パパ・グロウズ・ファンク
2007年2月5日 現在、音楽の街ニューオリンズはレコード屋が1軒しかない。被災後、H
MVが撤退し、タワー・レコードがなくなってしまい、今はフレンチクォー
ター(ハウス・オブ・ブルースのとい面)にあるルイジアナ・ミュージック
・ファクトリーという店だけになってしまったのだとか。話はそれるが、ぼ
くは滞在中に本屋は一軒も見つけることができなかった。そっちのほうはや
はりネット売り商品になってしまっているのか。
ともあれ、そのミュージック・ファクトリーはびっくりできる、素晴らし
い店。いろんな都市のレコード屋にいろいろと行っているが、ぼくのなかで
筆頭に挙げることができるお店。1Fは出身者も含め、ニューオリンズ関連
アーティストが鬼のように並んでいる。ウヒっ。ファッツ・ドミノとかプ
ロファッサー・ロングヘアーとか有名/重要アーティストだとエサ箱3列ぶ
んぐらいあったりして。2Fは中古盤が置かれていて、CDだけじゃなくL
Pやドーナツ盤もならんでいる。書籍やヴィデオも興味深いものがあったし
、欲しいものだらけで、最初に行ったときはマジ気分が悪くなってしまった
。いくら、お金があってもおいつかない。あと、店に流れているヴァイブが
なんとなくいいんだよなあ。落ちつける。ジャズ&ヘリテッジ・フェスのと
きはインストア・ライヴなどもやり、かなり混むようではあるが。
夜も深まり、ヨロラ大学の前を通ってメイプル・リーフへ。ジョン・グロ
ウや山岸潤史ら5人組のパパ・グロウズ・ファンク(2004年3月30日、20
05年7月30日)は外にツアーに出ていない限り、毎週月曜にここに出るとい
う。彼らは先週まではコロラド他のツアーに出ていたそうで、去年はとって
もライヴをやった年であったとか。パパ・グロウズ・ファンクはテーパー録
音を認めるバンドであるが、ツアーのオファーが多いのはジャム・バンド愛
好層の支持を受けていることもプラスに働いているらしい。そんな彼らはツ
アーの積み重ねを反映させたスタジオ録音新作『ミスター・パターソンズ・
ハット』を近くリリースするが、なんと7曲がヴォーカル・ナンバーとなる。
前から山岸はグロウにもっと歌えと言っていたそうだが、そのタイトル・ト
ラックはカトリーナ被災後の気持ちを綴った曲で、言葉に表したい事がハリ
ケーン後に増えたというのもヴォーカル曲が増えた理由らしい。実はグロウ
って、ランディ・ニューマンのような人も大好きなんだよね。
8ドル、タダで入れてもらったけど。ぎっとり。寛ぎ、ぐりぐり。ときに
、洗練を少しまぶして。白人、黒人、東洋人と、メンバー構成もガンボなの
ね。なるほど、グロウが歌う頻度は増えている。途中で、連帯の気持ちを表
するために(?)ザ・ビートルズの「カム・トゥゲザー」のカヴァーも。い
いじゃん。『ヴードゥ・ビートルズ』を作りなよと、進言する。また、終盤
にキーボード、ドラム、ギターなんかが遊びに来ていた人達に変わる。白人
ギターは山岸のトラをやったりする人とか。ニューオリンズのバンド、Nori
Naraoka’ 93D の来日ライヴも最後は大胆にお客さんに演奏に加わらせた(2
006 年8月8日参照) が、なるほど、そういう開かれた態度、音楽をおおら
かにシェアしようというのもニューオリンズ・ウェイなんだろうな。それは
、パレードなんかに接しても感じることだ。
MVが撤退し、タワー・レコードがなくなってしまい、今はフレンチクォー
ター(ハウス・オブ・ブルースのとい面)にあるルイジアナ・ミュージック
・ファクトリーという店だけになってしまったのだとか。話はそれるが、ぼ
くは滞在中に本屋は一軒も見つけることができなかった。そっちのほうはや
はりネット売り商品になってしまっているのか。
ともあれ、そのミュージック・ファクトリーはびっくりできる、素晴らし
い店。いろんな都市のレコード屋にいろいろと行っているが、ぼくのなかで
筆頭に挙げることができるお店。1Fは出身者も含め、ニューオリンズ関連
アーティストが鬼のように並んでいる。ウヒっ。ファッツ・ドミノとかプ
ロファッサー・ロングヘアーとか有名/重要アーティストだとエサ箱3列ぶ
んぐらいあったりして。2Fは中古盤が置かれていて、CDだけじゃなくL
Pやドーナツ盤もならんでいる。書籍やヴィデオも興味深いものがあったし
、欲しいものだらけで、最初に行ったときはマジ気分が悪くなってしまった
。いくら、お金があってもおいつかない。あと、店に流れているヴァイブが
なんとなくいいんだよなあ。落ちつける。ジャズ&ヘリテッジ・フェスのと
きはインストア・ライヴなどもやり、かなり混むようではあるが。
夜も深まり、ヨロラ大学の前を通ってメイプル・リーフへ。ジョン・グロ
ウや山岸潤史ら5人組のパパ・グロウズ・ファンク(2004年3月30日、20
05年7月30日)は外にツアーに出ていない限り、毎週月曜にここに出るとい
う。彼らは先週まではコロラド他のツアーに出ていたそうで、去年はとって
もライヴをやった年であったとか。パパ・グロウズ・ファンクはテーパー録
音を認めるバンドであるが、ツアーのオファーが多いのはジャム・バンド愛
好層の支持を受けていることもプラスに働いているらしい。そんな彼らはツ
アーの積み重ねを反映させたスタジオ録音新作『ミスター・パターソンズ・
ハット』を近くリリースするが、なんと7曲がヴォーカル・ナンバーとなる。
前から山岸はグロウにもっと歌えと言っていたそうだが、そのタイトル・ト
ラックはカトリーナ被災後の気持ちを綴った曲で、言葉に表したい事がハリ
ケーン後に増えたというのもヴォーカル曲が増えた理由らしい。実はグロウ
って、ランディ・ニューマンのような人も大好きなんだよね。
8ドル、タダで入れてもらったけど。ぎっとり。寛ぎ、ぐりぐり。ときに
、洗練を少しまぶして。白人、黒人、東洋人と、メンバー構成もガンボなの
ね。なるほど、グロウが歌う頻度は増えている。途中で、連帯の気持ちを表
するために(?)ザ・ビートルズの「カム・トゥゲザー」のカヴァーも。い
いじゃん。『ヴードゥ・ビートルズ』を作りなよと、進言する。また、終盤
にキーボード、ドラム、ギターなんかが遊びに来ていた人達に変わる。白人
ギターは山岸のトラをやったりする人とか。ニューオリンズのバンド、Nori
Naraoka’ 93D の来日ライヴも最後は大胆にお客さんに演奏に加わらせた(2
006 年8月8日参照) が、なるほど、そういう開かれた態度、音楽をおおら
かにシェアしようというのもニューオリンズ・ウェイなんだろうな。それは
、パレードなんかに接しても感じることだ。