アブダル・マリクー
2007年10月5日 フランスで結構な話題を呼んでいる黒人ポエット/ラッパー。日仏学院・
ブラッセリー。DJをしたがえてのシンプルな設定で、自分の言葉を心こめ
て披露する。通訳を交えて、1曲1曲言わんとすることや背景を伝えるが、
ものすごくいい子チャンというか、あまりに理想主義に満ちたものでちょ
い痒い。人でなしラップの内容にも引いちゃうぼくのなのになあ。フロウは
軽量級、が、それ自体はちゃんと質をもつものだろう。さすが話題の人らし
く、小さな会場はフル・ハウスで、客からはあまりに熱い歓声が送られる。
が、アンコール曲の用意はなかったらしく(とはいえ、本編も6曲ぐらしか
やらなかったけど)、アイドル歌手みたいに最後の曲をまたマジメにやる。
うーん、フリーフォームでやっちゃうとか、頭のなかにある自分の詩を即興
でループ音に乗せて披露するとか、そういう根性はなかったか。それ、“箱
庭”のなかの表現という、印象を残すものだった。悪くはないが、疑問も感
じた。ストリート/ユース・カルチャーとしての肉声表現ではなく、アート
/穏健な人向けのラップをやっている、そういう説明もあるかな。
彼は3日に見たウェリー・ビー・ケアフルと並んでこの土日に開かれる朝
霧ジャム(2001年10月13日)に出る。そちらにはバンドで出演するというが
、手触りは変わるだろうか。ともあれ、週明けもそこに出た2アーティスト
を見るし、そんなことなら朝霧に行けばよかったとも思う(今年は、出演者
がオレ好みの人が多かったんだろな)。まあ、土日の用事が入ってしまって
いて、それは不可能だったのだが。出演者はギリギリにならないと判らない
ないのは辛い。環境の良さは知っているし、バカ騒ぎは好きだが、キャンプ
の趣味や寒さに震える趣味はないので、出るアーティストが判らないとなか
なか行く踏ん切りはつかないもんなあ。
ブラッセリー。DJをしたがえてのシンプルな設定で、自分の言葉を心こめ
て披露する。通訳を交えて、1曲1曲言わんとすることや背景を伝えるが、
ものすごくいい子チャンというか、あまりに理想主義に満ちたものでちょ
い痒い。人でなしラップの内容にも引いちゃうぼくのなのになあ。フロウは
軽量級、が、それ自体はちゃんと質をもつものだろう。さすが話題の人らし
く、小さな会場はフル・ハウスで、客からはあまりに熱い歓声が送られる。
が、アンコール曲の用意はなかったらしく(とはいえ、本編も6曲ぐらしか
やらなかったけど)、アイドル歌手みたいに最後の曲をまたマジメにやる。
うーん、フリーフォームでやっちゃうとか、頭のなかにある自分の詩を即興
でループ音に乗せて披露するとか、そういう根性はなかったか。それ、“箱
庭”のなかの表現という、印象を残すものだった。悪くはないが、疑問も感
じた。ストリート/ユース・カルチャーとしての肉声表現ではなく、アート
/穏健な人向けのラップをやっている、そういう説明もあるかな。
彼は3日に見たウェリー・ビー・ケアフルと並んでこの土日に開かれる朝
霧ジャム(2001年10月13日)に出る。そちらにはバンドで出演するというが
、手触りは変わるだろうか。ともあれ、週明けもそこに出た2アーティスト
を見るし、そんなことなら朝霧に行けばよかったとも思う(今年は、出演者
がオレ好みの人が多かったんだろな)。まあ、土日の用事が入ってしまって
いて、それは不可能だったのだが。出演者はギリギリにならないと判らない
ないのは辛い。環境の良さは知っているし、バカ騒ぎは好きだが、キャンプ
の趣味や寒さに震える趣味はないので、出るアーティストが判らないとなか
なか行く踏ん切りはつかないもんなあ。