ザ・フォーマット
2007年2月22日 アリゾナ州フェニックスをベースとする、新進のポップ・ロック・バンド
。エレクトラ、そしてソニーBMGが配給するインディから1枚ずつアルバム
を発表している。後の『ドッグ・プロブレムズ』には、ロジャー・マニング
Jr. やジョーイ(スペイン)&アンナ(ザット・ドッグ)・ワロンカーらも
ゲスト入りしてたりもし(みんなベックの表現に関与してますね)、それな
りに業界的認知度を上げてきているのだと思う。
定時に出てきたお兄ちゃん達は6人。ヴォーカル、ギター/キーボード2
、ギター、ベース、ドラムという布陣。そんなに人数が必要なサウンドかと
も、ふと思う。右側にいたお調子者っぽいギター/キーボード君はヴォーカリ
ストとともに手拍子をお客にうながしたり、音に合わせて妙なフリをつけた
り(レトロとも言えそうなそれ、米国の田舎で純粋培養されたロック感覚か
なと思わせるものがありました)してて、盛り上げ役という感じもあったか
らなあ。でも、そういう無駄はある種の余裕に繋がるものであり、過剰に巧
いとは思わないが過不足のないサウンドを彼らは出していたと思う。それに
、近所の皆が集まって和気あいあいとやっている風情は悪くない。というか
、ぼくは好き。そういうのもまた、バンドの機微だと思う。
そんな気のよさそうな彼らが送り出すのは、かなりまとまった、ポップな
ロック。そんなに露骨に影響元を感じさせず、そんなに臭くもなく、ある程
度若々しいロック感覚を持たせつつ、彼らはそれを送っていたのではないの
か。フリート・ウッドマックの「ドリームス」やスパークスの捩じれたポップ
曲カヴァーもやったが、それらも彼らの影響源であるのかな。
場所は原宿・アストロホール。広くない会場だが相当に混んでいて、そし
てかなり熱烈な反応をお客は帰す。へ〜え。でも、そういう反応にも頷けた
な。
。エレクトラ、そしてソニーBMGが配給するインディから1枚ずつアルバム
を発表している。後の『ドッグ・プロブレムズ』には、ロジャー・マニング
Jr. やジョーイ(スペイン)&アンナ(ザット・ドッグ)・ワロンカーらも
ゲスト入りしてたりもし(みんなベックの表現に関与してますね)、それな
りに業界的認知度を上げてきているのだと思う。
定時に出てきたお兄ちゃん達は6人。ヴォーカル、ギター/キーボード2
、ギター、ベース、ドラムという布陣。そんなに人数が必要なサウンドかと
も、ふと思う。右側にいたお調子者っぽいギター/キーボード君はヴォーカリ
ストとともに手拍子をお客にうながしたり、音に合わせて妙なフリをつけた
り(レトロとも言えそうなそれ、米国の田舎で純粋培養されたロック感覚か
なと思わせるものがありました)してて、盛り上げ役という感じもあったか
らなあ。でも、そういう無駄はある種の余裕に繋がるものであり、過剰に巧
いとは思わないが過不足のないサウンドを彼らは出していたと思う。それに
、近所の皆が集まって和気あいあいとやっている風情は悪くない。というか
、ぼくは好き。そういうのもまた、バンドの機微だと思う。
そんな気のよさそうな彼らが送り出すのは、かなりまとまった、ポップな
ロック。そんなに露骨に影響元を感じさせず、そんなに臭くもなく、ある程
度若々しいロック感覚を持たせつつ、彼らはそれを送っていたのではないの
か。フリート・ウッドマックの「ドリームス」やスパークスの捩じれたポップ
曲カヴァーもやったが、それらも彼らの影響源であるのかな。
場所は原宿・アストロホール。広くない会場だが相当に混んでいて、そし
てかなり熱烈な反応をお客は帰す。へ〜え。でも、そういう反応にも頷けた
な。