ウィ・バンジョー・スリー。小野リサ
2017年10月16日 音楽 2年前に来日して大好評を博したアイルランドの清新トラッド4人組、ウィ・バンジョー・スリー(2015年12月5日、2015年12月10日)の再来日公演を渋谷・クラブクアトロで見る。伝統音楽の流儀を背骨に置きつつの、技の確かさや豊かな音楽性や上質のエンターテインメント感覚などが交錯する持ち味は前回見たときと同様。もうちょい、広がり幅があって良かった? ただ、今回は4人の持ち楽器が。バンジョー、マンドリン、ギター、フィドル(少しボウランも叩いた)と、固定されていたこと。もともとバンジョーを弾ける奏者が3人いることから来たグループ名であると推測するが、それは出音の明瞭さに繋がっているか。ともあれ、4つの弦楽器が変幻自在に絡む、ウィットと歓びに満ちた表現であるのは疑いがない。軽やかなヴォーカル群も働きかける力あり。
▶過去の、ウィ・バーンジョー・スリー
http://43142.diarynote.jp/201512091352434769/
http://43142.diarynote.jp/201512151502461490/
その後は、サンパウロ出身の小野リサ(2011年7月10日、2013年8月1日、2013年10月16日。渡辺貞夫は一番最初にブラジルに行ったとき、彼女のお父さんに世話になった)のライヴを見る。南青山・ブルーノート東京。取り上げた曲はトム・ジョビン他のブラジルの諸曲であったはずだが、何より印象に残ったのは、どこにあったとてつもない抑制美のようなもの。おお、とぼくは唸った。その静かな訴求力、そうとうなもんがあった。
東京生まれであるインドネシアの血が入るピアノのフェビアン・レザ・パネ(2005年9月14日、2011年7月10日、2013年10月16日)以外は、ブラジルからやってきた人たちか。ウッド・ベースのジェファーソン・レスコウィッチ、ドラムのラファエル・バラータ、パーカッションのアルマンド・マルサルという面々。マルサルは1990年前後の数年間パット・メセニ(1999年12月15日、2002年9月19日、2010年6月12日、2012年1月25日、2012年3月3、2013年5月21日、2015年9月27日、2016年9月3日)・グループに入っていた奏者ですね。また、途中からはデビッド・シルヴァ(ヴォーカル、ギター)が入り、一緒に歌う。彼が入るとギター2つの音は多いと感じてか(さすが、抑制を標榜する?)、小野はあまりギターを手にしなかった。シルヴァはなかなかに快活な雰囲気を振りまく人で、効果的に変化を加えていた。・
▶︎過去の、小野リサ
http://43142.diarynote.jp/201308091149599475/
http://43142.diarynote.jp/201310170907435066/
▶︎過去の、フェビアン・レザ・パネ
http://43142.diarynote.jp/200509161722260000/
http://43142.diarynote.jp/201107111327576732/
http://43142.diarynote.jp/?day=20131016
http://43142.diarynote.jp/201610100849458472/
▶過去の、パット・メセニー
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/december1999live.htm
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-9.htm
http://43142.diarynote.jp/201006181520054406/
http://43142.diarynote.jp/201201271245417497/
http://43142.diarynote.jp/201203062005542291/
http://43142.diarynote.jp/201305260927026044/
http://43142.diarynote.jp/201510021129591335/
http://43142.diarynote.jp/?day=20160903
<今日の、移動>
会場間の移動は雨も降っているし、タクシーを使う。そしたら、道が空いており、楽勝で開演に間に合う。ここのところ、あまり渋滞に合わないのは偶然かな。しかし、昔はブルーノート東京と行ってもどこですかと言われることもあったけど、いつのまにかそういうことはなくなった。
▶過去の、ウィ・バーンジョー・スリー
http://43142.diarynote.jp/201512091352434769/
http://43142.diarynote.jp/201512151502461490/
その後は、サンパウロ出身の小野リサ(2011年7月10日、2013年8月1日、2013年10月16日。渡辺貞夫は一番最初にブラジルに行ったとき、彼女のお父さんに世話になった)のライヴを見る。南青山・ブルーノート東京。取り上げた曲はトム・ジョビン他のブラジルの諸曲であったはずだが、何より印象に残ったのは、どこにあったとてつもない抑制美のようなもの。おお、とぼくは唸った。その静かな訴求力、そうとうなもんがあった。
東京生まれであるインドネシアの血が入るピアノのフェビアン・レザ・パネ(2005年9月14日、2011年7月10日、2013年10月16日)以外は、ブラジルからやってきた人たちか。ウッド・ベースのジェファーソン・レスコウィッチ、ドラムのラファエル・バラータ、パーカッションのアルマンド・マルサルという面々。マルサルは1990年前後の数年間パット・メセニ(1999年12月15日、2002年9月19日、2010年6月12日、2012年1月25日、2012年3月3、2013年5月21日、2015年9月27日、2016年9月3日)・グループに入っていた奏者ですね。また、途中からはデビッド・シルヴァ(ヴォーカル、ギター)が入り、一緒に歌う。彼が入るとギター2つの音は多いと感じてか(さすが、抑制を標榜する?)、小野はあまりギターを手にしなかった。シルヴァはなかなかに快活な雰囲気を振りまく人で、効果的に変化を加えていた。・
▶︎過去の、小野リサ
http://43142.diarynote.jp/201308091149599475/
http://43142.diarynote.jp/201310170907435066/
▶︎過去の、フェビアン・レザ・パネ
http://43142.diarynote.jp/200509161722260000/
http://43142.diarynote.jp/201107111327576732/
http://43142.diarynote.jp/?day=20131016
http://43142.diarynote.jp/201610100849458472/
▶過去の、パット・メセニー
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/december1999live.htm
http://www.myagent.ne.jp/~newswave/live-2002-9.htm
http://43142.diarynote.jp/201006181520054406/
http://43142.diarynote.jp/201201271245417497/
http://43142.diarynote.jp/201203062005542291/
http://43142.diarynote.jp/201305260927026044/
http://43142.diarynote.jp/201510021129591335/
http://43142.diarynote.jp/?day=20160903
<今日の、移動>
会場間の移動は雨も降っているし、タクシーを使う。そしたら、道が空いており、楽勝で開演に間に合う。ここのところ、あまり渋滞に合わないのは偶然かな。しかし、昔はブルーノート東京と行ってもどこですかと言われることもあったけど、いつのまにかそういうことはなくなった。