まず、前座で、タヒチ80の面々がアルバム・プロデュースしている仏人シンガー・ソングライターであるメディ・ザナードの個人プロジェクトであるフグが少しパフォーマンス。キーボードかギターによる、ほんわかポップ曲の弾き語り、1曲だけタヒチ80のリード・シンガーが出てきてギターを弾く。逆に、ザナードはタヒチ80のショウに鍵盤奏者として加わっていた。恵比寿・リキッドルーム。この3月下旬に予定されていた延期公演の仕切り直し、かなり混んでいた。

 少し間を挟んで、フランスの洒脱ポップ・ロックの担い手、タヒチ80のショウがはじまる。何度も日本に来ていて一度ぐらいは見ているはずだが、いつ見たか思い出せない。ともあれ、その実演に触れてすぐに思い浮かんだ感想は、ほぼパーフェクト! 歌にしろ演奏にしろ、曲の水準にしろ、どれもが軽妙にして高レヴェル。わー、すげえ。アルバムで聞けるものよりもより立体的&精気に満ちているな。こんなにも、実力者たちだったなんて。かなり、感心。日経新聞の公演評(7/13、夕刊掲載予定)と重なるといけないので、このぐらいにしておく。


<今日の、疑問>
 日暮れ前はだいたい家にいるが、在宅でも居間の照明を消すなど、節電意識は高めかと思う。ながら、PCだけは例外で、外出しているときでも基本スウィッチを入れっぱなしにしている。それ、マメにON/OFFやっているとPCの寿命が短くなると聞いたことがあるのと、画面を見たかったり、原稿を書きたいときに、すぐにそれが可能なほうが快適だから。が、知人から、PCはスリープ状態になっていてもけっこう電気は喰うはずと指摘され……。本当のところはどうなんだろう?