六本木・ビルボードライブ東京(ファースト・ショウ)。チャー(2002年3月12日、2008年4月20日)を中心に英国人ロック・ドラマーのコープリー、ヘッドハンターズにいたポール・ジャクソン(2002 年3月12日)、キーボードの小島良喜(2000年11月16日、2004年7月27日)という布陣による、ファンキーだったりブルージィだったりする、こなれたセッション。歌入り曲も少なくなく、ジャクソンやチャーが歌う。途中には、英国人ギタリストのミッキー・ムーニーが入ったりも。大人の、野生と笑顔があふれる。同ヴェニューがあるミッドタウンに家から行くとき、青山一丁目から都営大江戸線に乗り換えるのだが最後尾車両の一番後ろに乗ったらびっくり。車掌がいない。車両先頭の運転手だけで、運行される線なのか。へえ〜。

 そして、移動し、恵比寿・リキッドルーム。ロック・バンドあがりで、制作チームやリミックス・チームとしても売れっ子のエレクトロニク・ダンス・デュオのパフォーマンスを途中から。フェス系出演者として複数来ていてそれなりに顧客はついているという感じか。照明は派手だが、映像使いはなし。直接的に機材をオペレートする二人に光を当てないこともあり、見え方は、ブラック・ボックス的。ライヴのときは人間がやってるという事を直裁になんらかの手段のもと伝えるべきだと、ぼくは思うが。四つ打ちビートに、扇情的な音塊が乗せられる。肉声は入らなかったと記憶するが。