ジュリアン・ルロー
2005年10月19日 最初、バンドのキーボード奏者(ルックスがザ・バッド・プラスのドラマー
に似ている)がピアノ・ソロ。うーむ、これはちと困ったちゃん。キース・ジ
ャレットの『フェイシング・ユー』(71年)あたりの発想からぜんぜん飛び出
ておらず、なにより技術的にも発想的にも秀でたものではなく、底が浅い。40
分ぐらいはやったのかな。
そして、休憩をおいて、フランス人リード奏者のジュリアン・ルローのグル
ープが登場する。ときにサックス音に電気エフェクトを噛ませる本人にプラス
して、さっき単独でやったキーボード(キーボードの場合はけっこうイケてる
。こうも印象が違うものかと、驚く)、電気ギター、ウッド・ベース、ドラム
という布陣。前回の来日公演(2001年11月25日)の編成とは多分に違うことに
頷きつつ、いいナと見る。前回より、電気マイルスとの繋がりやジャズ色を強
くしていた(今回はクラブ色が希薄なものでもあったな)パフォーマンスでは
なかったか。なんにせよ、確かな今的ジャズ的表現の一つ。六本木・スイート
ベイジル139 。
に似ている)がピアノ・ソロ。うーむ、これはちと困ったちゃん。キース・ジ
ャレットの『フェイシング・ユー』(71年)あたりの発想からぜんぜん飛び出
ておらず、なにより技術的にも発想的にも秀でたものではなく、底が浅い。40
分ぐらいはやったのかな。
そして、休憩をおいて、フランス人リード奏者のジュリアン・ルローのグル
ープが登場する。ときにサックス音に電気エフェクトを噛ませる本人にプラス
して、さっき単独でやったキーボード(キーボードの場合はけっこうイケてる
。こうも印象が違うものかと、驚く)、電気ギター、ウッド・ベース、ドラム
という布陣。前回の来日公演(2001年11月25日)の編成とは多分に違うことに
頷きつつ、いいナと見る。前回より、電気マイルスとの繋がりやジャズ色を強
くしていた(今回はクラブ色が希薄なものでもあったな)パフォーマンスでは
なかったか。なんにせよ、確かな今的ジャズ的表現の一つ。六本木・スイート
ベイジル139 。