが、この日の演奏にはいい奏者だなとグっと来た。きっちりとアンサンブルを見据え構成されたフレイズを見事なジャズ感覚とともに繰り出していく様には耳を引かれた。昨年1月に出た彼のリーダー作『GOOD TIME AGAIN』(ポニーキャニオン)をちゃんと聞かなきゃ。
その次に演奏したのは『ヴェリー・スペシャル』収録の狭間美帆がアレンジで関与したヴェルディによるクラシック曲で、トリオにバス・クラリネット奏者の佐藤芳恵 とクラリネットの森卓也が加わり、さら狭間(2014年7月10日、2015年10月15日、2016年10月28日、2017年9月3日、2017年10月27日)も指揮で加わる。しっとりしているけど、生理的には華やかな感じが広がった。
その後の2曲は、大西と馬場のデュオ。うち、1曲はE.W.&F. (2006年1月19日、2012年5月17 日)の「アフター・ザ・ラヴ・ハズ・ゴーン」はレコーディング時に馬場がやらないかと提案した。そして、本編最後はそこにリズム隊がまた加わり、アンコールはさらにクラの二人が入って、和気藹々と演奏。しかし、大西と狭間は本当に仲が良さそうだなあ。トリオによるツアーは各所で持たれ、終わるのは7月であるという。
▶過去の、大西順子
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/octber1999live.htm
http://43142.diarynote.jp/200709131138020000/
http://43142.diarynote.jp/201010030952428017/
http://43142.diarynote.jp/201012241100592422/
http://43142.diarynote.jp/201102261254532443/
http://43142.diarynote.jp/?day=20110806
http://43142.diarynote.jp/201509220833541918/
http://43142.diarynote.jp/201610311054183284/
▶︎過去の、井上陽介
http://43142.diarynote.jp/200601271857530000/ 三好“3吉”巧郎
http://43142.diarynote.jp/200808221745590000/ 塩谷哲
http://43142.diarynote.jp/200904061348147316/ ヒラリー・コール
http://43142.diarynote.jp/201012241100592422/ 大西
http://43142.diarynote.jp/201209181226141636/ 塩谷
▶過去の、狭間美帆
http://43142.diarynote.jp/201407111305232157/
http://43142.diarynote.jp/201510181000334516/
http://43142.diarynote.jp/201610311054183284/
http://43142.diarynote.jp/201709101639096076/
http://43142.diarynote.jp/201711020707155260/
▶過去の、E.W.&.F.
http://43142.diarynote.jp/200601271855390000/
http://43142.diarynote.jp/201205301252113538/
<今日の、案内>
http://43142.diarynote.jp/201604271333586112/ の項で触れているルクセンブルグの国営“スクール・オブ・ロック”的大施設であるロッカルの項で触れているサムさんから連絡あり。彼はエレクトロ音楽の担い手でもあるのだが、彼の R y v a g eプロジェクトのマテリアルが以下から聞けます。映像は、彼が訪日した際に撮った物に手を加えたものだ。
www.ryvage.com
https://open.spotify.com/album/3svLJFCa1TiNvUDQAopZU3?si=GV87gyVpTmKMZ0Sr0uKmCw
https://www.youtube.com/watch?v=_2E_C5QCei0.